映画 akira 考察。 映画『AKIRA』あらすじネタバレと感想解説。アキラの正体と肉塊となった鉄雄を考察!

AKIRA アニメ映画を無料視聴する方法!東京オリンピックが登場!?ネタバレあらすじと感想

映画 akira 考察

CONTENTS• 2019年のネオ東京を舞台に、超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描き、製作期間3年、総製作費10億円という、当時としては破格の歳月や労力を注入。 国内外に多くの影響を与え、「ジャパニメーション」なる言葉を生んだ一因としても知られる本作を、製作から30年以上を経た2020年に、4Kリマスター&5. 1ch音源のリミックス化し、「AKIRA 4Kリマスターセット」として4月23日にブルーレイ発売。 それを受けて、4月3日から全国のIMAXシアターで、4Kリマスター版が劇場公開が実現しました。 映画『AKIRA』のあらすじとネタバレ C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 1988年7月16日、関東で新型爆弾が投下され、第三次世界大戦が勃発。 それから31年後の2019年、東京湾上に築かれた都市「ネオ東京」では、翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつありました。 しかしその一方で、反政府ゲリラと軍(アーミー)との衝突も多発。 そんなある夜、職合訓練校生の「健康優良不良少年」を自称する金田と、仲間の島鉄雄、甲斐、山形らは、ボスのジョーカー率いる暴走族クラウン団とバイクで抗争していました。 しかしその最中、鉄雄が掌に「26」と記された顔がシワだらけの子どもと衝突し、負傷してしまいます。 その子どもは、アーミーと対立するゲリラによって、「アキラ」と呼ばれる軍事機密と間違われ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ去られていたのです。 負傷した鉄雄を介抱しようとした金田たちの前に、突如軍用ヘリが下降し、大佐と呼ばれる軍の実質的な最高指揮官と、マサルという名の同じくシワだらけの子どもが姿を現します。 掌に「27」と記された27号=マサルと、連れ去られていた26号=タカシは、「ナンバーズ」と呼ばれる、先の世界大戦以前のアーミーによる極秘研究プロジェクトにより、超能力を覚醒した実験体だったのです。 アーミーは、タカシと負傷した鉄雄をへリに収容し、飛び去ります。 翌日、警官の取調べを受けた金田がゲリラメンバーの少女ケイと知り合っていた頃、ラボに運び込まれた鉄雄は、タカシと接触したことで超能力が目覚め始めたとし、ドクターによって実験体にされていました。 強力な薬物を投与された鉄雄はラボから脱走し、ガールフレンドであるカオリの元に逃亡。 その後、金田のバイクを盗み、カオリを乗せて市街に繰り出すも、クラウンの襲撃に遭います。 すんでのところで金田に救われるも、それが気に入らずに荒れる鉄雄。 「俺に命令すんなァ!」と凄みつつ、「アキラ」と叫ぶ鉄雄に驚く金田。 そこへ、追ってきたアーミーが現れ、頭を抱えて苦しみ出した鉄雄を再び連れ去ります。 一方、ネオ東京市街ではゲリラとアーミーの抗争が激化の一途をたどり、政治家にして裏ではゲリラの主導者である根津は、「アキラ」の正体を握ることで立場的優位に立とうと画策。 また、新興宗教団体の教祖ミヤコは、ネオ東京の崩壊と「アキラ」の覚醒を予言していました。 鉄雄の行方を心配する金田は、ゲリラによるテロ現場でケイを見かけ、後を追います。 アーミーに追われて捕まる寸前に金田に救われたケイは、金田と共に仲間の竜らが潜むアジトに向かいます。 一方、鉄雄が連れ戻されたラボの奥深く存在するベビールームを訪れた大佐に、タカシとマサルの仲間の25号=キヨコがある予言をします。 「アキラくんが…恐い夢を見たの。 人がいっぱい死んで、街が壊れて…」 狼狽した大佐は、「アキラ」の眠りを確かめるべく、ドクターと共にオリンピック会場建設予定地にある秘密基地に。 「アキラ」は基地の地下深く、デュワー壁に囲まれた絶対零度の世界で眠り続けていました。 「恥も尊厳も忘れ、築き上げてきた文明も科学もかなぐり捨て、自ら開けた恐怖の穴をあわてて塞いだのだ」と吐き捨てるように語る大佐は、数日後に最高幹部の緊急会議を召集。 大佐はキヨコの予言に基づき、「アキラ」が目覚めた際に起こる災厄に対処できる予算を要求するも、「アキラ」への執着を問題視した議長から、査問委員会にかけると言い渡されてしまいます。 一方、金田は鉄雄を救出すべく、ゲリラのメンバーとなってラボに侵入。 その鉄雄は、想像を超えるパワーに覚醒しつつあり、意識の中に現われては消える「アキラ」の存在に苛立ちます。 キヨコらナンバーズによる幻覚攻撃をはね返し、彼らの居場所を突き止めた鉄雄は、居あわせた大佐に「アキラ」の居所を詰問。 そこへ、キヨコの精神感能力で導かれたケイと金田が現れます。 金田から一緒に逃げるよう促されるも、それを拒否した鉄雄は、キヨコから「アキラ」の居所を察知し、ラボの外へと逃亡。 大佐は、アーミーの指揮権をはく奪しようとする最高幹部会の配下に銃を向け、逆に最高幹部会メンバーを拘束するクーデターを起こし、鉄雄の行方を追います。 その鉄雄は、頭痛を抑えるカプセルを奪うべく、溜まり場にしていたバー「春木屋」の店長を殺害し、そこへ居合わせた甲斐と山形にも悪態をつくのでした。 一方、留置場に入れられるも、ナンバーズの力添えによるものと知らずに脱獄できた金田とケイは、甲斐と再会。 山形が鉄雄に殺されたと聞かされて嘆く金田でしたが、鉄雄を止めるために、ケイがナンバーズに連れ去られてしまいます。 C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 「アキラ」に近づいていく鉄雄を攻撃するアーミーですが、全く歯が立ちません。 鉄雄を神格化しはじめたデモ隊が街にあふれる中、大佐のクーデターで失脚した根津は逃亡を図りますが、そこへ作戦失敗を告げに来た竜が。 正気を失った根津は銃で竜を撃って逃げるも、心臓発作で絶命し、竜も息絶えます。 ミヤコを含むネオ東京市民も巻き添えにするほど街を崩壊させた鉄雄は、ついに「アキラ」が眠るオリンピック会場建設地に到着。 キヨコに操られたケイの妨害を振り切り、「アキラ」のカプセルを破壊した鉄雄ですが、出てきたのは幾度の調査研究で体をバラバラにされ、冷凍保存された状態の「アキラ」でした。 そこへピーム銃を持った金田が現れ、鉄雄を仕留めようとするも失敗。 万事休すのところで、大佐の命令によるアーミーの破壊兵器SOLの攻撃で、鉄雄は右腕を失います。 鉄雄がSOLを破壊する間、金田とケイは甲斐のバイクで退避。 そして、テレビのニュースを見て鉄雄がいるオリンピック会場に来たカオリが見たものは、薬で抑えられていた力が解放され、抑制が効かなくなった鉄雄でした。 ついには鉄雄の体は巨大に膨れ上がり、今度こそ決着を付けようと現れた金田、ラボに戻るよう説得する大佐、そしてカオリを呑み込もうとします。 鉄雄の体内に呑み込まれたカオリは死に、大佐はキヨコによって遠く離れた場に飛ばされます。 しかし金田は、一度は自力で脱出するも、助けを求める鉄雄の声を聞いて自ら飛び込みます。 金田だけでも救おうとするタカシの気持ちを汲んだキヨコとマサルは、3人で「アキラ」の人体カプセルに念を送ります。 カプセルが割れ、甦った28号=アキラが放った光が、ネオ東京全体を包んでいきます。 光の中で鉄雄の記憶をたどっていきながら、人々の間にもアキラの力の目覚めが始まっていることをナンバーズから告げられた金田は、ケイの呼び声で目覚めます。 ナンバーズとアキラによって、鉄雄が別世界へ連れていかれたと知り、悲しむ金田。 ですが、都市の大半が海に浸かり、一面が瓦礫となったネオ東京の市街地に向かって、生き延びたケイや甲斐と共にバイクを走らせます。 映画『AKIRA』の感想と評価 C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 4Kリマスター版IMAX上映 作品の時代設定である2019年の1年後にあたる今年2020年に、4Kリマスター&5. 1ch音源にリミックス化され、新たによみがえった本作『AKIRA』。 ここでは、ブルーレイ発売に合わせて、IMAXシアターで公開された4Kリマスター版の感想を述べたいと思います。 まず映像に関しては、本作は金田らキャラクターたちはもちろん、ネオ東京都にそびえ立つ高層ビルに、それらが破壊されて瓦礫となって崩れ落ちるといった作画の描き込みの凄さは、1988年の初公開時点で高く評価されていました。 それが情報量の多い4Kによって輝度がアップしただけでなく、セル画の彩色の違いも明確に。 そうした映像を、IMAXという巨大スクリーンがより鮮明に映し出しています。 C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 またIMAXといえば、立体音響も大きな特徴の一つ。 本作では、金田たちが乗るバイク音に鉄雄が建物を破壊する音、ヘリや戦車の起動音といった効果音が、シアター全体に響き渡ります。 芸能山城組の民族楽器ジェゴクやガムランで奏でる音楽も、臨場感がアップ。 序盤での金田たちが夜のネオ東京を疾走する際に流れる「Kaneda」、「Battle Against The Clowns」を聴いても、既存バージョンとは変わっていると分かるのではないでしょうか。 映像面だけでなく、音響面でも厚みが増していると実感できるIMAX上映。 ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大で、上映開始の4月3日以降は気軽に劇場に足を運べない状況というのが、実に悔やまれます。 願わくば、ウィルス拡大が完全に終息した後に、改めてIMAX上映する機会を設けてほしいものです。 アキラの正体は何か C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 本作は、一度観ただけでは、あらすじや内容を把握することが困難な作品です。 むしろ、その複雑さが多くのフォロワーを生んだ一因とも言えるのですが、なかでも本作のキーパーソンとなるアキラについては、映画を観ただけでは掴みにくいかもしれません。 「触れてはならないもの」、「神」、「大覚様」、「救世主」、「宇宙」…劇中でアキラを指す呼称はさまざまですが、そのどれもが的確な表現なのでしょう。 何にでもなり得るアキラは、ある意味「無垢」。 しかし、そんなアキラを生んでしまったのが他ならぬ人間。 人間が求めるものを集約した存在ともいえるアキラは、無垢すぎるがゆえに扱いを誤ってはいけない存在だったのです。 肉塊となった鉄雄が示すもの 超能力が覚醒し、破壊の限りを尽くす鉄雄でしたが、次第にその力を薬で抑制することができなくなり、体が巨大に膨れ上がってしまいます。 肉塊となった鉄雄は、人間の欲が膨れ上がってしまった姿にも見えます。 一方でその肉塊は、生まれたての胎児のようでもあります。 この世に生を受けた胎児ほど無垢な存在はありませんが、本作での無垢な存在はもう一人、アキラがいます。 ただ、劇中のラストでキヨコが、「私たちのような力は人間誰もが持っている」といったことを金田に告げます。 登場人物たち、特にナンバーズの言葉は抽象的なものが多いため、いかようにも解釈できますが、いずれは全人類もナンバーズのように覚醒する時が来る、といったことを示唆していると思われます。 能力を上手く使わないと、アキラや鉄雄のように暴走する恐れがある。 金田と鉄雄の関係性 C 1988マッシュルーム/アキラ製作委員 超能力バトルを主軸としたSFドラマでありながら、ベースには若者の成長を描いている本作。 それを象徴するキャラクターが、金田と鉄雄です。 同じ孤児の施設で育つも、明朗快活な金田に対し、絶えず劣等感に苛まれる鉄雄と、その性格は真逆。 毒づきながらも、金田は常に鉄雄を気にかけますが、ずっと庇護される立場にある鉄雄はそれが気に入りません。 そんな中、超能力が覚醒した鉄雄は、その力を金田よりも上に立つための道具として使おうとします。 鉄雄に逆らわれて怒る金田ですが、その後、暴走していく彼を制止しようとするナンバーズに、こう言い放ちます。 そしてクライマックス、体が変化する恐怖に駆られた鉄雄が、思わず助けを求めたのは金田でした。 自らの手で息の根を止めようとしていたにもかかわらず、金田はその声を聞いて、思わず助けに飛び込みます。 鉄雄がアーミーに2度連れ去られた時も、鉄雄がアキラの力によって別世界に取り込まれようとした時も、救出しようとしたのは金田でした。 秩序が乱れていたネオ東京を破壊して、鉄雄は去っていきます。 しかし、破壊してしまったものは再生することも可能。 秩序あるネオ東京を再建するかのように、金田は市街へとバイクを走らせます。 2人は兄弟でもあり親子でもあり、破壊と再生の象徴でもあるです。 まとめ 参考:『ORBITAL ERA』1stティーザー予告 2019年7月に、原作者の大友克洋から、新作劇場SFアニメ『ORBITAL ERA』の製作、大友作品の全集の発売と並び、『AKIRA』の新アニメプロジェクトが進行中との発表がありました。 詳細は2020年4月時点では明らかとなっていませんが、原作に完全に沿った内容になるのでは、という予想がされています。 原作では、暴走族クラウンのボスのジョーカーや新興宗教団体教祖のミヤコが、映画版よりも重要な役どころだったり、映画版では登場しないキャラクターも多数存在します。 そして何よりも、アキラの存在が映画版とは大きく異なっていることなどからも、原作の完全映像化を望む声は根強くあります。 でもひょっとしたら、予想に反し原作とは全く異なる『AKIRA』が待っているかもしれません。 いずれにしろ、アニメーションの制作技術が1988年より格段に飛躍していることを踏まえた上で、新たな『AKIRA』ワールドが見られる喜びを噛みしめたいと思います。 映画『AKIRA』4Kリマスター版は、2020年4月3日(金)より全国のIMAXシアターで限定公開、 ブルーレイソフト「AKIRA 4Kリマスターセット」は4月24日(金)に発売。

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『アキラ』の海外の反応は?!日本のアニメを世界に知らしめた作品!!

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バトルの最中、鉄雄がバイクを走らせていると、老人のようにシワだらけの少年・タカシと接触し、重傷を負ってしまいます。 一方で、バイクと接触したと思われるタカシは無傷。 タカシは、軍が世界大戦前から極秘で進めていた研究により「超能力」が開花した子ども ナンバーズ でした。 研究所で育ったタカシは外の世界に憧れ、研究所から脱走。 金田が鉄雄の元へ駆けつけたそのとき、謎のヘリコプターがやってきます。 ヘリコプターの中から、軍の最高指揮官・敷島大佐と、タカシと同じ「ナンバーズ」の少年・マサルが下りてきて、タカシと、重傷を負った鉄雄を連れ去ってしまうのでした。 一方、金田は反政府組織を取り締まる軍に連行され、取り調べを受けることに。 自分を追う軍を振り切り、鉄雄は東京オリンピック会場の開設予定地に到着。 ナンバーズのキヨコが、ケイの体を操って鉄雄を食い止めようとしますが、鉄雄の強大な力でねじ伏せられてしまいます。 アキラが眠っているとみられるカプセルを破壊する鉄雄。 しかし、中に入っていたのは冷凍保存されていたアキラの臓器でした。 アキラは実験体として体を解体されていたのです。 そのとき、レーザー砲を持った金田が鉄雄の前に。 鉄雄は「俺は昔からお前が嫌いだった」と、これまで自信が抱えていたコンプレックスを吐き出し、金田に襲いかかります。 運動神経のよい金田は鉄雄の攻撃をかわし、金田を追い詰めますが、レーザー砲のバッテリーが切れ、ピンチに陥ります。

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AKIRA 映画の最後のシーンの謎と隠されたメッセージ【あらすじ・考察・解説】

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声優&キャラクター紹介 (引用:) 金田… 岩田光央 暴走族のリーダーの高校生。 度胸とリーダーシップがあり、周囲から慕われている。 同じ孤児院で育った鉄雄を兄弟のように思っている。 (引用:) 鉄雄… 佐々木望 金田と幼馴染の同級生で暴走族の一員。 子どもの頃は気が弱くいじめられっ子で、何かあるといつも金田が助けてくれた。 金田に憧れる一方で、いつも兄貴面の金田を疎ましく思っている。 自分に劣等感を感じており、その原因は金田や暴走族仲間たちにあると思っている。 タカシと接触事故を起こしたことで超能力に目覚める。 (引用:) ケイ… 小山茉美 政府反対派組織のゲリラに属する若い女性。 映画では語られないが、原作によると年齢は17歳。 リーダーの竜を慕っている。 (引用:) アキラ(28号)…セリフ無し マサルやタカシのように軍に管理されているナンバーズの1人。 大佐やドクターの会話から、その力が他の能力者たちの中でも特に強い力を持っていたことがわかる。 (引用:) タカシ(26号)… 中村龍彦 ナンバーズの1人で、鉄雄の超能力のきっかけとなった男の子。 念力やテレパシーを使う。 研究所から脱走して鉄雄と事故を起こし、その後マサルに説得されて研究所に戻った。 (引用:) キヨコ(25号)… 伊藤福恵 ナンバーズの1人。 未来予知、他人の意識の乗っ取り、テレパシーが主な能力。 体が悪いのか、基本はベッドに寝たきり。 (引用:) マサル(27号)… 神藤一弘 ナンバーズの1人。 念力や透視能力、テレパシーの能力を持つ。 足が悪いのか、カプセル式の車いすに座り念力で動かして移動する。 論理的で冷静な性格で、いつもスーツを身に着けている。 (引用:) 竜作… 玄田哲章 ケイが所属するゲリラグループのリーダー。 アキラによる日本革命を信じ、根津の指示で動いている。 (引用:) 敷島大佐… 石田太郎 ナンバーズ研究・管理の総責任者で軍の幹部の1人。 ナンバーズの超能力を国のために役立てようと考えているが、鉄雄の力はあまりにも大きいため危険視している。 ナンバーズを日々見守っているため、彼らに情が湧いている。 (引用:) ドクター… 鈴木瑞穂 ドクターは軍の研究員で、ナンバーズの研究・管理チームのリーダー。 鉄雄の脳波のパターンがアキラに似ていたため研究意欲を刺激される。 (引用:) 根津… 大竹宏 野党党首の政治家。 裏でゲリラグループ竜らの糸を引き、アキラの力を私的利用しようと企んでいる。 心臓を患っておりいつも顔色が悪い。 (引用:) カオリ… 淵崎有里子 金田たちと同じ高校に通う、鉄雄の彼女のような存在。 ・その他のキャスト 春木屋の店長… 秋元羊介 甲斐(金田の友人、小柄)… 草尾毅 山形(金田の友人、大柄)… 大倉正章 渡辺(金田の友人)… 荒川太郎 桑田(金田の友人)… 岸野幸正 竹山(金田の友人)… 平野正人 ミヤコ(教祖様)… 北村弘一 検査官… 池水通洋 ほか 結末までのあらすじ 1988年に第三次世界大戦が勃発し、東京は核攻撃で大きな打撃を受けた。 戦後の2019年。 季節は夏。 ネオ東京で暮らす職業訓練生の 金田は、その日の夜も暴走族同士のバトルを繰り広げていた。 戦いの最中、金田の幼馴染の 鉄雄がナンバーズの1人であるタカシと接触事故を起こして大けがを負った。 心配した金田たちが駆けつけると同時に、武装した軍隊(アーミー)が現れてタカシと鉄雄を連れ去り、金田たちは警察署送りになった。 金田は厳重注意だけで済み、署から出る際、署内にいた ケイに一目ぼれする。 ケイを仲間だと嘘をついてケイの取り調べ前に警察署から助け出した。 その後 金田はケイをナンパするが、ケイはお礼だけ言うとそっけなく立ち去ってしまった。 (ケイをナンパする金田 引用:) その間、研究所(ラボ)で研究された鉄雄はタカシとの接触の影響で 超能力を得た。 鉄雄本人はそのことにまだ気づいていないが、 大佐や ドクターたちはその力の大きさに興奮した。 数日後。 ラボでの検査が苦痛で研究所から脱走した鉄雄は、突然学校に現れて金田の自慢の赤いバイクを奪うとすぐに カオリを後ろにのせて逃げようとした。 だが敵グループに襲われたり金田に追いつかれたりで失敗。 直後に鉄雄は激しい頭痛に苦しみ始め、またもや駆けつけたアーミーの男たちに連れ去られてしまった。 金田は、また鉄雄を守れなかった自分に怒りを覚えた。 数日後。 街中で偶然ケイを見かけた金田は、ケイが警察に追われているところを助けた。 その後も金田はケイに付きまとい、ケイの所属するゲリラグループが鉄雄のことを話しているのを耳にして、リーダーの 竜作に 「鉄雄は俺の仲間だ!助けたいから一緒に連れて行ってほしい」と頼み込んだ。 ゲリラグループは『ラボに侵入して鉄雄の情報を入手しろ』と野党党首の 根津から指令を受けており、ケイの発言から金田を信じて仲間に入れることにした。 金田はケイたちと一緒にラボに忍び込み、ナンバーズの1人である キヨコの声に導かれて鉄雄の元へ到着する。 ここまでの間に金田とケイは竜とはぐれ、他のメンバーは全員死亡した。 自分の超能力に気付いた鉄雄は溢れる力に酔いしれていた。 かつては内向的で仲間達にも言われるがままだった鉄雄は、今までため込んでいた感情、ストレスが一気に爆発し、暴走していた。 鉄雄は助けに来た金田を上から目線でバカにした後、時折頭の中に響く アキラという人物が実在することを知り、アキラがいるというオリンピック会場の地下施設に飛んで行ってしまう。 ドクターと大佐はその力の大きさに驚き、慌てて鉄雄を追った。 金田とケイは侵入者としてラボ内に監禁された。 大佐は鉄雄が脱走して街が被害を受けたことの責任を負わされて大佐の身分をはく奪されかけるが、 軍の部下たちを焚きつけてクーデターを起こし、国の最高幹部全員に拘束命令を出した。 大佐のクーデターを知った根津は逃亡を図ろうとしたが、患っていた心臓が発作を起こして死亡。 このとき、根津の元にミッション失敗の報告に来た竜は根津に撃たれて死亡した。 (根津は竜が大佐側に寝返ったと勘違いして撃った) 監禁されていた金田とケイは、キヨコの助けで解放されて外に出た。 その直後、金田は暴走族仲間の 甲斐と再会し、 春木屋の店主と 山形が鉄雄に惨殺されたことを知り、 鉄雄を始末する決意をする。 その間、 ケイはナンバーズに拉致されて姿を消してしまう。 キヨコは「ケイは鉄雄を止めるために協力してもらう」と金田に言い残した。 金田は鉄雄とケイを追うためにオリンピック会場へとバイクを走らせた。 その頃、鉄雄は感情のままに街を破壊し、多くの警官や一般人を殺してオリンピック会場に着いた。 そこでナンバーズが操るケイと戦うが、ナンバーズ3人の力を合わせても鉄雄は倒せず「 無理して力を使うと大変なことになる」という彼らの忠告も鉄雄は聞かなかった。 鉄雄は地下施設もめちゃくちゃにして『AKIRA』と刻印されたカプセルを見つけ出し、 アキラがもうこの世にいないことを知った。 アキラの身体は研究しつくされたが超能力を生み出すエネルギーの仕組みは解明されず、研究者たちは未来の科学にそれを託すことにしたのだ。 カプセルの中に収められていたのは、パーツごとに分けて冷凍保存されたアキラの内臓や脳細胞だった。 鉄雄がガッカリしていたところに金田が到着。 金田は警官から拝借したレーザー銃で鉄雄に立ち向かった。 金田の勝ち目は無いように思われたが、2人の戦いに乗じて大佐が衛星型のレーザー兵器「SOL」で鉄雄を攻撃、鉄雄は右腕を失った。 だがレーザー兵器も2発目は効かず、鉄雄は宇宙に飛びSOLを破壊した。 レーザー銃のバッテリーが切れた金田は、駆けつけた甲斐とケイと共に一時撤退した。 鉄雄はSOLを破壊した後、その辺に散らばっていた地下施設の部品で義手を形成、右腕にはめた。 再び頭痛に苦しむ鉄雄の元に、テレビで鉄雄の居場所を知った カオリと、鉄雄説得のために 大佐が1人でやって来た。 大佐は「頭痛は超能力の力が増しているのに体がついていけずに起こることで、このままでは命に関わるからラボに戻ろう」と説得したが、 鉄雄は「薬だけ持ってこい」と拒否するばかり。 そうこうしているうちに鉄雄の力が暴走を始め、鉄雄は人間の身体を保てなくなってきた。 少し遅れて金田が到着すると、鉄雄は「金田、助けてくれ!」と叫ぶと同時に巨大な 生きた肉塊に変わった。 (肉塊になってしまった鉄男を見つめる金田 引用:) 金田とカオリは膨れ上がる鉄雄の肉塊に飲み込まれ、カオリは中で圧死した。 鉄雄は「力がコントロールできない、カオリが死んでしまった、カオリの痛みが伝わって来る…」と金田の意識に直接苦痛を訴えた。 仲間が殺されたとはいえ、鉄雄は金田にとって弟のような存在だった。 金田は鉄雄が可哀そうになり、いつものように助けてあげなくてはと感じた。 鉄雄がどんどん周囲の物を巻き込んで巨大になっていくのを背に、ナンバーズはアキラの身体の一部に向かって祈っていた。 すると、アキラ(の魂)がナンバーズの前に現れ、 アキラは鉄雄を飲み込むためにブラックホールに姿を変えた。 大佐はキヨコによって安全な場所に移動されて生き延び、ドクターは逃げるのも忘れて車内で鉄雄を観察し続け、騒動に巻き込まれて圧死した。 金田はなんとか肉塊から出ると、 ブラックホールに吸い込まれていった鉄雄を助けるために、自身もその中に飛び込んだ。 それを見たタカシはマサル、キヨコが止めるのも聞かず、金田を助けるためにブラックホールに飛び込んだ。 タカシの行動を見たマサル、キヨコは「 3人で力を合わせれば、あの人だけでも助けられるかも」とうなずき、ブラックホールに飛び込んだ。 鉄雄、タカシ、キヨコ、マサルはブラックホールに飲み込まれてアキラに連れていかれ、金田だけがナンバーズとケイの声に助けられて生還した。 ブラックホールが消える直前、金田はアキラやナンバーズの子どもたちが研究されている様子や、鉄雄の記憶を垣間見た。 そしてナンバーズの「もう始まっている、あなたも、あなたの友達も」「いつかは、私たちにも」と囁く声と、鉄雄の声もそこにあるのを聞いた。 ブラックホールが消えた後、以前そこにあったものは何も残っておらず、金田と金田が立っていたガレキだけが残った。 ケイ、甲斐は金田の無事を喜び、金田は鉄雄が消えたことを静かに受け入れるしかなかった。 3人はバイクで颯爽と、鉄雄が破壊しつくしてガレキの山になったネオ東京へと帰っていく。 舞台は第三次世界大戦後の東京湾に作られた人口島のネオ東京。 主人公の青年 金田の幼馴染で弟分の 鉄雄が 超能力を持つ子どもとの接触をきっかけに超能力に目覚め、軍の研究機関に連れ去られてしまう。 鉄雄は他にもいる能力者の子どもたちとは比べものにならないほど絶大な力を手に入れた。 今までは不満をため込むタイプの臆病者だった鉄雄の性格は豹変し、研究機関から脱出、力を誇示して街を破壊、多くの人を殺したりと好き勝手に行動し始めた。 金田は軍から鉄雄を助けだそうと動いていたが、鉄雄は金田を邪険に扱い、ついに仲間の同級生を惨殺したことで、金田は自身の手で鉄雄を始末することを決意する。 鉄雄は自分と同様に強い超能力を持つ アキラという人物を探してとある地下施設にたどり着くも、アキラがもうこの世にいないことを知る。 鉄雄は周囲からの忠告を聞かずにコントロールが不十分なまま力を使い続け、やがて力に飲み込まれていき、金田に助けを求めながら巨大な生きた肉塊と化した。 そこに、事態を見かねたアキラの魂が現れて巨大なブラックホールを作り出し、鉄雄もろとも周囲一帯を巻き込んで別の世界に消えていった。 鉄雄が旅立ったことを肌で感じた金田は、生き残った仲間たちと共に鉄雄の分も強く生きていく決意をしてネオ東京に帰っていった。 解説、考察や感想など 老人のような子どもたちの正体は? (引用:) 本作の重要な登場人物に、 青白く老け顔の子どもたちが何人か登場します。 映画では彼らのことは軍関係者の会話から推測するしかないのですが、原作を見ていない初見だと不明点が多いと思うので、彼らのことを少し説明します。 彼らは軍に研究・管理されている超能力を持つ人間です。 彼らが老け顔の理由は映画では語られませんが、原作では 力をコントロールさせるために新薬を投与されて体の成長が止まり、老化だけが進んでいる姿だとされています。 軍内部で彼らは番号で呼ばれており、総称して ナンバーズと呼ばれています。 冒頭でタカシが外にいたのはなぜ? 冒頭で、タカシは男性に連れられて街の中を走り、アーミーの男たちから逃げようとしています。 タカシは登場するナンバーズの中で一番健康体で、そして外の世界へのあこがれが強いです。 タカシを連れていた男は、ケイのゲリラグループの一員だったことが竜の発言から明らかになります。 タカシは純粋に外に出てみたかったために男と一緒にラボから逃げようとしましたが、男は死に、鉄雄と事故を起こし、 仲間のマサルに説得されてしょんぼりして研究所へ戻っていきます。 超能力を得て怖いものなしになった鉄雄が金田を呼び捨てにし、金田が切れて放った言葉です。 これは劇場版オリジナルのセリフで、漫画には登場しません。 最後のナンバーズの言葉の意味は? (引用:) 金田がブラックホールから出る際、マサルとキヨコが「 もう始まっている」「 いつかは、私たちにも」と言い残して消滅します。 この言葉の意味は抽象的で難しいですが、 ナンバーズと接触した金田とケイにも近い未来に超能力が目覚めることを示唆していると思われます。 さらにキヨコが「私たちのような能力は人間誰もが持っている」と言っていたことから、いずれは人類全員が超能力に目覚める時が来るという意味だと思われます。 物語の中盤でケイが超能力を持つ人間を微生物に例えて「例えばアメーバやミジンコが人間と同じ力を持っても、彼らは微生物だからただ周りのエサを食い散らかすだけだ」と語っています。 つまり、今現在の人類がアキラや鉄雄のような力を持っても、人類の未来のために使おうとせず、ただ街を破壊し、むやみに殺すだけで力のコントロールもできず、鉄雄のように力に飲み込まれてしまうだけだということです。 ネオ東京の街並みも、パッと見は高層ビルが立ち並ぶ立派な都市ですが、よく見るとそこらじゅうゴミだらけで、時たま鉄雄などがゴミをポイ捨てする描写や、 春木屋の汚い店内とそこで売られているドラッグ、店内や街中などの人前でも平気で男女が体をまさぐり合うような、人々のモラルの低さが伺えます。 根津は「ネオ東京は 熟しきった果実みたいなものだ。 中に新しい種を宿している。 後は風が果実を地に落とすのを待つだけだ」と発言しています。 つまり、現在のすさんだネオ東京が生まれ変わるには風が必要で、その風と言うのがアキラや鉄雄のようなとてつもない力だということ。 実際には風=鉄雄の破壊行為やアキラのブラックホールだったのでしょう。 破壊と再生は表裏一体です。 崩壊したネオ東京の街に笑顔で戻っていく金田、ケイ、甲斐などの若者がネオ東京の新しい種となり、街を再生していくのです。 ナンバーズは金田が危険を顧みず鉄雄を助けようとしたのを見て、人類は確実に進化していて、人類が能力を未来のために使えるような未来が必ずくると感じました。 そういう意味の「もう始まっている」「いつかは、私たちにも」だと思います。 原作と劇場アニメの違い アニメ版と原作漫画のざっくりの流れは一緒ですが、アニメ版の方がより凝縮され、細かいストーリーは省かれています。 例えば、アキラは本作ではバラバラにされて冷凍保存されていましたが、原作では解体されることなく、人間の姿のまま冷凍されています。 また、冒頭の1988年東京爆発のシーンも、本作では描写のみで詳細には触れられていませんが、原作ではアキラが起こした爆破ということになっています。 本作ではアキラは鉄雄を飲み込むためにブラックホール化しますが、原作では鉄雄がタカシを殺し、それを見て怒ったアキラが能力を解放し、ブラックホールを生み出します。 また、本作でモブキャラ的に登場する教祖様の ミヤコは、漫画では元ナンバーズという不思議な過去を持ち、軍と敵対関係にあるメインキャラクターです。 同様に、冒頭で金田たちと争っている、顔にピエロのペイントをした暴走族の ジョーカーも、原作では金田と協力して鉄雄を倒そうとするメインキャラです。 (手放しでバイクを操るジョーカー 引用:) また、原作ではアメリカ軍も登場していたり、映画よりも壮大なスケールで描かれています。 全然深いこと書けなくて申し訳ないんですが、マントを羽織って宇宙に飛ぶ鉄雄はサイヤ人に、右腕を義手にした鉄雄はターミネーターに見えましたw 音楽も独特で、見た後はしばらく耳に残っています。 音楽を手掛けた芸能山城組の山城氏は確か原住民族の楽器を使うことに決めたそうなんですが、楽器には普通7つオクターブがあるところがその楽器は4つしかなく、 その足りていないところが金田や鉄雄たち(=10代の若者)を象徴しているように感じて、あのような形になったんだそうです。 ナンバーズのタカシの声を演じた中村龍彦という声優?の方が、私が学生当時好きでよく見ていたスヌーピーのチャーリーブラウンの声と一緒だった?のに少し驚きました。 今のチャーリーブラウンではなく、古い方のDVDの声です。 ですが中村龍彦で検索してもヒットせず、チャーリーブラウンの歴代声優一覧にも名前がなかったので、勘違いだったかもしれません。。。 でもものすごーく似てました。 わかってくれる人いるかな。。

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