バッタ 公害。 content.companyspotlight.com : マダガスカルを覆うバッタの大群、人道危機悪化の恐れ

大量発生したバッタは中国から日本に来るのか?影響や被害について考察

バッタ 公害

産卵するサバクトビバッタ : : : : : : : Schistocerca属 : サバクトビバッタ S. gregaria Schistocerca gregaria , サバクトビバッタ 英名 サバクトビバッタ(砂漠飛蝗、学名: Schistocerca gregaria )は、の。 サバクワタリバッタ、 サバクバッタ、 エジプトツチイナゴとも。 代表的な(locust)として知られ、時々大発生し、有史以来、、、に被害()を与え続けている。 サバクトビバッタは体が大きく、移動距離が長く速度も速いため、大きな蝗害を起こしやすい。 拡大写真 サバクトビバッタの寿命は3-6ヶ月、1年当たりの世代交代回数は2-5回である。 雨季になるまで、1匹1匹が別々に暮らしている。 雨季になって草が生長すると、雌が草地に卵を産む。 卵が孵った時に、草が餌と隠れ家になるためである。 ところが草地が元々少なかったり、降水量が減って草地が減ったりすると、幼虫は残された餌場を求めて集まってくる。 このような集団環境で育ったバッタが生む子の体色は、元来の緑ではなく、黄色や黒に変化する。 この現象はと呼ばれている。 幼虫が成長すると、茶色や赤、黄色になる。 また、羽根に比べて体長が短くなる。 さらに、互いを引き寄せるを放ち、群れを作るようになる。 群れは10-16世代にわたって増加を続け、1つの群れは最大で1,200平方キロメートルを移動し、1あたりに4,000万から8,000万匹が含まれている。 幼虫と成虫ではフェロモンの種類が異なる。 幼虫のフェロモンは互いを引き寄せる働きをするが、成虫が出すフェロモンは方向感覚を狂わせる働きがある。 そのため、成虫となった群れは2-3日で崩壊し、再び1匹1匹に分かれることがある(この性質を利用して、を防ぐ研究も進められている)。 分布 [ ] 大発生期を除いて、サバクトビバッタの分布はを西端として、、北部までの1,600万平方キロメートルに集中している。 北部のやで生まれた幼虫は、沿岸にゆっくりと移動してそこで成長する。 気象条件と生活環境によっては、群れが世代交代を繰り返しながら移動していくため、北はや、南はや、東はやにまで達する。 群れは、風に乗って移動するため、移動速度は概ね風速に近い。 1日あたりの飛行距離は100-200キロメートルである。 到達高度は最高で海抜2,000メートルであり、これ以上は気温が低すぎるため上ることができない。 そのため、、 、を超えて進むことはできない。 また、西アフリカ南部やのや中央ヨーロッパに進む事はない。 一方で、を超えてアフリカからアラビア半島を移動することが可能であり、1987年から1989年にかけての大発生の時には10日間をかけてアフリカからを越えてにまで到達している。 農被害 [ ] 餌を食べるサバクトビバッタ サバクトビバッタは、毎日自分の体重と同じ量の緑の植物を食べる。 種類は葉、花、皮、茎、果実、種と問わない。 農作物、非農作物のいずれも食し、農被害としては、、、、、、、果樹、、野菜、、、、などが多い。 さらにはバッタからの排泄物が食べ残した食物を腐らせる。 サバクトビバッタによる農被害は、早くも『』や『』に見られる。 に関する古文書にもの被害が報告されている。 20世紀に入ってからは、1926年-1934年、1940年-1948年、1949年-1963年、1967年-1969年、1987年-1989年、2003年-2005年、2020年などの被害が大きい。 大規模な蝗害 [ ] 2003-2005年 [ ] 詳細は「 ()」を参照 での2003年10月から2005年5月のサバクトビバッタの大量発生は、農業に大打撃を与え、地域のに大きな影響を与えた。 始めは、、、でそれぞれ独立した小規模の群れが発生した。 この後、のからの付近で2日間の異常な大雨が降り、それが原因で6ヶ月にわたってサバクトビバッタは急速に増え続けた。 群れは移動で拡散し、20ヶ国以上、130,000平方キロメートルが被害を受けた。 FAO の見積もりによると、この対策費は4億ドル以上、農被害は25億ドルに上った。 この被害は2005年前半に降水量が減り、気温が下がることでようやく終結した。 被害国は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、であった。 2020年 [ ] エチオピア、ケニア、ソマリアなどの東アフリカでサバクトビバッタが大量発生し食糧不足が懸念されている。 ソマリア政府は「国家の食糧安全保障にとって大きな脅威」として、国家非常事態を宣言した。 対策 [ ] 現在、サバクバッタ駆除の主な方法は、散布機搭載車両、および空中散布機による散布である。 殺虫剤は直接散布、または薬剤の付着した植物の摂食によってバッタに摂取される。 バッタ対策を担当する主要国際機関は、(FAO のサバクバッタ情報サービス部門 である。 DLISはイタリアのローマ本部から状況を毎日監視し、で情報を提供している。 DLISは、影響を受ける国が実施した調査結果を受け取り、この情報を衛星データと組み合わせ、降雨量の推定、季節ごとの気温と降雨量の予測により、現在の状況を評価し、6週間前までに繁殖と移動のタイミング、規模、場所を予測する。 状況評価と予測は、1970年代に遡る月刊バッタ速報で公開されているが、1990年代以降のものは、FAOのウェブサイトで入手できる。 FAOはまた、影響を受ける国に情報を提供し、駆除のトレーニングを行い、対策資金の配分を行う。 バッタ情報担当官 [ ] DLISはバッタ情報の専門家を養成するプログラムを2000年より開始し、各国から研修生を受け入れている。 プログラムに参加するすべての研修生は、国家の指定するバッタ情報担当官でなくてはならない。 参加者は多くの場合、自国のサバクトビバッタの調査、報告、管理において数年以上の経験を持つ。 注釈、出典 [ ]• この分類はの 2008 による。 Jahn 1993• 朝日新聞 2020年2月3日. 2020年2月5日閲覧。 参考文献 [ ]• afrol News. 2004年10月1日. 2020年2月2日閲覧。 [ ]• Lindsey, Rebecca 2002年9月18日. NASA Earth Observatory. 2006年10月3日時点のよりアーカイブ。 2020年2月2日閲覧。 Lomer C. , Bateman R. , Johnson D. , Langwald, J. and Thomas, M. 2001. Annual Review of Entomology 46: 667-702. OECD 2004年9月23日. 2020年2月3日閲覧。 [ ]• Peter Neuenschwander 2004-12-15. Nature 430: 801-802. 2020年2月3日閲覧。. 英語版 Jahn, G. 1993. Supplementary environmental assessment of the Eritrean Locust Control Program. USAID, Washington DC. 関連書籍 [ ]• 著 『バッタを倒しにアフリカへ』 2017年• 英語版 Abdin, A. van Huis, 2001. Spatial distribution of the desert locust, Schistocerca gregaria, in the plains of the Red Sea coast of Sudan during the winter of 1999. 英語版 Ceccato, P. , K. Cressman, A. Giannini, S. Trzaska. 2007. The desert locust upsurge in West Africa 2003-2005 : Information on the desert locust early warning system and the prospects for seasonal climate forecasting. Intl J Pest Management 53 1 : 7-13. 英語版 Cressman, K. 1996. Current methods of desert locust forecasting at FAO. 英語版 Huis, A. van, 1994. Desert locust control with existing techniques: an evaluation of strategies. Proceedings of the Seminar held in Wageningen, the Netherlands, 6-11 December 1993. 132 pp. 英語版 Huis, A. van, 1995. Desert locust plagues. Endeavour, 19 3 : 118-124. 英語版 Huis, A. van, 1997. Can we prevent desert locust plagues? In: New strategies in locust control Eds. : S. Krall, R. Preveling and D. Diallo , pp. 453-459. 522 pp. 英語版 Huis, A. van, K. Cressman, J. Magor. 2007. Preventing desert locust plagues: optimizing management interventions. Entomologia Experimentalis et Applicata 122: 191-214. 英語版 Symmons, P. van Huis, 1997. Desert Locust Control campaign studies: operations guidebook. Wageningen University. 167 pp. 英語版 Werf, W. van der, G. Woldewahid, T. Abate, M. Butrous, O. Abdalla, A. Khidir, B. Mustafa, I. Magzoub, O. 外部リンク [ ]• (英語)• (英語) [ ]• (英語) [ ]• (英語)• (英語)• (英語) [ ]• (英語) [ ].

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コロナに続くもう一つの危機――アフリカからのバッタ巨大群襲来(六辻彰二)

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ソマリア政府は2日、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ北東部諸国にバッタの大群が襲来していることを受け、国家非常事態を宣言した。 バッタの大発生をめぐっては、世界で最も貧しい国の一つである同国の食料供給を壊滅させている。 同国の農務省は、「ソマリアの脆弱(ぜいじゃく)な食料の安全保障情勢に重大な脅威をもたらすサバクトビバッタの大発生の現状から、国家非常事態を宣言した」と発表。 さらに「人々とその家畜の食料源が危険にさらされている」「サバクトビバッタの大群は異常なほど大規模で、膨大な量の穀物や飼料を食べ尽くしている」と付け加えた。 この地域では初めてとなるソマリアの非常事態宣言は、蝗害(こうがい)対策を国家的規模で取り組むことを目指すもの。 国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、ソマリアでは過去25年間で最悪の蝗害(こうがい)となっている。 yahoo. 専門家の試算では放置すれば 「6月にはバッタの個体数は500倍に拡大する」恐れがあると言います。 このような危機的な状況で「国家非常事態」を宣言するまでに至りました。 アフリカ東部各地を襲っているバッタの大群について、専門家らは24日、気候の極端化が元凶で、干ばつと大洪水から立ち直れていない同地域に壊滅的な被害をもたらす恐れがあると指摘した。 バッタ大量発生の原因は、インド洋西部の海面温度が上昇する「インド洋ダイポールモード現象(IOD) 」という気候変動現象だ。 IODは、森林火災やひょう、砂嵐といった異常気象に見舞われているオーストラリアに深刻な干ばつをもたらした。 バッタの大群はエチオピアとソマリアで発生し、ケニアに拡散。 国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、エチオピアとソマリアでは過去25年間、ケニアでは過去70年間で最悪の蝗害(こうがい)となった。 放置すれば、バッタの数は6月までに500倍に増大し、ウガンダと南スーダンに拡散する恐れがある。 ケニアを拠点に食糧安全保障と栄養に関する取り組みを行うNGOによると、アフリカ東部は既に深刻な食糧不足となっており、1900万人超が急性的な飢餓状態にある。 さらに、植え付け時期と雨期が始まる3月ごろまでにバッタを制圧できない場合、次の作物も食い荒らされる恐れがある。 afpbb. バッタの大群だ撮影された画像なので閲覧注意です。 蝗害(こうがい、英: Locust plague)は、トノサマバッタなど相変異を起こす一部のバッタ類の大量発生による災害のこと。 蝗害を起こすバッタを飛蝗、トビバッタ、ワタリバッタ(英語では「locust」)という。 また、飛蝗の群生行動を飛蝗現象と呼ぶ。 飛蝗現象下にあるワタリバッタの群れが航空機の飛行を妨げる場合すらある。 群生行動をしているバッタは、水稲や畑作作物などに限らず、全ての草本類(紙や綿などの植物由来の製品にまで被害が及ぶ)を短時間のうちに食べ尽くしてしまう。 当然、被害地域の食糧生産はできなくなるため、住民の間に食糧不足や飢饉をもたらす事が多い。 また、大発生したバッタは大量の卵を産むため、数年連続して発生するのが特徴である。 日本を含む大抵の国では、殺虫剤の普及により過去のものとなっているが、アフリカ諸国など国土が広大で組織的な駆虫が難しい地域では、現在も局地的に発生し大きな被害を出している。 日本での発生は稀なため、漢語の「蝗」に誤って「いなご」の訓があてられたが、水田などに生息するイナゴ類が蝗害を起こすことはない。 引用: 蝗害(こうがい)の対策・対応について 対応について 世界各国で発生している蝗害(こうがい)対策は国連の関連機関 「国際連合食糧農業機関 FAO 」が主に行っています。 日本政府も被害国に対しては無償資金援助を何度も行っているようです。 ただし 被害国の多くは発展途上国や内政が不安定な国のため対策が困難なのが現状のようです。 世界で発生するバッタ対策は国際連合食糧農業機関 FAO などが行っている。 現在、蝗害が大きな問題となっているのはアフリカ中部・北部、アラビア半島、中近東、アフガニスタンなどである。 これらの地域で発生するバッタ対策は、ローマにあるFAOの機関、サバクバッタ情報サービス Desert Locust Information Service, DLIS を中心に行われている。 DLISでは人工衛星に搭載されたMODISの降水情報などを利用して、天候、環境、分布状況を日々モニターすることで、6週間先までのバッタの分布を予想している。 FAOは蝗害が予想される国に対して情報と対策技術の教育を実施し、関係機関に資金援助を要請している。 日本政府も被害国に対して度々無償資金援助を行っている。 バッタの活動範囲は1,600万から3,000万平方キロメートルと非常に広く、多数の人員が必要となる。 アフリカではモーリタニアのように国立の研究所が設立された国もあるが、多くは発展途上国であったり内政が混乱している国であるため、政府がバッタの監視や対策をすることが非常に困難である。 引用: 対策について 蝗害(こうがい)が発生した(バッタが成虫になった)後では駆除が困難になります。 そのため、バッタが幼虫の間に駆除する必要があります。 具体的な対応策としては「殺虫剤の散布」のようです。 殺虫剤は広範囲に撒く必要があり、人体や環境への影響も懸念されていますが、バッタ被害と比較して実施されます。 要は バッタ被害で食糧不足を招くよりも人的・環境的被害の方がましだということです。 バッタ対策としては、小規模な発生が起こった次の世代の発生を防ぐことが重要である。 バッタが卵の時期には殺虫剤の効果が薄く、一方、成虫となって飛翔できるようになってからの駆除は困難なので、幼虫の内の駆除が必要である。 そのため、まずは産卵地データの収集から始まる。 幼虫の駆除に対して、FAOは機械的な除去、農薬を使っての除去の2つを併用して対策している。 例えばアフガニスタンで2005年5月に行われた作戦では、21,000ヘクタールは機械で除去、81,000ヘクタールは合成ピレスロイドを使っての化学的駆除を行っている。 殺虫剤は広範囲に撒かれるため、人体や環境への影響も十分に考慮する必要がある。 これらへの影響を完全にゼロにすることは困難で、通常はバッタの被害と比較しての実施がなされる。 現在主に使われているのは、超低量散布 Ultra-Low Volume という技術である。 車両搭載された空中噴霧器を使ってバッタの移動予想地点に濃厚な殺虫剤が少量散布され、バッタが殺虫剤の付いた餌を食べたり上を歩いたりすることで死亡する。 この技術は各国の政府機関の要請を受けた東アフリカ移動性バッタ防除機構 Desert Locust Control Organisation for East Africa, DLCO-EA などによって実施される。 引用: ネットの反応(Twitter・ヤフコメ) ソマリアの蝗害(こうがい)についてのネット上でコメントを一部紹介します。

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【祝】10兆8500億匹のバッタ、中国で食い止められなければ日本人全員が餓死する事が確定! [971283288]

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Contents• イナゴが大量発生する原因は? まず最初に、 この記事で単に『イナゴ』と書いた場合は トノサマバッタやサバクトビバッタなど 相変異を起こす バッタ類全般を指します。 バッタ(飛蝗)は、 バッタ目(直翅目)・バッタ亜目 (Caelifera) に分類される昆虫の総称で イナゴ(蝗)も含まれます。 しかし狭義のイナゴ、 つまり日本などの水田にいるイナゴは、 蝗害を起こすことはほとんどありません。 日本での発生は稀なため、 漢語の『蝗』に誤って 『イナゴ』の訓があてられたため、 イナゴとバッタが混同されるようになりました。 インターネット上で『イナゴの大群』 などと書かれている場合、 その大半は狭義のイナゴではなく、 トノサマバッタなどのバッタ類のようですね。 この記事では日本の水田にいるイナゴは 『狭義のイナゴ』などと書き、区別しています。 イナゴ(バッタ)が大量発生する原因は? イナゴ(バッタ)が 大量発生する原因としては、 『相変異』 という現象によるものとされています。 バッタの幼虫は、 他の個体と接する機会が少ない状態 では、単独の生活を送る、 『孤独相』という通常の成虫になります。 しかし、他の個体と接する機会が多いと 群生相 と言われる、 飛翔能力と集団性が高い成虫に変化します。 群生相の孤独相との違いは、• 孤独相に比べて黒い色になる。 翅が長くなる。 足が短くなる。 頭幅が大きくなる。 飛翔能力が高くなる。 集団性が強くなる。 などです。 孤独相の個体は お互いに離れようとしますが、 群生相の個体は互いに近づこうとするのです。 又、孤独相の時には 食べなかった植物まで 食べるようになります。 この群生相と孤独相は 生まれつきのものですが、 遺伝子の作用によるものではなく、 親が暮らした集団の密度によるものです。 しかも、親による相違も ホルモンなどによるものではなく、 単に他の個体との接触の多寡に よるという、非常に不思議な現象です。 集団生活をしている親からは、 集団の密度が高いほど、 より群生相が強い子が産まれます。 そして、集団密度が低い程孤独相に近い子が生まれ、この特徴は世代を超えて累積的に遺伝していきます。 こうして、 群生相がどんどんと強くなっていき、 その 結果バッタの大量発生となります。 これがバッタの大量発生の原因です。 体色の黒化や羽や足の長さなどの 外見上の変化があることは、 実験によって確認されています。 なのに、 行動上の変化については、 むしろ否定的な研究結果が多いという 非常に不思議な状態にあります。 或いは、[His7]コラゾニン以外に 行動上の変化をもたらす物質が 存在しているのかも知れませんが、 現在の所はその物質は確認されていません。 イナゴの大量発生が起きると被害はどうなる? この蝗害の恐ろしさは、 古くから知られていて、 『神の罰』として 聖書やコーランにまで書かれています。 2003年に西アフリカで大発生した蝗害は モーリタニア、マリ、ニジェール、 スーダンなどに広がりました。 その被害の総額は、 国連食糧農業機関(FAO)の試算では 25億ドル(約2,751億4,858万円)! に上りました。 つまり、日本の状況に換算すれば 13兆円の損害ということになります。 東日本大震災の被害額は、 およそ17兆円 とされています。 それに近い位の被害額なのです。 しかもこれらの国は所得が少ないので ダメージはさらに大きいのです。 日本の場合、年間400万円の所得が 300万円に減ると、かなり苦しいですよね。 しかし、それで食べることができない とまではいきません。 ところが、アフリカの国の場合は 年間50万円の所得から100万円減ると、 マイナスになってしまいます。 もちろん、実際にはマイナスには ならないでしょうが、食べることが できないという状態にはなります。 アフリカ諸国にとって 蝗害がいかに大きな問題であるか、 よくわかりますね。 アフリカに限らず アメリカでも蝗害による被害は拡大しています。 1870年代にネブラスカ州を襲った ロッキートビバッタの群れの大きさは、 幅160キロメートル、 長さ500キロメートルとされています。 これらのバッタが、ある限りの 植物を食い荒らせば、 その 被害は身の毛もよだつ程のものになるのも当然でしょう。 日本でイナゴの大量発生が起きる可能性は 日本でバッタ(イナゴ)の大量発生、 或いは 蝗害という事態が起こる可能性は、 非常に少ないようですね。 その理由の一つは、日本は国土が狭いため 蝗害を引き起こすほどのバッタ類が 数世代に渡って大集団を作る環境がないためです。 但し、日本でもバッタの大群に 襲撃された所があるにはあるのです。 それが宮古島です。 1928年(昭和3年)5月、 フィリピンのルソン島でバッタが大量発生し、 台湾と石垣島、宮古島にも飛来して農作物に大きな被害が出ました。 このバッタはトノサマバッタですが、 台湾での観察記録では、 大きなグループでは、通り過ぎる迄に 2時間もかかるほどの大群もあったとのことです。 フィリピンで発生したバッタの大群は ルソン島より270㎞北にある バタン島まで、4つの島経由で渡ったそうです。 しかし、バタン島からは島伝いではなく 台湾、石垣島、宮古島へ海を越えて 直行したようなのです。 バタン島から台湾へは約300㎞、 石垣島までは499㎞、 宮古島までは591㎞もあるのです。 東京-大阪間に近いような遠距離を しかも翅を休める所もない海上を 一体どうやってこのバッタは渡ってきたのでしょうか? その謎は、今でも解明されていません・・・ ともあれ、日本においての蝗害は、 公害ほどには心配はいらないようですね。 結び バッタ(イナゴ)類の 大量発生による被害(蝗害)は 我々日本人が想像する以上に恐るべきもののようですね。 西アフリカの蝗害では 経済的感覚で比較すると 東日本大震災に近い位の 大損害が発生しています。 その発生の原因も確たることはわかっていないのです。 とはいえ、相変異という 生態状の変化によるものらしいと いう所まではわかってきています。 それに、日本では大規模な蝗害が 起こる可能性は非常に少ないようなのです。 まずは一安心というところですね。

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