チャーチ グリム。 ブラックドッグ (亡霊)

英国ドラマ/「ホワイトチャペル4」 全6話。 : 海外ドラマ:つぶやき処

チャーチ グリム

自分では、猟奇的なものに対して、そこそこ耐性ある方だと思ってたけど、まあ今シーズンは、凄惨でした(^^;)。 特に、エピ2の「仮面」な。 いやもう、見てて途中で吐き気がした(笑)。 あまりにも残虐過ぎて。 こんな事ありましたよ、て語られる内容から連想する事が残虐。 ワタシ的英ドラのイメージは灰色なんですが、このドラマは限りなく黒に近い灰色、てとこかな。 とはいえ、「お前らの捜査本部は穴倉か?!」と思うくらい、署内つーかオフィスが暗くて、しかも天井の室内灯がチカチカしてるし、机上ライトの明かりだけが煌々としてるつーのも可笑しな話ですが。 時々、ふと電気が切れたりして、とにかく暗いつーか暗闇。 そんな職場環境ヤダわ(笑)。 でも、誰も直そうとしないし文句言わない。 慣れっこなんかな。 チャンドラーは超神経質なのに、そういうとこは平気なのな。 とにかく、オドロオドロしい不気味な雰囲気が終始漂ってて、振り切ってる感があって好き。 4シーズンともなると、マイルズのマミー度が上がっていて、チャンドラーの扱いがめっちゃ上手くなってました(笑)。 チャンドラーだけじゃなくて、みんなの頼れるゴッドマザーて感じですけど。 超面倒見がいいの。 チャンドラーの強迫性障害に起因する奇妙な行動にも慣れっこで、「よしよし、大丈夫」てな感じで、チャンドラーがパニくらないようにしてくれる。 チャンドラーの頭脳は捜査に必要不可欠で、彼に出来ない事足りない事は、自分がするから大丈夫、みたいな事をジョークを交えてサラッと言ってくれるマイルズに、チャンドラーだけでなくワタシまで安心させられました。 さて、4シーズン目となる今回は、「魔女」「仮面」「生贄」3編の全6話。 事件は、邦題通りの内容で、エピごとの詳細は今回は割愛(^^;)。 起きた事件については、クリックの先に書いておきます。 今シーズンは、第1話に謎の老婆が現れたり、捜査班メンバーにそれぞれ不吉な事が起きて、それがシーズン中ずっと続く、所謂シーズンテーマみたいなものがありました。 その人物は、元MI6の諜報員だったウィングフィールド(名前うろ覚え)。 彼は、過酷な拷問によって精神が壊れてしまったというのがMI6の説明。 ウィングフィールドは、元工作員の事件の他に、ホワイトチャペルで起きた重大な事件、大昔の事件から切り裂きジャックやチャンドラー達が過去に扱った事件まで、すべてを調べていて、事件に何らかの関連を見つけたらしいが、その矢先に謎の転落死。 残された彼の資料は、バッカンが調べることに。 やがて、バッカンは資料が点と線で結ばれることに気付くのでした。 1話冒頭で、バッカンの出版パーティーが行われ(書店でのささやかなもの)、捜査班メンバーが集まり、そこに謎の老婆の姿が。 紅一点のライリーは、てっきりバッカンの身内だと思ったけど違っていて、ライリーは老婆に「仕事を続けていたら死ぬ」みたいな不吉な予言を吹き込まれる。 その後、捜査中にささいな怪我をしたところ、傷が悪化。 ライリーは、不安にかられ外での捜査を避けるように。 また、同じパーティーでケントの双子の妹エリカに目を付けたマンセル。 しかし、マンセルの女癖の悪さを知ってるケントは、妹からマンセルを遠ざけようとする。 ところが、いつの間にか妹とマンセルは付き合い始め、ケントの中に黒い感情が生まれたのか、時折自分の顔が悪魔のように醜く歪んで見えるようになる。 そのマンセルは、エリカとの交際が順調な一方、デスクにかかってくる不気味な電話に悩まされる。 最初は、無言電話だったけど、次第に何か途切れ途切れに聞こえるようになって、吹替えなのでよく聞こえなかったんだけど、たぶん不吉な内容だったんじゃないかと。 ノイローゼになりかけていたところに、エリカから突然フラれてしまい、発作的に飛び降り自殺しようとするが、ライリーの説得で思い止まる。 マンセルがフラれたのは、ケントが妹に「マンセルが裏切るのも時間の問題」みたいなことを吹き込んだせい。 あながち間違いでもない気がするけど、ライリーに諭されて真相を打ち明けたらマンセルに殴られて、おまけにチャンドラーにも叱られ失望されたりしたけど、妹とマンセルの幸せを妬んでやったと自覚があるみたいなので、反省して妹との仲を取り持ってあげて、ひとまず解決…? でも、ケントの気持ちも分かるんだよなー。 だって、何においてもだらしないマンセルしか見てないから。 仕事もやる気ないし。 チャンドラーも、密かにマンセルのだらしなさは嫌ってるみたい。 マイルズは、ある日署内で背後に何者かの気配と足音に気付くも姿は見えず、追いかければ逃げる相手に神経を尖らせる。 ようやく近づいたかと思うと、現れるのはいつもチャンドラーで、思わせぶり&ややドッキリ場面が続く中、業を煮やしたマイルズは、監視カメラを仕掛けて正体を探ることに。 その後、映像を確認すると、そこに映っていたのは…。 チャンドラーは、水に関わるトラウマがあるらしい描写が続き、度々フラッシュバックに悩まされる。 水に関連した事件の後、署内で聞こえる水音が引き起こしているらしい。 水道の蛇口から、黒い水が出る幻覚も何度か。 フラッシュバックは、赤い映像でチャンドラーが両手を広げて背中に何か衝撃を受けているぽいのと、階段を上っている姿で、それが何を意味しているのか…? その後、現場検証で、「溺死だけはダメ」と口にしたことで、マイルズに父親が溺死(自殺)したことを打ち明ける。 それがフラッシュバックの原因かと思ったけど、その後も続いているので、もっと深い事情があるぽい…? あと、チャンドラーは、これまで担当した事件の犯人が、全員死亡していることを気にしていて、生きて犯人を捕まえる!と息巻くものの、なかなか実現せず。 マイルズは、「気にするな」とチャンドラーを励まし、「生贄」エピでようやく犯人を生きて捕まえることが出来て、ホッとしていたのですが…。 チャンドラーは、犯人を生きて捕まえられないのは、自分のせいだと思いこんでるフシがあって、マイルズはそれを心配しているんですよね。 チャンドラーの性格というか性分や障害を分かっているからこそ、彼が混乱して迷走しないように気にかけてる。 だけど、ウィングフィールドの資料を調べていたバッカンから、ホワイトチャペルで起きる一連の事件の中心にチャンドラーがいるとか、過去に起きた重大な事件も繋がってるとか言われて、混乱しない方が無理というもの。 さらに、マイルズが仕掛けた監視カメラに、署員も近づかない場所を夜中に徘徊する老婆の姿が映っていて、今は使われていない配管室?に出入りしていたことが分かる。 電気系統や配管に、ぶっとい釘が何本も刺さっていて、署内の水の出が悪いのと蛍光灯がチラチラしていたのは、そのせいらしい。 が、なんのためにそんな事をしていたのか。 目的と動機が謎。 監視カメラに映っていた老婆が、ライリーに不吉な予言をしたことが分かり、身元を調べようとするがなかなか掴めず。 そのうち、マイルズが、大昔の文献やら古い事件記事やらに、いつも老婆の姿があることに気付き、背筋がゾクリ。 マイルズ曰く、「老婆は人の頭に悪魔の考えを植え付けて、残忍な事件を引き起こしている」。 自分達が、これまでに担当した事件も老婆のせいで起きたのだと。 しかし、なぜかバッカンは他人の空似と否定。 そら、切り裂きジャック時代にいた老婆が、今も同じ姿でいるなんて、信じがたい話ですからね。 バッカンは、事件は悪魔とか超自然現象みたいなものではなく、あくまでも人間が起こした恐ろしい事件て考えらしい。 マイルズは、霊能者の知人がいたりして、ある程度理解があるみたいです。 チャンドラーは、もちろん現実主義。 だけど、捜査が行き詰まり藁にもすがる気持ちで、マイルズの知人の霊能者を頼り、その後マイルズがメッセージを預かったとチャンドラーに封筒を渡す。 メッセージは、チャンドラー父からのものだと言うが、チャンドラーはその場で捨ててしまう。 が、霊能者の助言通りの事が起こり(チャンドラーは後付けって否定してたけど)、ちょっと見てみる気になったチャンドラー。 しかし、タイミングを逃して封筒は仕舞いこまれ、開封されたのは第3の事件が解決した直後。 犯人の護送中、道路脇には謎の老婆の姿が…。 そして、チャンドラーに宛てられたメッセージを見た瞬間、護送車は道路から出て来た老婆を避けて運転を誤り、危険物を乗せたトラックに突っ込み爆発。 チャンドラーの手には、「全員をワゴン車に乗せるな」のメッセージが。 そして、マイルズから報告を受け、メッセージを破り捨てるチャンドラー。 またしても、犯人死亡で事件は解決。 果たして、老婆の正体は?なぜホワイトチャペルなのか。 なぜチャンドラーなのか。 謎のまま終了ー。 て、ちょっとちょっとー!続きが超気になるじゃない!!! だけど、これは今年の秋に放送されたものなので、続きはまた来年ですね。 捜査班と平行して描かれる事件の映像に加え、今回はチャンドラーのトラウマに関するフラッシュバックがあり、謎めいたストーリー展開がさらに謎めいていて面白かったー!小出しの伏線に、「なになになにー!」てなっちゃうのよね。 結末が楽しみでたまらなくなっちゃうのよね。 あ、そうそう。 各エピで起きた事件について。 「魔女」は、魔女狩りで行われた処刑方法での殺人。 「仮面」は、生きたまま皮を剥がれた殺人。 「生贄」は、臓器をすべて取りだされた事件。 どれも「そうしなければならない」という狂信的な妄想に取りつかれた犯人が起こしたもの。

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魔法使いの嫁

チャーチ グリム

ツイステの考察が面白くて止まらない。 ついTwitterでのハッシュタグを延々と追ってしまう。 個人的にもいろいろなことを考えたり疑ったりしている最中ではあるが、そのなかで今回は 七つの寮と「 七つの社会的罪」の関係性について考察していきたい。 七つの寮と「七つの社会的罪」 Twitterでも話題になっているが、おそらく七つの寮は「七つの社会的罪」になぞらえている。 いわく、七つの社会的罪とはインドのマハトマ・ガンディーが1925年に雑誌『ヤング・インディア』にて発表したもので、以下の7つだ。 理念なき政治 労働なき富 良心なき快楽 人格なき学識 道徳なき商業 人間性なき科学 献身なき信仰 見ただけで各寮長の顔が思い浮かぶほどの、完璧なまでの一致ぶり。 だが一方で、インドとツイステの世界観があまり一致していないことに違和感を覚えていた。 ツイステは全体的に、もうちょっとヨーロッパ的な感じがしていたのだ。 その違和感は正しかった。 「七つの社会的罪」についてよくよく調べてみると、 ガンジーが雑誌に掲載する約半年前に、フレデリック・ルイス・ドナルドソンというイギリス国教会の司祭がウェストミンスター寺院でほぼ同じ内容を説いていたという。 例えるならば、ガンジーの方が発信力がありすぎて、あとからツイートしたのにバンバンRT数を稼いじゃった結果元ネタとして認定されてしまった……というようなイメージだろう。 実際にガンジーがこのリストの創始者であったというのは、よくある誤解らしい。 原案担当の枢やなさんは、『黒執事』然り、イギリスの文化は熟知している。 ありがちな誤解に騙されず、 真の創始者であるイギリス国教会の司祭の「七つの社会的罪」を意識した可能性が高い。 そのなかで肝心のグリムは、いまいち元ネタがはっきりしていない。 だがもしツイステの世界観がディズニーのみならずイギリスに基づいているのであれば、 グリムの元ネタはだろう。 チャーチ・グリムも、イギリスの伝承である。 教会の墓地を墓荒らしや悪魔などから守ってくれる「墓地の番犬」であり、死者の魂が天国に行くか地獄に行くかを、教会の塔の窓から牧師に告げるという。 さらには新しい墓地を作る際に、黒い犬を生き埋めにする習慣もあったらしい。 頑張って読んだ。 ツイステのプロローグは、主人公の棺の扉をグリムが炎で燃やしてしまうところから始まる。 ちなみに「魂」というのも、ツイステではキーワードになっている。 もうちょっと調べる必要がありそうなので、この続きはまた次回。 マハトマ・ガンディーの孫であるアラン・ガンディーは、8番目の罪として 責任なき権利 を挙げたという。 イギリスから話が逸れた憶測にはなってしまうが、ツイステットワンダーランドの外から来た存在である主人公と、その主人公が住むオンボロ寮に、何となく重なる。

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Black dog (ghost)

チャーチ グリム

あの日俺は射撃訓練をしていた。 数十メートル先の的に掠る程度の技術しかない俺は上官に蹴られたり殴られたりしてボロボロだった。 大体、楽隊に所属してるのになんで射撃訓練なんてしなきゃなんないんだよなんて足元の小石蹴っ飛ばしながら文句言ってた。 今すぐにでも楽器が触りたいのに・・・。 そう思ってたら声を掛けられたんだ、振り返ると緑色の美しい長髪の女の人。 「手当をするようにと言われて来ました、FB777さんですよね?」ニコリと笑うその顔は少しだけ幼く見えた。 誰に言われたのか気になったけど、黙々と手当してくれる彼女の仕事を邪魔してはいけないと思ってその治療してくれる手先ばかりを見ていた。 こんな男だらけの軍隊で女の人と話せるなんて思ってなくて、変に意識してたと今でも思い出せる。 「FB777さんは楽隊でしたよね?」彼女から声を掛けられて裏返る声で返事をした。 「私、歌うこと好きだから時々仕事の合間に楽隊さんの音が聞こえてくると聞きに言ってたんです」 イタズラを告白する子供のような声色で楽しそうに話す彼女に俺まで楽しくなってた。 「その中で楽しそうに演奏してるFB777さん見てましたよ?」その言葉にドキリと心臓が跳ねる。 軍に入る前もあんまり女の人と関わってこなかったから、痛いほど跳ねる心臓にとても戸惑って地面ばかり見てた。 でも、この人になら言ってもいいかなって 「・・・でも、俺・・・ホントは自分の弾きたい曲あって」 って夢を話した。 彼女は食い入るように 「どんな曲ですか!」 と聞き返してきた。 少し気圧されながらも 「自分で作ったのなんだけどね・・・でも、軍隊っぽくないし・・・未完成だし・・・」 とつい声まで弱くなると彼女は俺の両手をそっと包んだ 「聞きたいです、FB777さんの曲」 そう言われて俺は返事をしようとした時、俺は上官に名前を怒鳴り声で呼ばれた。 彼女は身体を大きく跳ねらせて怯えた顔になった。 「いつまで何をしている、この穀潰し!・・・なんだ?医療班が何故ここにいる、勝手な事をするな!!・・・そうだな、罰として・・・来い!」 彼女は強く手首を掴まれて立たされる。 グイグイと引き攣られるようにして連れて行かれる彼女を俺は、 「やめて下さい!!!!彼女を離してください !!!!」 大きな声を出せたのか、と思う程の大声を張り上げて彼女を掴んでいた手を引き剥がすと彼女と上官の間に割って入った。 小さい声でダメ、ダメです、と彼女がか細い声で言うのが聞こえたけどそれでも俺は退けなかった。 上官は今にでも俺を殴り殺そうとしそうな殺気を放っていたけど何もせずに踵を返して行ってしまった。 [newpage] でも、思えばあの行動が、今回の原因なんだと思う。 次の日、強く頭を何かにぶつけて起きた。 驚いて起きてみると「よう!」と気さくに声を掛けてこられる、同じ楽隊に居る数少ない友人とも呼べる奴が数人いた。 聞けば今出撃用のトラックの荷台に居るらしい、前線の人達が一時的に撤退してくる拠点の警備だと言うが、なんで楽隊の俺達が?と聞くとその辺は知らないと言われて俺は背中に嫌な汗が伝うのを感じた。 全てにおいて違和感だった。 拠点に着けば嫌な汗はじわりと額を濡らす。 「!、FB777さん・・・」 緑の髪彼女が居た。 他にも数人医療班は居たが彼女と目が合うとそれから動けずに居た。 ヤバイ。 思ったけどトラックは引き返して行ってしまった後、俺は何も言えずにサングラスで視線を隠した。 任務は3日ここに滞在し、拠点の警護。 一日目は何もなく無事に過ごせたが、2日目は野犬の群れが食事の匂いにつられてやって来たのか夜通し火を焚き警戒していた。 三日目の朝、交代すると友人が声を掛けた声で張り詰めていた緊張が解けた。 「近場の井戸で顔でも洗ってこいよ、ひでぇ顔だぜ」と笑われたので「うるせえよ、いつも通りだろ」と軽口を叩かながらも井戸に向かい冷たくもさほど綺麗でもない水で顔を洗った。 顔をタオルで拭きながら戻る道の途中、臭がした。 鉄の様な、だけど本能で 俺の嫌いな臭いだと分かった。 嫌な予感のせいでもたつく足が絡んで転んだ。 起き上がるのにも少し時間が掛かった。 拠点の正面、何かが倒れてる、何かであって欲しかった。 その物陰が見えた時俺は歩いていた。 見るのが怖かったから。 けど足は勝手に進んで行ってしまう。 さっき言葉を交わした友人が喉から大量に血を流して目を見開き動かない。 後ろのテントを見れば赤に染まっている。 テントの中を覗けばそこには数名の友人が寝袋に入ったままだった。 もう、この時点で俺は涙も鼻水も何もかもを垂れ流していたと思う。 医療班のテントはめちゃくちゃに切り裂かれ、潰されていた。 分かるんだ、もう、 あの緑色の長い髪の毛が赤い色の中に沈んでいる。 それから俺は泣き声なのか叫び声なのか分からない声で泣き続けた。 夜になると血の匂いのせいで追っ払った野犬がまたやってきた。 もう殺られてもいいと思ったけど友人を引き摺って持っていこうとしているのを見て俺は野犬を撃った。 朝になるとそれから俺は一人一人お墓を作った。 皆のお墓を作るの2日くらい掛かったと思う。 でも、皆埋葬して、彼女を埋葬する時顔を見るのが怖くてテントの切れ端で包んだまま埋葬した。 でも、彼女の名前は呼んであげられなかった。 聞いてなかったから。 そうしてまた泣いて、後悔ばかりをしていた。 せめてもの手向けに彼女に聞かせる為の歌を口ずさむ。 そしたら森の中で話し声と物音がしたから撃った。 それからどのくらいたったのか分からないけどずっと銃を抱き締めてた。 せめて守りたかったから。 [newpage] 今に至る自分の考えうる中での原因を全部話したFBは、とても疲れた顔をしていた。 「俺が、全部悪いんです・・・」 そう言うと正座をして額を地面に擦りつけながら言う、 「なので、・・・もう、殺してください」 3人は黙ってFBを見詰める。 そして、きっくんはFBの無防備な背中に強く平手で打った。 その衝撃に「うっ」と息を詰まらせるFBにきっくんはバッと立ち上がる 「うるせえ!!!!んなこと聞いちゃいねぇんだよ!!!!」 「はぁ?!」 その言葉につい頭を上げるFB 「お前!彼女との約束何一つ果たしてねぇじゃねぇか!!それでも男かよ!!」 ビシッと指差しながら大声を張り上げるきっくんに口篭るFB 「復讐なんて考える事はねぇ!んで、要らねぇってならその命俺によこせ!!!!」 「本音は後半だろ」 「だな」 と茶化しも入るがきっくんの弁に熱が入り気にする様子もない。 「俺は大将だが、若過ぎて誰も付いてきやしねぇ、そのせいでうちの軍は大きく乱れてる・・・・・」きっくんは強く拳を握っていた。 「だから使えるもんは全部使うし、リサイクル出来んのは拾って使う!!!!ねぇ!お母さん!!!!このワンちゃん飼っていい!?」 FBを指さしながらあろまに向かってきっくんが言うと頬に手を添えて母親役をノリノリでやりながら 「ちゃんと面倒見るのョ?」 と溜息混じりの棒読みで答える。 「と言うことで母さんからの許可が降りたのでお前は今日から俺ん家の飼い犬だ!!!!えおえお!!!!世話頼んだ!」とすぐさまえおえおの方を向き言うと 「うぇ!?オレ!?」 とえおえおはややカタコトで突然のフリに驚いていた。 ワイワイと騒ぐ3人にFBは取り残されて居たがきっくんが手を差し伸ばす。 「来い!!FB777!!!!」 この時FBは目の前に光が見えていた。 明るい光。 掴もうと少しだけ持ち上げた手、その手に誰かの手が触れた気がした。 『 』 風が追い風の様にFBの背中を強く押した。 差し出された手を強く掴む。 その掴んだ力以上に強く握られる。 「うぉ!?」 FBは強く手を掴むと意識を急に失ったのかそのまま力なくその場に倒れた。 急な出来事にきっくんが慌てているとあろまが素早く様子を確認する。 「気が抜けただけだろ、ただ栄養状態とか脱水症状とか色々問題ありそうだから早急に帰って要治療だな、えおえお頼んだぞ」 「俺が運ぶの?・・・えー、」 そう言いながらもFBを背負うと「先に車行ってっから」と運んでいった。 「さて、大将。 どうしような?」 そう聞くもののあろまの中ではもう返ってくる答えが分かってるのか無線を取り出し本部への通達をしていた。 「・・・俺が不甲斐ないせいで・・・悪かった」 並ぶ墓に深々と頭をさげながら強く強く拳を握る。 「絶対に然るべき処置、及び然るべき罰を与える事を誓う。 」 悔しさを滲ませた声で語りかける 「主犯はだいたい話を察するに敵ではなく上官殿で決まりだが・・・いかんせん証拠がない」 あろまが言うときっくんは頭をあげて踵を返して歩いていく。 「そんな泣き言言ってらんない、砂粒一つでもいい、証拠だ。 完璧な証拠を探すぞ。 」 ピリピリと肌を刺すようなさっきにあろまはふっと笑った 「OK、クソジェネラル殿」.

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