カケラ 湊 かなえ。 湊かなえ『カケラ』の気になるあらすじは?

カケラ (集英社文芸単行本)

カケラ 湊 かなえ

カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。 幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。 母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。 もっとみる 商品情報 ある少女の自殺。 その自殺の背景とは。 彼女をとりまく人たちが、一人語りをすることで徐々に浮かび上がってくる、少女の像。 最後に明かされるその真相があまりにも衝撃すぎて、眠れなくなった。 やっと眠れたのは朝方 …。 外はようよう白くなりゆく。 先日の王様のブランチで、ネタバレすれっすれで紹介されていた本作品。 湊さんもリモートで出演されており、この作品についての想いを語っておられました。 本中に何度も出てくる、ドーナツ。 それは、真ん中が空洞になっているという珍しい形状から、比喩にも使われることが多い。 ドーナツ化現象、とかね。 この作品においても、ドーナツは「甘くて美味しい」以外の意味合いを持つ。 王様のブランチで湊さんは「人間が誰かを見る時、その誰かの表面しか見ていない。 中心の部分を見ていない。 ドーナツはその象徴である」と、そうおっしゃっていた。 「流浪の月」でもそうだったのだけれど、人は、一部の情報やその人の見た目から、勝手にイメージを切り貼りして、物事の、事件の全体像を作り上げてしまう。 今回、こんな出だしから始まる。 モデルみたいな美少女だとか。 作品が美容整形をテーマとしていることは帯を見ればわかる。 なので読者に、「ははーん、きっと体型にコンプレックスを持った女の子が美容整形を行ったものの、完成したその見た目に納得がいかず、さらには罪悪感まで芽生えてしまって自殺を図ったのでは」と、そんなイメージを与える。 いや、あくまでわたしがこの作品を手に取った瞬間の、安直なイメージであることを認める。 にしても安直すぎる。 そして本作品を読み終えたタイミングで、ビリー・アイリッシュの、ボディーシェイマー(わたしは初めて知った言葉でしたが、「他人の体を中傷する人」という意味だそうです)に対する「Not My Responsibility(私の責任ではない)」というメッセージ動画のことを知った。 hpplus. この曲やメッセージが、本作品とまるっきし重なったわけでは、もちろんない。 けれど、太っているというだけで「自分で自分のことを管理できない人」というレッテルを貼られ、なぜか見下されていい対象になることがある。 それによって、太っている側は口を閉ざし、見下した側だけが饒舌になり、それは傍から見れば「太っている側が何も言えないのは見下した側の言っていることを否定しないからだ」ということになり、結局は見下した側の言っていることが事実となってしまう。 そんな構造に、この曲はもの申してくれていて、作中に出てくる人に聞かせてあげることができたらな、とそんな風に思ったわけで。 ただ、普段わたしたちが無意識にしている決めつけや視野狭窄を払拭してくれる、という点では「Not My Responsiblity」も「カケラ」もおんなじだ。 本を読んでいると時折、こうした奇妙な偶然があったりして、ものすっっっごく刺激を受ける。 そしてこんな風に、誰かに話したくなる。 続きを読む 新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• 現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。 ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です 続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• ・いつでも解約ができるから安心!• 現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。 ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能です Reader Store BOOK GIFT とは ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。 贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK! ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。 お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。

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「カケラ」(湊かなえ)ネタバレあらすじと感想結末/ドーナツに囲まれて他界した少女を追い詰めたのは

カケラ 湊 かなえ

カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。 幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。 母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。 もっとみる 商品情報 ある少女の自殺。 その自殺の背景とは。 彼女をとりまく人たちが、一人語りをすることで徐々に浮かび上がってくる、少女の像。 最後に明かされるその真相があまりにも衝撃すぎて、眠れなくなった。 やっと眠れたのは朝方 …。 外はようよう白くなりゆく。 先日の王様のブランチで、ネタバレすれっすれで紹介されていた本作品。 湊さんもリモートで出演されており、この作品についての想いを語っておられました。 本中に何度も出てくる、ドーナツ。 それは、真ん中が空洞になっているという珍しい形状から、比喩にも使われることが多い。 ドーナツ化現象、とかね。 この作品においても、ドーナツは「甘くて美味しい」以外の意味合いを持つ。 王様のブランチで湊さんは「人間が誰かを見る時、その誰かの表面しか見ていない。 中心の部分を見ていない。 ドーナツはその象徴である」と、そうおっしゃっていた。 「流浪の月」でもそうだったのだけれど、人は、一部の情報やその人の見た目から、勝手にイメージを切り貼りして、物事の、事件の全体像を作り上げてしまう。 今回、こんな出だしから始まる。 モデルみたいな美少女だとか。 作品が美容整形をテーマとしていることは帯を見ればわかる。 なので読者に、「ははーん、きっと体型にコンプレックスを持った女の子が美容整形を行ったものの、完成したその見た目に納得がいかず、さらには罪悪感まで芽生えてしまって自殺を図ったのでは」と、そんなイメージを与える。 いや、あくまでわたしがこの作品を手に取った瞬間の、安直なイメージであることを認める。 にしても安直すぎる。 そして本作品を読み終えたタイミングで、ビリー・アイリッシュの、ボディーシェイマー(わたしは初めて知った言葉でしたが、「他人の体を中傷する人」という意味だそうです)に対する「Not My Responsibility(私の責任ではない)」というメッセージ動画のことを知った。 hpplus. この曲やメッセージが、本作品とまるっきし重なったわけでは、もちろんない。 けれど、太っているというだけで「自分で自分のことを管理できない人」というレッテルを貼られ、なぜか見下されていい対象になることがある。 それによって、太っている側は口を閉ざし、見下した側だけが饒舌になり、それは傍から見れば「太っている側が何も言えないのは見下した側の言っていることを否定しないからだ」ということになり、結局は見下した側の言っていることが事実となってしまう。 そんな構造に、この曲はもの申してくれていて、作中に出てくる人に聞かせてあげることができたらな、とそんな風に思ったわけで。 ただ、普段わたしたちが無意識にしている決めつけや視野狭窄を払拭してくれる、という点では「Not My Responsiblity」も「カケラ」もおんなじだ。 本を読んでいると時折、こうした奇妙な偶然があったりして、ものすっっっごく刺激を受ける。 そしてこんな風に、誰かに話したくなる。 続きを読む 新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• 現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。 ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です 続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• ・いつでも解約ができるから安心!• 現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。 ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能です Reader Store BOOK GIFT とは ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。 贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK! ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。 お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。

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湊かなえ『カケラ』あらすじとネタバレ感想!美しさや健康から見える人の本性|よなよな書房

カケラ 湊 かなえ

カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。 幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。 母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。 もっとみる 商品情報 ある少女の自殺。 その自殺の背景とは。 彼女をとりまく人たちが、一人語りをすることで徐々に浮かび上がってくる、少女の像。 最後に明かされるその真相があまりにも衝撃すぎて、眠れなくなった。 やっと眠れたのは朝方 …。 外はようよう白くなりゆく。 先日の王様のブランチで、ネタバレすれっすれで紹介されていた本作品。 湊さんもリモートで出演されており、この作品についての想いを語っておられました。 本中に何度も出てくる、ドーナツ。 それは、真ん中が空洞になっているという珍しい形状から、比喩にも使われることが多い。 ドーナツ化現象、とかね。 この作品においても、ドーナツは「甘くて美味しい」以外の意味合いを持つ。 王様のブランチで湊さんは「人間が誰かを見る時、その誰かの表面しか見ていない。 中心の部分を見ていない。 ドーナツはその象徴である」と、そうおっしゃっていた。 「流浪の月」でもそうだったのだけれど、人は、一部の情報やその人の見た目から、勝手にイメージを切り貼りして、物事の、事件の全体像を作り上げてしまう。 今回、こんな出だしから始まる。 モデルみたいな美少女だとか。 作品が美容整形をテーマとしていることは帯を見ればわかる。 なので読者に、「ははーん、きっと体型にコンプレックスを持った女の子が美容整形を行ったものの、完成したその見た目に納得がいかず、さらには罪悪感まで芽生えてしまって自殺を図ったのでは」と、そんなイメージを与える。 いや、あくまでわたしがこの作品を手に取った瞬間の、安直なイメージであることを認める。 にしても安直すぎる。 そして本作品を読み終えたタイミングで、ビリー・アイリッシュの、ボディーシェイマー(わたしは初めて知った言葉でしたが、「他人の体を中傷する人」という意味だそうです)に対する「Not My Responsibility(私の責任ではない)」というメッセージ動画のことを知った。 hpplus. この曲やメッセージが、本作品とまるっきし重なったわけでは、もちろんない。 けれど、太っているというだけで「自分で自分のことを管理できない人」というレッテルを貼られ、なぜか見下されていい対象になることがある。 それによって、太っている側は口を閉ざし、見下した側だけが饒舌になり、それは傍から見れば「太っている側が何も言えないのは見下した側の言っていることを否定しないからだ」ということになり、結局は見下した側の言っていることが事実となってしまう。 そんな構造に、この曲はもの申してくれていて、作中に出てくる人に聞かせてあげることができたらな、とそんな風に思ったわけで。 ただ、普段わたしたちが無意識にしている決めつけや視野狭窄を払拭してくれる、という点では「Not My Responsiblity」も「カケラ」もおんなじだ。 本を読んでいると時折、こうした奇妙な偶然があったりして、ものすっっっごく刺激を受ける。 そしてこんな風に、誰かに話したくなる。 続きを読む 新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• 現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。 ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です 続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!• ・買い逃すことがありません!• ・いつでも解約ができるから安心!• 現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。 ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。 配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。 ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能です Reader Store BOOK GIFT とは ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。 贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK! ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。 お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。

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