ディープ インパクト 骨折。 ディープインパクト産駒の最高傑作はどの馬?部門ごとに分けて紹介【マイル・中距離・長距離・牝馬】

ディープインパクト種付け料総額は?回数や方法がスゴすぎる!

ディープ インパクト 骨折

2019年7月に頸椎骨折のために死去したディープインパクト。 ディープインパクトは現役時代にクラシック三冠を獲得したのみならず、古馬になってからも天皇賞 春 、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念と、4歳で現役を引退したにもかかわらず実に7つの G1タイトルを手にしました。 引退後はポストサンデーサイレンスとして早々にシンジケートを組まれ、種牡馬入りします。 年間 100頭から200頭ほどの種付けを送ってきたディープインパクト産駒は当然のことながらターフにデビューし、父ディープインパクトを彷彿させるようにビッグレースで活躍してきました。 現役で走るディープインパクト産駒もいれば、引退して種牡馬、繁殖牝馬入りしたディープインパクト産駒もたくさん存在します。 その中で史上最強といわれるディープインパクト産駒はどの馬でしょうか。 ここでは部門ごとに分けてディープインパクト産駒最高傑作である馬を紹介していきます。 ディープインパクト産駒の意外な特徴 そのまえにディープインパクト産駒の意外ともいえる特徴について説明します。 ディープインパクト産駒でピンと来る馬は皆さんどの馬でしょうか。 女傑である ジェンティルドンナでしょうか。 3歳のときに菊花賞と有馬記念を制した サトノダイヤモンドでしょうか。 そのサトノダイヤモンドに勝ったダービー馬 マカヒキでしょうか。 それとも福永騎手と共にダービーを制した ワグネリアンでしょうか。 どの馬にも魅力がたっぷり詰まっていますが意外なことにディープインパクト産駒でG1タイトルを3つ以上手にした馬は2020年3月時点で ジェンティルドンナのみです。 ディープインパクトと同じサンデーサイレンスの仔であるステイゴールドはG1タイトルを7つ手にした オルフェーヴル、G1タイトルを6つ手にして引退した ゴールドシップを輩出しています。 また、種牡馬時代のディープインパクトのサイヤーリーディング争いの最大のライバルだったキングカメハメハもスプリンターG1を6つ手にした ロードカナロア、ダートのG1 地方G1含む を10個手にした ホッコータルマエを輩出しました。 ステイゴールドの仔に比べると産駒数も多く、もっとG1を手にしている感じがしますがそうではなく、サトノダイヤモンドもトーセンラーもキズナもワグネリアンも G1タイトルは2つ以上手にしていないのです。 マイルで最強のディープインパクト産駒 個人的に推したいのは ダノンプレミアムです。 デビュー時はそこまで期待がかかりませんでしたが2着馬に4馬身差の圧勝劇で鮮やかにデビューすると続くサウジアラビアロイヤルカップも制覇。 連勝のままこの年最後に出走したレースは2歳王者を決めるG1、朝日杯FSでした。 まだホープフルステークスがG1に昇格していない年の話でこの朝日杯FSを制した馬はほぼ確実に最優秀2歳牡馬に選出されるのです。 ところがダノンプレミアムが出走した2016年の朝日杯FSはメンバーが揃っていました。 2017年のマイルCSを制する ステルヴィオ 2019年のスプリンターズステークスを制する タワーオブロンドン 2017年のNHKマイルカップを制する ケイアイノーテック 2020年3月時点で短距離重賞を4つ手にしている ダノンスマッシュ このようにいまも大舞台で活躍する馬が出走しました。 しかしダノンプレミアムの勢いはとどまることを知りません。 錚々たるメンバーが出馬を表明した中でダノンプレミアムは2着馬ステルヴィオに 3馬身半差をつけあっさり勝ち切ったのです。 クラシック初戦にダノンプレミアムが選んだレースは皐月賞トライアルである弥生賞でした。 後にダービー馬となる ワグネリアンを 1馬身半差で捻じ伏せ見事皐月賞への切符を手にします。 ところが、直後に3歳の時に期待がかかりながらも 挫跖 ざせき のために皐月賞を回避することとなりました。 挫跖とは後ろ脚で前脚の蹄底をぶつけた際に起こる脚の 炎症のことを指します。 無敗で4連勝で皐月賞に挑む予定でしたがこの挫跖のために泣く泣く皐月賞を回避し、 日本ダービーへ直行することが決まりました。 迎えた日本ダービーは破竹の4連勝と鮮やかな勝ちっぷり、そしてそれまでダノンプレミアムが戦ってきた相手のことを考えると十分すぎるほど納得のいく1番人気で支持されます。 しかしながら、ダービーで有利と言われる最内枠を引きながらも少し包まれすぎる格好となったダノンプレミアムは過去4戦のときのようにベストを尽くせません。 大きな期待を背負いながらもこのダービーでは 6着に敗れてしまったのです。 その後は秋の天皇賞、マイルCSへ調教が進められたものの出走する意向を見せず、この年はダービーを最後に幕を閉じたのです。 ダノンプレミアムが復活したのは2019年の金鯱賞からでした。 この金鯱賞では条件戦から勢いに乗る エアウィンザーやこの年の東西グランプリを制することとなる リスグラシュー、皐月賞馬 アルアインといったメンバーが揃いましたが休み明けにも関わらず2着馬リスグラシューをかわしてあっさり優勝。 続くマイラーズカップでも前年の安田記念を制した モズアスコット、京都巧者の グァンチャーレ、この年のマイル王となる インディチャンプら相手に強い競馬で勝利しました。 クラシックこそ無冠に終わりましたが長期休暇をものともしない活躍ぶりで一気に多くの人から支持を集めることとなります。 この春最大の目標は春のマイル王を決める 安田記念でした。 安田記念はただのマイル決定戦という位置づけではなく、梅雨の宝塚記念を回避した中距離馬や3月開催の高松宮記念を最後に余力が残った短距離馬などが集い、例年群雄割拠します。 この年はドバイターフで5つ目のG1を手にした同期の牝馬である アーモンドアイが参戦することとなりただでさえ豪華なメンバーにさらに華が添えられました。 人気はアーモンドアイにこそ譲りましたがダノンプレミアムも負けません。 今年の戦績から多くの人からの支持を受け、2番人気に推されました。 ところが、ゲートスタート直後にアクシデントが発生します。 ダノンプレミアムは8枠15番からの発走でしたがそのひとつ外である8枠16番からゲートを出た ロジクライがスタート直後に 内に斜行してしまいます。 ダノンプレミアムは外から寄ってきたロジクライと内に走っていたアーモンドアイ、ペルシアンナイトに挟まれる格好となり接触、一気に進路が狭まってしまったのです。 この影響か、直線でもそれまでの重賞で魅せた 力強い競馬ができずにずるずると、 しんがり負けしてしまったのです。 競馬には何が起こるか分かりませんが、この一戦でダノンプレミアムの今後に影響が出るかと誰もが心配しました。 しかし、その心配をよそに秋競馬で持ち前のポテンシャルを如何なく発揮したのは秋の初戦に選択した天皇賞 秋 でした。 ここでも昨年の年度代表馬である アーモンドアイが参戦し、だれもがアーモンドアイを支持します。 また、この年の皐月賞馬である サートゥルナーリアも最後の一冠である菊花賞ではなく、天皇賞 秋 を選択しました。 ダノンプレミアムは 3番人気にまで支持を落とすこととなります。 レースでは逃げる アエロリットを後目に持ち前の先行競馬で自分のペースを保ちます。 直線に入り、後続を突き放す強い競馬を披露するとそのままぐいぐいとゴール板目掛けて走ります。 かつての最優秀2歳牡馬が2つめのG1タイトルを目掛けて全力を出しますが、直後に同期の最強牝馬がダノンプレミアムに襲い掛かりました。 アーモンドアイです。 ダノンプレミアムを交わしたアーモンドアイは最優秀2歳牡馬も、皐月賞馬をも赤子扱いする形で楽勝したのです。 ダノンプレミアムは2着に敗れてしまいましたが勝ち馬アーモンドアイが強すぎただけで十分すぎるほどの強い競馬ができ、 安田記念の接触の影響は全くなかったのです。 悔しい2着でしたがそれでも強い競馬ができたダノンプレミアムは秋のマイル王決定戦であるマイルCSに駒を進めました。 秋のマイル王決定戦であるマイルCSも例年豪華メンバーが揃います。 この年の顔はダービーで2着に健闘した ダノンキングリーでした。 その他にもマイルCSを制した ペルシアンナイト、元マイル王である モズアスコット、現マイル王の インディチャンプ、皐月賞馬 アルアインといったメンバーが顔を揃えます。 ダノンプレミアムは前走のレースぶりから1番人気に支持されます。 マイラーズカップを制したときと全く同じ舞台で得意の先行競馬で競馬をします。 しかし、直線でこの年の安田記念を制したインディチャンプがマイラーズカップの下克上と言わんばかりにダノンプレミアムに襲い掛かり、インディチャンプが春秋マイル決定戦を制したのです。 ダノンプレミアムはここでも2着に敗れる形となりました。 この年はこのマイルCSを最後に放牧されました。 今後の予定については2020年3月時点でも未定です。 マイルG1を手にしたディープインパクト産駒は トーセンラーや ダノンシャークがいます。 ダノンプレミアムはマイルG1を手にしていないものの今回取り上げたのは一重に戦ってきた相手関係でしょう。 朝日杯の面子はもとより古馬となって初レースとなった金鯱賞の相手、天皇賞 秋 の相手を考えると少しでも相手関係に恵まれていたらG1を手にしてもおかしくない器なのです。 まだまだ現役での走りに期待ができるダノンプレミアムの2つめのG1タイトル獲得はそう遠くない話だと思います。 中距離で最強のディープインパクト産駒 近年競馬を始めた人にとって、中距離で最も強いディープインパクト産駒といえばサトノダイヤモンドやワグネリアンと答える人もいるかもしれませんがここで紹介したいのはディープインパクト産駒でただ一頭、 G1タイトルを7つ手にした ジェンティルドンナです。 ジェンティルドンナの2歳の頃は2戦1勝と買ったレースこそ強い競馬でしたが多くの人の度肝を抜かすほどではありませんでした。 2歳女王決定戦である阪神JFにも未出走だったためにあまり強い印象はこのころはありませんでした。 そのジェンティルドンナの株を上げたのは3歳初戦に挑んだ シンザン記念です。 牝馬として出走したジェンティルドンナは牡馬相手に勝利し、クラシックへ名乗りを上げます。 余談話を挟みます。 ジェンティルドンナを最後にシンザン記念を制することとなる牝馬は久しく現れませんでしたが、ジェンティルドンナがシンザン記念を制してから6年後に、 アーモンドアイがここを勝ち切り牝馬三冠を手にすることとなります。 アーモンドアイはこの後牝馬クラシック三冠を成し遂げます。 このことから シンザン記念を制した牝馬はクラシックで大活躍するという烙印を押されることとなりました。 2020年のシンザン記念を制したのも牝馬の サンクトゥエールです。 サンクトゥエールがクラシックでどのように活躍するか期待がかかりますね。 話を戻してシンザン記念を制した後は桜花賞トライアルであるチューリップ賞に出走しますが数日前に起きた熱発の影響か、4着に敗れてしまいます。 しかし、本番である桜花賞で元横浜ベイスターズの大魔神佐々木氏所有の ヴィルシーナ相手に勝ち切り桜の女王になりました。 続くオークスでは主戦を務めていた岩田騎手が騎乗停止のために急遽川田騎手が手綱を握ることとなります。 桜花賞馬ながらこのオークスで ジェンティルドンナは支持を落としています。 理由は二つあり、一つはジェンティルドンナの騎乗に慣れない川田騎手が騎乗することでした。 そしてもう一つは当時ディープインパクト産駒はマイルでの活躍こそありましたが2400mの 中距離で結果を残していなかったのです。 そのことから多くの人が疑問にもったために桜花賞馬ながら、 3番人気まで支持を落としました。 しかし、フタを開けてみれば直線で大外からライバルをあっさりかわしてグングン突き抜け、2着馬ヴィルシーナに 5馬身差の完勝だったのです。 このジェンティルドンナの活躍と翌週のダービーを制した ディープブリランテにより ディープインパクト産駒の中距離適正は改められることとなりました。 秋の初戦に挑んだのは秋華賞トライアルであるローズステークスです。 休み明け初戦でしたが2着馬ヴィルシーナに勝ち切り春の勢いままに強い競馬を披露します。 迎えた秋華賞では 地方騎手の激闘となりました。 ジェンティルドンナに騎乗したのは元園田競馬所属の岩田騎手です。 そして最後の一冠を狙って闘志を燃やすのは元大井競馬所属の内田騎手と、ヴィルシーナでした。 誰もがジェンティルドンナとヴィルシーナの一騎打ちに思われましたが道中ですーっと先手を狙ったのが 15番人気のチェリーメデューサでした。 チェリーメデューサに騎乗したのは元園田競馬所属の小牧太騎手です。 誰もがノーマークだったチェリーメデューサが思わぬ方向からやってきたことで、思いもよらぬ形で元地方騎手の 三つ巴の対決となったのです。 チェリーメデューサは向こう正面あたりから前へ押し上げ前半逃げていたヴィルシーナをかわしてハナにたつとそこから大逃げを打つ形で競馬をしました。 小牧太騎手も 虎視眈々と秋華賞のタイトルを手に勝負に出たのでした。 直線に入ってもチェリーメデューサは7馬身ほどのリードを保って粘ります。 京都競馬場に詰めかけた多くの人がまさかの大荒れで決まるのかとどよめく中で2頭の馬が頭角をあらわにしました。 クラシック二冠馬の ジェンティルドンナと最後の一冠を手に勝負した ヴィルシーナです。 ジェンティルドンナはスローペースからの 大外ぶん回しで勝負し、ヴィルシーナは前半逃げていたにもかかわらず 直線で末脚をフルに発揮しチェリーメデューサに襲い掛かります。 2頭がチェリーメデューサを交わすと併せ馬のようにジェンティルドンナとヴィルシーナが一進一退の攻防をし、両頭が全く並んでゴール板を通過したのです。 写真判定の結果、ハナ差で制したのは 二冠馬ジェンティルドンナでした。 前半レースをコントロールしたヴィルシーナは直線でも末脚を伸ばして勝負し、ジェンティルドンナはスローからの苦しい展開の中で大外ぶん回しで地力を発揮し、チェリーメデューサは不意を突く形で最後の一冠をもぎとろうと勝負しました。 この元地方所属騎手の3名の攻防は多くの人に競馬の面白さと熱中させた 名レースなのです。 少し余談話をするとジェンティルドンナのためにクラシックを手にできなかったヴィルシーナはその後、これまでの勢いはどこにいったのかというようにスランプに陥ります。 しかしながら春の最強牝馬決定戦であるヴィクトリアマイルを連覇するなどして、 クラシックの銀メダリストとしての威光を世に広めました。 もう一つ余談話を挟むとこのときの檜川アナウンサーの直線での 「全く並んでゴールイン!」 という台詞は非常に有名で、2019年の頃に放送されていたラジオNIKKEIのクイズ番組のCMの問題として取り上げられています。 話を戻します。 大接戦の末に最後の牝馬三冠を手にし、アパパネ以来となる牝馬三冠を制したジェンティルドンナが目指したのはジャパンカップでした。 ジャパンカップでは2010年を制した エイシンフラッシュ、この年の凱旋門賞を制した ソレミアが参戦しましたがその中でも筆頭は前年の三冠馬である世紀の暴れん坊、 オルフェーヴルでしょう。 凱旋門賞ではソレミアによってぬぐい切れないほどの土をかぶさったオルフェーヴルが参戦することで 夢の三冠馬対決が幕を下ろされたのです。 ジェンティルドンナにとってもシンザン記念以来となる牡馬戦となりました。 レースは逃げるビートブラックがペースを握ります。 ジェンティルドンナは前走とは打って変わって積極的な先行策で競馬をします。 対するオルフェーヴルは後ろからの競馬をします。 レースが動いたのは府中の欅のある3コーナーから4コーナーにかけてです。 オルフェーヴルが オーバーワークともいえる進出を開始し、直線に入る前から勝負を開始したのです。 コーナーワークにてジェンティルドンナは最内からの競馬をしましたが外からオルフェーヴルが接近します。 2頭の三冠馬が叩き合いで直線勝負を仕掛けましたがジェンティルドンナにとってやや不利だったのは逃げたビートブラックを交わす際に横にいたオルフェーヴルとビートブラックに挟まれる形になり 進路が狭まってしまったのです。 しかしジェンティルドンナは併せて走る世紀の暴れん坊 オルフェーヴルを突き飛ばして強引に進路を切り開いたのです。 ビートブラックを交わした二頭の三冠馬は叩き合いの末に並んでゴールインしました。 しかし、秋華賞ほどの際どい判定ではなく勝った馬は明らかでした。 ジェンティルドンナが一つ年上の三冠馬であるオルフェーヴルに先着したのです。 ジャパンカップを制して4つ目のG1タイトルを手にしたジェンティルドンナ。 この年は牝馬三冠にくわえてジャパンカップでオルフェーヴルを筆頭に、中距離の猛者相手に勝ち切ったことが評価され、三歳牝馬にして史上初となる 年度代表馬に選出されたのです。 4歳になり古馬となったジェンティルドンナは3歳の頃ほどの勢いはありませんでしたがそれでも 2013年のジャパンカップ 2014年のドバイシーマクラシック と2つのG1タイトルを手にしましたし大舞台で勝ち切れなくとも競合相手に強い競馬で馬券に絡んでいました。 そのジェンティルドンナが引退を発表したのが 2014年の有馬記念でした。 この時点でG1を6つ手にしているジェンティルドンナは1番人気に支持されてもおかしくなかったのですがこの年の有馬記念は非常に層が厚かったのです。 オルフェーヴルとは別のベクトルで暴れん坊の芦毛の ゴールドシップ ドバイデューティフリーを制し世界ナンバーワンホースとなった ジャスタウェイ 前走ジャパンカップで強い競馬を魅せた エピファネイア この年のダービー馬 ワンアンドオンリー 天皇賞 春 を連覇した フェノーメノ ディープインパクトの初年度産駒である トーセンラー 3歳時にジェンティルドンナと死闘を繰り広げた ヴィルシーナ このようなメンバーが揃った有馬記念は近年でも史上最強メンバーと揚げる人も多いほどです。 これほどのメンバーを前に、ジェンティルドンナはG1ホルダーを6つ所持しているにもかかわらず 4番人気でした。 しかしながら、これが引退レースと分かっていたのか、好枠からの先行競馬から直線で他の有力馬を出し抜き 見事有終の美を飾ったのです。 最終的にG1タイトルを7つ獲得したジェンティルドンナは 史上初となる牝馬で 4大馬場 東京・中山・京都・阪神 G1を制覇 ディープインパクトと 親子で有馬記念制覇 通算獲得賞金額で3位 1位キタサンブラック、2位テイエムオペラオー と、 この一戦だけで数多くの記録を新たに造り上げたのです。 引退後はもちろん繁殖牝馬入りします。 2016年に初子が誕生し モアナアネラという名前で現役で活躍しています。 キングカメハメハやモーリス、ロードカナロアとの交配で新たに競馬界を沸かせる馬が誕生することに期待したいですね。 長距離で最強のディープインパクト産駒 2018年の菊花賞を制した フィエールマンを紹介したいです。 フィエールマンの知名度が世に浸透したのはデビュー3戦目に挑んだ ラジオNIKKEI賞でしょう。 夏の福島競馬場で開催される3歳限定戦のG3のラジオNIKKEI賞は通称「 都落ち重賞」と呼ばれます。 なぜそう呼ばれるかというと皐月賞やダービー、桜花賞といったビッグレースを目指す馬が志半ばで大舞台に出場できず、クラシック以外の重賞を獲得しようと出馬を表明するからです。 そのためメンバーレベルは 玉石混合とも呼べるものでなおかつ夏開催の3歳限定のハンデ重賞ということで非常に予想し辛いレースなのです。 フィエールマンは春のクラシックとは無縁でしたがデビューから2連勝を飾っていたために1番人気に支持されました。 しかし、ここを制したのは松山騎手が手綱を握った メイショウテッコンで、フィエールマンは2着に敗れてしまいました。 2着に敗れたフィエールマンが次に選んだのはなんと最後の一冠 菊花賞でした。 トライアルレースもはさまずに、関東馬は大苦戦している菊花賞にキャリア4戦で挑む。 競馬関係者、データ予想屋の人からしたら全く訳がわからないローテーションで出馬を表明したフィエールマンは絶好調ルメール騎手が手綱を握ったにもかかわらず 7番人気にまで支持を落としました。 しかし、 ノーザンファーム天栄仕上げで力をつけていたフィエールマンはこの年の有馬記念を制することとなる ブラストワンピースやシルバーコレクター エタリオウを退けなんとここを勝ち切ったのです。 キャリア4戦目で菊花賞制覇は史上初の快挙でした。 また、関東馬における菊花賞勝利は2001年の マンハッタンカフェ以来となり、実に 17年ぶりの快挙だったのです。 この年は菊花賞を最後に放牧に出されます。 フィエールマンの2つ目のG1タイトルは翌年の 天皇賞 春 でした。 叩きの一戦で使われたAJCCこそ古馬のシャケトラの2着でしたがノーザンファーム天栄仕上げと前年の菊花賞馬ということもあり迎えた天皇賞 春 では 1番人気に支持されました。 最後のコーナーから直線にかけてじっくり脚を溜め、直線で瞬発力を活かした競馬がこのときの京都の馬場とマッチしていて、2着馬グローリーヴェイズとのたたき合いにもつれ込むも見事かわして優勝し、春の盾を奪取します。 3着馬パフォーマプロミスには 6馬身差を空けての完勝でした。 名ステイヤーといえばジェンティルドンナの項で紹介した ゴールドシップや フェノーメノ、過去にさかのぼると ライスシャワーや メジロマックイーンを挙げる人がいるでしょう。 しかしディープインパクト産駒に限ればこのフィエールマンが最強だと思います。 現在は5歳馬でまだまだ元気いっぱいのフィエールマンの今後の活躍に期待したいですね。 番外編 牝馬で最強のディープインパクト産駒 ディープインパクト産駒最強の牝馬は先ほど紹介した ジェンティルドンナでしょう。 しかし、ディープインパクト産駒で大活躍した牝馬はまだまだ存在します。 ここで紹介する牝馬は3歳のときに怪我を発症し泣く泣くターフを去りました。 イフの話になりますが、その馬が怪我なくその後も走り続けていたら、個人的にはジェンティルドンナに匹敵するだけの活躍を見せたと思っています。 その馬は シンハライトといいます。 馬名は宝石名で「 輝かしい成績」を込めてという意味があるそうです。 シンハライトは2016年のクラシックを沸かせた一頭で、同期にヴィヴロス、クロコスミア、牡馬であればサトノダイヤモンド、マカヒキがいます。 デビューから無傷の2連勝で挑んだ桜花賞トライアルではヴィクトワールピサの初年度産駒である ジュエラー相手に直線で大接戦を演じましたが ハナ差でジュエラーを抑えて見事優勝しました。 クラシック初戦となる桜花賞にて、ルメール騎手騎乗のメジャーエンブレムとジュエラー、そしてシンハライトとの 3強対決となりましたがここでもジュエラーとのマッチレースとなるのです。 チューリップ賞を見ているかのような大接戦に多くの観客は馬券を握りしめました。 チューリップ賞のときのようにジュエラーとシンハライトはもつれ合うようにゴール板を通過しましたがここで勝ったのは ジュエラーだったのです。 初の黒星となってしまったシンハライトでしたが順当にオークスに駒を進めました。 しかし、同期にアクシデントが発生します。 ジュエラーがこのレースのあとに 故障を発生し、オークス出走を断念しました。

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無敗の三冠馬・ディープインパクト死す 頸椎骨折で安楽死処置 「痛恨の極み」/競馬・レース/デイリースポーツ online

ディープ インパクト 骨折

2019年7月に頸椎骨折のために死去したディープインパクト。 ディープインパクトは現役時代にクラシック三冠を獲得したのみならず、古馬になってからも天皇賞 春 、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念と、4歳で現役を引退したにもかかわらず実に7つの G1タイトルを手にしました。 引退後はポストサンデーサイレンスとして早々にシンジケートを組まれ、種牡馬入りします。 年間 100頭から200頭ほどの種付けを送ってきたディープインパクト産駒は当然のことながらターフにデビューし、父ディープインパクトを彷彿させるようにビッグレースで活躍してきました。 現役で走るディープインパクト産駒もいれば、引退して種牡馬、繁殖牝馬入りしたディープインパクト産駒もたくさん存在します。 その中で史上最強といわれるディープインパクト産駒はどの馬でしょうか。 ここでは部門ごとに分けてディープインパクト産駒最高傑作である馬を紹介していきます。 ディープインパクト産駒の意外な特徴 そのまえにディープインパクト産駒の意外ともいえる特徴について説明します。 ディープインパクト産駒でピンと来る馬は皆さんどの馬でしょうか。 女傑である ジェンティルドンナでしょうか。 3歳のときに菊花賞と有馬記念を制した サトノダイヤモンドでしょうか。 そのサトノダイヤモンドに勝ったダービー馬 マカヒキでしょうか。 それとも福永騎手と共にダービーを制した ワグネリアンでしょうか。 どの馬にも魅力がたっぷり詰まっていますが意外なことにディープインパクト産駒でG1タイトルを3つ以上手にした馬は2020年3月時点で ジェンティルドンナのみです。 ディープインパクトと同じサンデーサイレンスの仔であるステイゴールドはG1タイトルを7つ手にした オルフェーヴル、G1タイトルを6つ手にして引退した ゴールドシップを輩出しています。 また、種牡馬時代のディープインパクトのサイヤーリーディング争いの最大のライバルだったキングカメハメハもスプリンターG1を6つ手にした ロードカナロア、ダートのG1 地方G1含む を10個手にした ホッコータルマエを輩出しました。 ステイゴールドの仔に比べると産駒数も多く、もっとG1を手にしている感じがしますがそうではなく、サトノダイヤモンドもトーセンラーもキズナもワグネリアンも G1タイトルは2つ以上手にしていないのです。 マイルで最強のディープインパクト産駒 個人的に推したいのは ダノンプレミアムです。 デビュー時はそこまで期待がかかりませんでしたが2着馬に4馬身差の圧勝劇で鮮やかにデビューすると続くサウジアラビアロイヤルカップも制覇。 連勝のままこの年最後に出走したレースは2歳王者を決めるG1、朝日杯FSでした。 まだホープフルステークスがG1に昇格していない年の話でこの朝日杯FSを制した馬はほぼ確実に最優秀2歳牡馬に選出されるのです。 ところがダノンプレミアムが出走した2016年の朝日杯FSはメンバーが揃っていました。 2017年のマイルCSを制する ステルヴィオ 2019年のスプリンターズステークスを制する タワーオブロンドン 2017年のNHKマイルカップを制する ケイアイノーテック 2020年3月時点で短距離重賞を4つ手にしている ダノンスマッシュ このようにいまも大舞台で活躍する馬が出走しました。 しかしダノンプレミアムの勢いはとどまることを知りません。 錚々たるメンバーが出馬を表明した中でダノンプレミアムは2着馬ステルヴィオに 3馬身半差をつけあっさり勝ち切ったのです。 クラシック初戦にダノンプレミアムが選んだレースは皐月賞トライアルである弥生賞でした。 後にダービー馬となる ワグネリアンを 1馬身半差で捻じ伏せ見事皐月賞への切符を手にします。 ところが、直後に3歳の時に期待がかかりながらも 挫跖 ざせき のために皐月賞を回避することとなりました。 挫跖とは後ろ脚で前脚の蹄底をぶつけた際に起こる脚の 炎症のことを指します。 無敗で4連勝で皐月賞に挑む予定でしたがこの挫跖のために泣く泣く皐月賞を回避し、 日本ダービーへ直行することが決まりました。 迎えた日本ダービーは破竹の4連勝と鮮やかな勝ちっぷり、そしてそれまでダノンプレミアムが戦ってきた相手のことを考えると十分すぎるほど納得のいく1番人気で支持されます。 しかしながら、ダービーで有利と言われる最内枠を引きながらも少し包まれすぎる格好となったダノンプレミアムは過去4戦のときのようにベストを尽くせません。 大きな期待を背負いながらもこのダービーでは 6着に敗れてしまったのです。 その後は秋の天皇賞、マイルCSへ調教が進められたものの出走する意向を見せず、この年はダービーを最後に幕を閉じたのです。 ダノンプレミアムが復活したのは2019年の金鯱賞からでした。 この金鯱賞では条件戦から勢いに乗る エアウィンザーやこの年の東西グランプリを制することとなる リスグラシュー、皐月賞馬 アルアインといったメンバーが揃いましたが休み明けにも関わらず2着馬リスグラシューをかわしてあっさり優勝。 続くマイラーズカップでも前年の安田記念を制した モズアスコット、京都巧者の グァンチャーレ、この年のマイル王となる インディチャンプら相手に強い競馬で勝利しました。 クラシックこそ無冠に終わりましたが長期休暇をものともしない活躍ぶりで一気に多くの人から支持を集めることとなります。 この春最大の目標は春のマイル王を決める 安田記念でした。 安田記念はただのマイル決定戦という位置づけではなく、梅雨の宝塚記念を回避した中距離馬や3月開催の高松宮記念を最後に余力が残った短距離馬などが集い、例年群雄割拠します。 この年はドバイターフで5つ目のG1を手にした同期の牝馬である アーモンドアイが参戦することとなりただでさえ豪華なメンバーにさらに華が添えられました。 人気はアーモンドアイにこそ譲りましたがダノンプレミアムも負けません。 今年の戦績から多くの人からの支持を受け、2番人気に推されました。 ところが、ゲートスタート直後にアクシデントが発生します。 ダノンプレミアムは8枠15番からの発走でしたがそのひとつ外である8枠16番からゲートを出た ロジクライがスタート直後に 内に斜行してしまいます。 ダノンプレミアムは外から寄ってきたロジクライと内に走っていたアーモンドアイ、ペルシアンナイトに挟まれる格好となり接触、一気に進路が狭まってしまったのです。 この影響か、直線でもそれまでの重賞で魅せた 力強い競馬ができずにずるずると、 しんがり負けしてしまったのです。 競馬には何が起こるか分かりませんが、この一戦でダノンプレミアムの今後に影響が出るかと誰もが心配しました。 しかし、その心配をよそに秋競馬で持ち前のポテンシャルを如何なく発揮したのは秋の初戦に選択した天皇賞 秋 でした。 ここでも昨年の年度代表馬である アーモンドアイが参戦し、だれもがアーモンドアイを支持します。 また、この年の皐月賞馬である サートゥルナーリアも最後の一冠である菊花賞ではなく、天皇賞 秋 を選択しました。 ダノンプレミアムは 3番人気にまで支持を落とすこととなります。 レースでは逃げる アエロリットを後目に持ち前の先行競馬で自分のペースを保ちます。 直線に入り、後続を突き放す強い競馬を披露するとそのままぐいぐいとゴール板目掛けて走ります。 かつての最優秀2歳牡馬が2つめのG1タイトルを目掛けて全力を出しますが、直後に同期の最強牝馬がダノンプレミアムに襲い掛かりました。 アーモンドアイです。 ダノンプレミアムを交わしたアーモンドアイは最優秀2歳牡馬も、皐月賞馬をも赤子扱いする形で楽勝したのです。 ダノンプレミアムは2着に敗れてしまいましたが勝ち馬アーモンドアイが強すぎただけで十分すぎるほどの強い競馬ができ、 安田記念の接触の影響は全くなかったのです。 悔しい2着でしたがそれでも強い競馬ができたダノンプレミアムは秋のマイル王決定戦であるマイルCSに駒を進めました。 秋のマイル王決定戦であるマイルCSも例年豪華メンバーが揃います。 この年の顔はダービーで2着に健闘した ダノンキングリーでした。 その他にもマイルCSを制した ペルシアンナイト、元マイル王である モズアスコット、現マイル王の インディチャンプ、皐月賞馬 アルアインといったメンバーが顔を揃えます。 ダノンプレミアムは前走のレースぶりから1番人気に支持されます。 マイラーズカップを制したときと全く同じ舞台で得意の先行競馬で競馬をします。 しかし、直線でこの年の安田記念を制したインディチャンプがマイラーズカップの下克上と言わんばかりにダノンプレミアムに襲い掛かり、インディチャンプが春秋マイル決定戦を制したのです。 ダノンプレミアムはここでも2着に敗れる形となりました。 この年はこのマイルCSを最後に放牧されました。 今後の予定については2020年3月時点でも未定です。 マイルG1を手にしたディープインパクト産駒は トーセンラーや ダノンシャークがいます。 ダノンプレミアムはマイルG1を手にしていないものの今回取り上げたのは一重に戦ってきた相手関係でしょう。 朝日杯の面子はもとより古馬となって初レースとなった金鯱賞の相手、天皇賞 秋 の相手を考えると少しでも相手関係に恵まれていたらG1を手にしてもおかしくない器なのです。 まだまだ現役での走りに期待ができるダノンプレミアムの2つめのG1タイトル獲得はそう遠くない話だと思います。 中距離で最強のディープインパクト産駒 近年競馬を始めた人にとって、中距離で最も強いディープインパクト産駒といえばサトノダイヤモンドやワグネリアンと答える人もいるかもしれませんがここで紹介したいのはディープインパクト産駒でただ一頭、 G1タイトルを7つ手にした ジェンティルドンナです。 ジェンティルドンナの2歳の頃は2戦1勝と買ったレースこそ強い競馬でしたが多くの人の度肝を抜かすほどではありませんでした。 2歳女王決定戦である阪神JFにも未出走だったためにあまり強い印象はこのころはありませんでした。 そのジェンティルドンナの株を上げたのは3歳初戦に挑んだ シンザン記念です。 牝馬として出走したジェンティルドンナは牡馬相手に勝利し、クラシックへ名乗りを上げます。 余談話を挟みます。 ジェンティルドンナを最後にシンザン記念を制することとなる牝馬は久しく現れませんでしたが、ジェンティルドンナがシンザン記念を制してから6年後に、 アーモンドアイがここを勝ち切り牝馬三冠を手にすることとなります。 アーモンドアイはこの後牝馬クラシック三冠を成し遂げます。 このことから シンザン記念を制した牝馬はクラシックで大活躍するという烙印を押されることとなりました。 2020年のシンザン記念を制したのも牝馬の サンクトゥエールです。 サンクトゥエールがクラシックでどのように活躍するか期待がかかりますね。 話を戻してシンザン記念を制した後は桜花賞トライアルであるチューリップ賞に出走しますが数日前に起きた熱発の影響か、4着に敗れてしまいます。 しかし、本番である桜花賞で元横浜ベイスターズの大魔神佐々木氏所有の ヴィルシーナ相手に勝ち切り桜の女王になりました。 続くオークスでは主戦を務めていた岩田騎手が騎乗停止のために急遽川田騎手が手綱を握ることとなります。 桜花賞馬ながらこのオークスで ジェンティルドンナは支持を落としています。 理由は二つあり、一つはジェンティルドンナの騎乗に慣れない川田騎手が騎乗することでした。 そしてもう一つは当時ディープインパクト産駒はマイルでの活躍こそありましたが2400mの 中距離で結果を残していなかったのです。 そのことから多くの人が疑問にもったために桜花賞馬ながら、 3番人気まで支持を落としました。 しかし、フタを開けてみれば直線で大外からライバルをあっさりかわしてグングン突き抜け、2着馬ヴィルシーナに 5馬身差の完勝だったのです。 このジェンティルドンナの活躍と翌週のダービーを制した ディープブリランテにより ディープインパクト産駒の中距離適正は改められることとなりました。 秋の初戦に挑んだのは秋華賞トライアルであるローズステークスです。 休み明け初戦でしたが2着馬ヴィルシーナに勝ち切り春の勢いままに強い競馬を披露します。 迎えた秋華賞では 地方騎手の激闘となりました。 ジェンティルドンナに騎乗したのは元園田競馬所属の岩田騎手です。 そして最後の一冠を狙って闘志を燃やすのは元大井競馬所属の内田騎手と、ヴィルシーナでした。 誰もがジェンティルドンナとヴィルシーナの一騎打ちに思われましたが道中ですーっと先手を狙ったのが 15番人気のチェリーメデューサでした。 チェリーメデューサに騎乗したのは元園田競馬所属の小牧太騎手です。 誰もがノーマークだったチェリーメデューサが思わぬ方向からやってきたことで、思いもよらぬ形で元地方騎手の 三つ巴の対決となったのです。 チェリーメデューサは向こう正面あたりから前へ押し上げ前半逃げていたヴィルシーナをかわしてハナにたつとそこから大逃げを打つ形で競馬をしました。 小牧太騎手も 虎視眈々と秋華賞のタイトルを手に勝負に出たのでした。 直線に入ってもチェリーメデューサは7馬身ほどのリードを保って粘ります。 京都競馬場に詰めかけた多くの人がまさかの大荒れで決まるのかとどよめく中で2頭の馬が頭角をあらわにしました。 クラシック二冠馬の ジェンティルドンナと最後の一冠を手に勝負した ヴィルシーナです。 ジェンティルドンナはスローペースからの 大外ぶん回しで勝負し、ヴィルシーナは前半逃げていたにもかかわらず 直線で末脚をフルに発揮しチェリーメデューサに襲い掛かります。 2頭がチェリーメデューサを交わすと併せ馬のようにジェンティルドンナとヴィルシーナが一進一退の攻防をし、両頭が全く並んでゴール板を通過したのです。 写真判定の結果、ハナ差で制したのは 二冠馬ジェンティルドンナでした。 前半レースをコントロールしたヴィルシーナは直線でも末脚を伸ばして勝負し、ジェンティルドンナはスローからの苦しい展開の中で大外ぶん回しで地力を発揮し、チェリーメデューサは不意を突く形で最後の一冠をもぎとろうと勝負しました。 この元地方所属騎手の3名の攻防は多くの人に競馬の面白さと熱中させた 名レースなのです。 少し余談話をするとジェンティルドンナのためにクラシックを手にできなかったヴィルシーナはその後、これまでの勢いはどこにいったのかというようにスランプに陥ります。 しかしながら春の最強牝馬決定戦であるヴィクトリアマイルを連覇するなどして、 クラシックの銀メダリストとしての威光を世に広めました。 もう一つ余談話を挟むとこのときの檜川アナウンサーの直線での 「全く並んでゴールイン!」 という台詞は非常に有名で、2019年の頃に放送されていたラジオNIKKEIのクイズ番組のCMの問題として取り上げられています。 話を戻します。 大接戦の末に最後の牝馬三冠を手にし、アパパネ以来となる牝馬三冠を制したジェンティルドンナが目指したのはジャパンカップでした。 ジャパンカップでは2010年を制した エイシンフラッシュ、この年の凱旋門賞を制した ソレミアが参戦しましたがその中でも筆頭は前年の三冠馬である世紀の暴れん坊、 オルフェーヴルでしょう。 凱旋門賞ではソレミアによってぬぐい切れないほどの土をかぶさったオルフェーヴルが参戦することで 夢の三冠馬対決が幕を下ろされたのです。 ジェンティルドンナにとってもシンザン記念以来となる牡馬戦となりました。 レースは逃げるビートブラックがペースを握ります。 ジェンティルドンナは前走とは打って変わって積極的な先行策で競馬をします。 対するオルフェーヴルは後ろからの競馬をします。 レースが動いたのは府中の欅のある3コーナーから4コーナーにかけてです。 オルフェーヴルが オーバーワークともいえる進出を開始し、直線に入る前から勝負を開始したのです。 コーナーワークにてジェンティルドンナは最内からの競馬をしましたが外からオルフェーヴルが接近します。 2頭の三冠馬が叩き合いで直線勝負を仕掛けましたがジェンティルドンナにとってやや不利だったのは逃げたビートブラックを交わす際に横にいたオルフェーヴルとビートブラックに挟まれる形になり 進路が狭まってしまったのです。 しかしジェンティルドンナは併せて走る世紀の暴れん坊 オルフェーヴルを突き飛ばして強引に進路を切り開いたのです。 ビートブラックを交わした二頭の三冠馬は叩き合いの末に並んでゴールインしました。 しかし、秋華賞ほどの際どい判定ではなく勝った馬は明らかでした。 ジェンティルドンナが一つ年上の三冠馬であるオルフェーヴルに先着したのです。 ジャパンカップを制して4つ目のG1タイトルを手にしたジェンティルドンナ。 この年は牝馬三冠にくわえてジャパンカップでオルフェーヴルを筆頭に、中距離の猛者相手に勝ち切ったことが評価され、三歳牝馬にして史上初となる 年度代表馬に選出されたのです。 4歳になり古馬となったジェンティルドンナは3歳の頃ほどの勢いはありませんでしたがそれでも 2013年のジャパンカップ 2014年のドバイシーマクラシック と2つのG1タイトルを手にしましたし大舞台で勝ち切れなくとも競合相手に強い競馬で馬券に絡んでいました。 そのジェンティルドンナが引退を発表したのが 2014年の有馬記念でした。 この時点でG1を6つ手にしているジェンティルドンナは1番人気に支持されてもおかしくなかったのですがこの年の有馬記念は非常に層が厚かったのです。 オルフェーヴルとは別のベクトルで暴れん坊の芦毛の ゴールドシップ ドバイデューティフリーを制し世界ナンバーワンホースとなった ジャスタウェイ 前走ジャパンカップで強い競馬を魅せた エピファネイア この年のダービー馬 ワンアンドオンリー 天皇賞 春 を連覇した フェノーメノ ディープインパクトの初年度産駒である トーセンラー 3歳時にジェンティルドンナと死闘を繰り広げた ヴィルシーナ このようなメンバーが揃った有馬記念は近年でも史上最強メンバーと揚げる人も多いほどです。 これほどのメンバーを前に、ジェンティルドンナはG1ホルダーを6つ所持しているにもかかわらず 4番人気でした。 しかしながら、これが引退レースと分かっていたのか、好枠からの先行競馬から直線で他の有力馬を出し抜き 見事有終の美を飾ったのです。 最終的にG1タイトルを7つ獲得したジェンティルドンナは 史上初となる牝馬で 4大馬場 東京・中山・京都・阪神 G1を制覇 ディープインパクトと 親子で有馬記念制覇 通算獲得賞金額で3位 1位キタサンブラック、2位テイエムオペラオー と、 この一戦だけで数多くの記録を新たに造り上げたのです。 引退後はもちろん繁殖牝馬入りします。 2016年に初子が誕生し モアナアネラという名前で現役で活躍しています。 キングカメハメハやモーリス、ロードカナロアとの交配で新たに競馬界を沸かせる馬が誕生することに期待したいですね。 長距離で最強のディープインパクト産駒 2018年の菊花賞を制した フィエールマンを紹介したいです。 フィエールマンの知名度が世に浸透したのはデビュー3戦目に挑んだ ラジオNIKKEI賞でしょう。 夏の福島競馬場で開催される3歳限定戦のG3のラジオNIKKEI賞は通称「 都落ち重賞」と呼ばれます。 なぜそう呼ばれるかというと皐月賞やダービー、桜花賞といったビッグレースを目指す馬が志半ばで大舞台に出場できず、クラシック以外の重賞を獲得しようと出馬を表明するからです。 そのためメンバーレベルは 玉石混合とも呼べるものでなおかつ夏開催の3歳限定のハンデ重賞ということで非常に予想し辛いレースなのです。 フィエールマンは春のクラシックとは無縁でしたがデビューから2連勝を飾っていたために1番人気に支持されました。 しかし、ここを制したのは松山騎手が手綱を握った メイショウテッコンで、フィエールマンは2着に敗れてしまいました。 2着に敗れたフィエールマンが次に選んだのはなんと最後の一冠 菊花賞でした。 トライアルレースもはさまずに、関東馬は大苦戦している菊花賞にキャリア4戦で挑む。 競馬関係者、データ予想屋の人からしたら全く訳がわからないローテーションで出馬を表明したフィエールマンは絶好調ルメール騎手が手綱を握ったにもかかわらず 7番人気にまで支持を落としました。 しかし、 ノーザンファーム天栄仕上げで力をつけていたフィエールマンはこの年の有馬記念を制することとなる ブラストワンピースやシルバーコレクター エタリオウを退けなんとここを勝ち切ったのです。 キャリア4戦目で菊花賞制覇は史上初の快挙でした。 また、関東馬における菊花賞勝利は2001年の マンハッタンカフェ以来となり、実に 17年ぶりの快挙だったのです。 この年は菊花賞を最後に放牧に出されます。 フィエールマンの2つ目のG1タイトルは翌年の 天皇賞 春 でした。 叩きの一戦で使われたAJCCこそ古馬のシャケトラの2着でしたがノーザンファーム天栄仕上げと前年の菊花賞馬ということもあり迎えた天皇賞 春 では 1番人気に支持されました。 最後のコーナーから直線にかけてじっくり脚を溜め、直線で瞬発力を活かした競馬がこのときの京都の馬場とマッチしていて、2着馬グローリーヴェイズとのたたき合いにもつれ込むも見事かわして優勝し、春の盾を奪取します。 3着馬パフォーマプロミスには 6馬身差を空けての完勝でした。 名ステイヤーといえばジェンティルドンナの項で紹介した ゴールドシップや フェノーメノ、過去にさかのぼると ライスシャワーや メジロマックイーンを挙げる人がいるでしょう。 しかしディープインパクト産駒に限ればこのフィエールマンが最強だと思います。 現在は5歳馬でまだまだ元気いっぱいのフィエールマンの今後の活躍に期待したいですね。 番外編 牝馬で最強のディープインパクト産駒 ディープインパクト産駒最強の牝馬は先ほど紹介した ジェンティルドンナでしょう。 しかし、ディープインパクト産駒で大活躍した牝馬はまだまだ存在します。 ここで紹介する牝馬は3歳のときに怪我を発症し泣く泣くターフを去りました。 イフの話になりますが、その馬が怪我なくその後も走り続けていたら、個人的にはジェンティルドンナに匹敵するだけの活躍を見せたと思っています。 その馬は シンハライトといいます。 馬名は宝石名で「 輝かしい成績」を込めてという意味があるそうです。 シンハライトは2016年のクラシックを沸かせた一頭で、同期にヴィヴロス、クロコスミア、牡馬であればサトノダイヤモンド、マカヒキがいます。 デビューから無傷の2連勝で挑んだ桜花賞トライアルではヴィクトワールピサの初年度産駒である ジュエラー相手に直線で大接戦を演じましたが ハナ差でジュエラーを抑えて見事優勝しました。 クラシック初戦となる桜花賞にて、ルメール騎手騎乗のメジャーエンブレムとジュエラー、そしてシンハライトとの 3強対決となりましたがここでもジュエラーとのマッチレースとなるのです。 チューリップ賞を見ているかのような大接戦に多くの観客は馬券を握りしめました。 チューリップ賞のときのようにジュエラーとシンハライトはもつれ合うようにゴール板を通過しましたがここで勝ったのは ジュエラーだったのです。 初の黒星となってしまったシンハライトでしたが順当にオークスに駒を進めました。 しかし、同期にアクシデントが発生します。 ジュエラーがこのレースのあとに 故障を発生し、オークス出走を断念しました。

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ディープインパクトの馬主は金子真人?年収資産や所有馬がすごい?

ディープ インパクト 骨折

Contents• 1:ディープインパクト死亡、享年17歳 ディープインパクトが7月30日に死亡しました。 享年17歳です。 社台スタリオンステーションのディープインパクトの死亡を2019年7月30日に公式発表をしていましたので引用します。 弊社にて繋養しておりましたディープインパクト号ですが、 かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。 手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、 翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。 30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、 回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。 けい用先の社台スタリオンステーションでは「命に関わることではない」との発表を行っていましたが、7月28日に頸部の手術を受けたものの翌日29日の午前中に突然立てなくなくりました。 30日の早朝にレントゲン検査を行った結果、頸椎に骨折が見つかり「回復の見込みなし」の判断から安楽死となったのです。 ディープインパクトは競馬ファンを沸かせるラストスパートが特徴的な名馬でしたが、相当首に負担がかかっていたようですね。 2:ディープインパクト死亡のツイッターの反応 ディープインパクトの死亡についてツイッターでは多くの著名人、大手競馬メディア関わらず惜しむツイートがありましたので転載します。 ディープインパクトが天国へ旅立ったとの報せ。 次元の違う走りで衝撃をあたえ続けた日本最高の名馬でした。 産駒にもその強さは受け継がれ今もなお競馬界を創造し続ける偉大すぎる血統です。 天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。 本当にお疲れ様でした。 そしてありがとうございました。 — 川島明 akira5423 さよなら スーパーホース ディープインパクトが死んじゃった! 残念ですね — 中野英雄 bugsyinc ディープの池江元調教師もショック「まさか、こんなに早く逝くとは」 — netkeiba. com netkeiba 麒麟「川島明」は「天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。 本当にお疲れ様でした。 そしてありがとうございました。 」 俳優の「中野英雄」は「さよなら スーパーホースディープインパクトが死んじゃった!残念ですね」 池江元調教師は「まさか、こんなに早く逝くとは」と追悼を述べています。 3:ディープインパクト死亡の2chの反応 2chでもディープインパクト死亡スレが立ち死を惜しむレスが投稿されていました。 一方で「手術したら骨折したのか? 骨折があるのに見落として手術したのか?」・「医療ミスか?」・「馬刺しになるのか」など匿名だからこそ発言できるレスも多く投稿されていました。 2chでは「医療ミス」や「今後馬肉なるのか」などの死因の詳細やディープインパクトの今後に注目が集まっています。 2019年7月30日時点、ディープインパクトの死亡スレが複数立っていますのでまとめます。 ディープインパクトの死亡について2chの反応をチェックしたい方はぜひご参考にしてください。 4:種牡馬を安楽死させる意味はあるのか またディープインパクトの死亡に関して「種牡馬を安楽死させる意味はあるの?」という反応もありました。 種付けは人工受精などではなく動物本来の自然な方法で行われています。 そのため種牡馬でも立ち上がらなければ役割を果たせないのです。 残念ではありますがディープインパクトの治療に関わってきた方々も予後不良ということで安楽死を選択したようですね。

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