フェラーリ ローマ。 「ローマ」が継承するラグジュアリー・フェラーリの系譜

フェラーリの新型FRクーペ「ローマ」日本デビュー 最高出力620PSのV8エンジンを搭載 【ニュース】

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日本に上陸したフェラーリ・ローマ 価格は2682万円。 カーデザインの黄金期時代にオマージュを捧げるというフェラーリ・ローマは、当時のエレガントな要素をモダンなフォルムへと大胆に生まれ変わらせ、息をのむ美しさと最高のパフォーマンスを完璧に融合させたとしています。 フェラーリ・ローマは、時代を超えた高貴で洗練されたデザインに加えて、美しく調和したプロポ ーションやバランスの取れた優美なボリューム感といった、フェラーリのミッドフロントエンジン・グランドツーリングカーの伝統を色濃く反映。 エクステリアデザインのインスピレーションの元となったのが、1960年代の伝説的なグランドツーリング・フェラーリが誇ったスポーティなエレガンスだそう。 また、フェラーリ・ローマは、日常での運転のしやすさ、乗り心地の良さも自慢。 9L V8ターボは最高出力620cvに達する フェラーリ・ローマに搭載されるエンジンは、最高出力620cvの3. 9L V8ターボ。 新しいカムプロフィールのほかタービンの回転を測定する速度センサーがあり、タービンの1分あたりの最大回転数が5,000rpmまで向上しています。 また、ガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)が採用され、最も厳しい排出ガス基準である「ユーロ 6D」に適合しながら、ドライバビリティも確保されているとのことです。 フェラーリ・ローマのリヤビュー シャーシには、フェラーリが新世代モデルのために開発した技術が生かされています。 ボディとシャーシは、最新の軽量化技術と高度な生産技術を取り入れて変更されています。 コンポーネントの70%が完全な新設計だそう。 こうした設計、新開発によりセグメント最高のパワーウエイト・レシオ(2. フェラーリ・ローマのサイドビュー もちろん、エアロダイナミクスにも配慮されています。 ピュアなスタイリングを損なわずに同クラス最高の空力パフォーマンスを実現するべく、マラネッロの技術者は多くの先端技術を開発。 中でも目を惹くのが、リヤスクリーンと一体化した可動リアスポイラー。 格納時は、車両のフォーマルな優美さを損なわず、高速走行時には自動で起動して、同モデルの卓越したパフォーマンスに必須のダウンフォースを発生させます。 フェラーリ・ローマのインパネ インテリアには、空間と形状を決める新たなアーキテクチャ・コンセプトが開発されています。 ドライバー側とパッセンジャー側に別々の空間「セル」を生み出す手法で、フェラーリのほかのモデルに導入されている「デュアル・コックピット・コンセプト」の進化版になっています。 「デュアル・コックピット」の理念をダッシュボードからキャビン全体に拡大したことで、斬新なルックスになっています。 (塚田勝弘) by カテゴリー : , , タグ : ,.

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そりゃ、マルチェロ・マストロヤンニがこんなクルマを運転して夜のネオンきらめくローマ・ヴェネト通りのオシャレなクラブに乗り着け、助手席からアニタ・エクバーグみたいなグラマーな金髪美女が、長く美しい脚をチラリと見せながら降りてきたら、それこそ映画「ドルチェ・ヴィータ 甘い生活 」の世界そのものでしょう。 そんな、飛びきりエレガントなスタイルを持ったGTクーペがフェラーリから登場した。 その名も"フェラーリ・ローマ"。 これまで、なによりもグランプリに勝つことを至上命題とし、その余技として、あくまで資金稼ぎのために市販ロードカーを生産してきた感があったフェラーリが、あたかも180度宗旨替えしたかのように享楽的な1960年代ローマの「甘い生活」をモチーフにしたGTクーペをデビューさせたのだから、これはもはやひとつの"事件"と言っていいのではないか。 そして、私はその目撃者のひとりとして、1960年のローマ・オリンピックでホッケー競技の会場としても使われた「大理石のスタジオ」で開かれた発表会に臨席する幸運を得たのだが、実はその前の晩から、フェラーリ・ローマの「甘い生活」的発表会は始まっていたのだ。 宿泊先は、まさに映画の舞台となったヴェネト通りに面した5つ星ホテル。 ディナー会場はそこから歩いてすぐの「クラブ・ジャッキー・O」。 すなわち、前日からローマの「甘い生活」にどっぷり漬かってもらおうというフェラーリの粋な演出であったわけだ。 しかし、さらに派手な演出は発表会当日の会場そのものにあった。 なんと「ヌオーヴァ・ドルチェ・ヴィータ 新・甘い生活 」と書かれたエントランスを通って大理石のスタジオに入ると、そこは1960年代の夜のローマを彷彿とさせる巨大なナイト・クラブになっていたのだ。 壁一面にリキュールのボトルが並ぶバー・カウンターがあるかと思えば、赤いネオン照明の下、コーヒーや酒、食事を楽しめるテーブルも用意されている。 壁に掛けられた大きなスクリーンには、1960年代の最新ファッションに身を包んだ男女が、フェラーリのスパイダーやクーペに乗って文字通り「甘い生活」を満喫している写真が大写しにされていた。 舞台でプレゼンテーションするのではなく、バーで一杯ひっかけて、通りを歩いていたら、偶然、カフェでデザイナーの友人に会ってクルマについてお喋りを楽しむ、というようなスタイルで、クルマのコンセプトが紹介されていく。 「ローマのカフェで話している人たちの会話を聞いていると、デザインに関してはちょっと控え目で、毎日使えるようなフェラーリが欲しいという声を聞くことができます。 ローマのヴェネト通りをフィアットではなく、フェラーリで走りたいという声もある。 そういうリクエストに対して私たちは何ができるのか。 私たちのヘリテージを考えた時、60年代にはエレガントなクルマがたくさんありました。 そのエレガントでラグジュアリーなスタイルをGTという形にして現代に持ち込もうと考えたのです」 キイ・コンセプトは、"控え目なラグジュアリー"。 チーフ・デザイナーのフラヴィオ・マンツォーニ氏はそれを、できうる限りシンプルなラインで表現しようと考えたという。 「デザインの出発点はイブニング・ドレスを着たF1マシン。 詩的でピュアなものをシンプルなラインで表現したいと思いました。 テールは低めで、プロポーションはバランスが取れている。 ボディ・サイドのラインは2本だけ。 ラップアラウンドなシェイプ。 再びガリエラ氏によれば、2019年夏に発表したSF90が今までのフェラーリ・オーナーをターゲットにしたフェラリスタのためのクルマであるのに対し、ローマはそれとは正反対。 スポーツカーにまったく興味がなく、クルマにエレガントさを求める新しい顧客層に乗ってもらいたい、と断言した。 やはり、ここにきてフェラーリが大きく舵を切ったのは間違いない。 これは"事件"だ。

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フェラーリは12月19日、新型クーペのフェラーリ『ローマ』(Ferrari Roma)の詳細を発表した。 フロントグリルなどに新デザインコンセプト導入 フェラーリ ローマは、フェラーリのエントリーオープンモデルで、電動ハードトップを装備する『ポルトフィーノ』のクーペバージョンとして開発された。 ただし、そのデザインはポルトフィーノとは大きく異なり、フェラーリの最新デザインが反映されている。 フェラーリ ローマのデザインテーマは、「時代を超越したエレガンス」だ。 ローマは、洗練されたプロポーションと、優れたパフォーマンスやハンドリングを追求した。 フェラーリによると、独自のパフォーマンスとスタイルを身に着けたローマは、1950~1960年代のイタリア・ローマを特長づけるような、気ままで楽しい当時の生活スタイルを表現しているという。 イタリアのフェラーリ・スタイリング・センターが、 ローマのエクステリアに対して取った中心的なアプローチは、クリーンなデザインに仕上げることだ。 さらに、調和の取れたプロポーションとピュアでエレガントなボリューム感を、さまざまなエレメントの間で確実に調和させることを目指したという。 具体的には、フロントエンドは、突き出したシャークノーズを形成した。 ワイドなフロントボンネットは、フェンダーのしなやかなカーブと溶け合い、フェラーリの伝統的なスタイリングを表現する。 デザイナーは、エレガントなミニマリズムのフォルムを生かすため、エアベントや不要な装飾を排除した。 例えば、必要な部分にのみパーフォレート加工を施した平面で、エンジンの冷却エアを確保するというフロントグリルの新コンセプトを導入する。 さらに、サイドにはスクーデリア・フェラーリのシールドがない。 これは、1950年代のロードカーと同じアプローチという。 ローマは、ポルトフィーノと同じく、フロントミッドシップエンジンレイアウトを採用した。 ボディサイズは、全長4656mm、全幅1974mm、全高1301mm、ホイールベース2670mmだ。 ポルトフィーノ(全長4586mm、全幅1938mm、全高1318mm、ホイールベース2670mm)に対して、ローマは70mm長く、36mmワイド、17mm背が低い。 2670mmのホイールベースは同数値だ。 フルデジタルコックピット インテリアにも、新たなアプローチを採用している。 ドライバーや他の乗員のために、安全性に優れたパッセンジャーセルを導入した。 これは、デュアルコックピットのコンセプトを進化させたものだ。 各種の表面仕上げと機能を、コックピット内において機能的にレイアウトしている。 このコックピットには、フェラーリが持つ空間に関するコンセプトやノウハウを反映させ、さまざまなエレメントを効果的に配している。 運転席側と助手席側の合計2個のコックピットは、周囲のパイピングに強調され、ぐるりと取り囲むラインで繭のように包み込まれている。 そのラインがダッシュボードからリアシートに伸び、ダッシュボード、ドア、リアベンチ、センタートンネルを有機的に結びつけた。 フルグレインのフラウレザーやアルカンターラ、クロム加工のアルミやカーボンファイバーなど、高品質の素材が使われている。 新しいステアリングホイールには、「マルチタッチコントロール」が導入されており、ドライバーはステアリングホイールから手を離さずに、車両のあらゆる面をコントロールできる。 新たなハプティックコントロールは、タッチパッド式だ。 ステアリングホイールの右スポークでセンタークラスタースクリーンを操作でき、左側にはボイスコントロールとアダプティブクルーズコントロールが設置されている。 計器類は完全にデジタル化された。 停止中はスクリーンが黒一色だ。 ステアリングホイールのエンジンスタートボタンが押されると、すべてのデジタルコンポーネントが徐々に点灯して、最後にコックピット全体が輝く。 インストゥルメントクラスターは1枚の16インチHDスクリーンで構成されており、読みやすいようカーブしている。 標準状態のスクリーンでは、大きな円形のレブカウンターをナビゲーションやオーディオが取り囲む。 大型スクリーンは、表示を柔軟にカスタマイズでき、ステアリングホイールのコントロールで簡単に操作できる。 例えば、ナビゲーションの地図をフルスクリーンに切り換えることが可能だ。 オプションの新しい8. 4インチHDセンターディスプレイは、2個のコックピットの間にレイアウトされ、他のインフォテインメントと空調の操作が可能だ。 また、助手席側にも、8. 8インチのフルHDカラータッチスクリーンをオプションで装備できる。 車両パフォーマンスの数値や状況を表示するだけでなく、音楽の選択、ナビシステムの確認、エアコンの調整など、パッセンジャーをコ・ドライバーとする機能を備えている。 新しいカムプロフィールや、タービンの回転を測定する速度センサーを採用した。 これにより、タービンの最大回転数が、毎分5000rpm高められた。 「バリアブル・ブースト・マネジメント」を採用する。 これは選択したギアに合わせて、トルクの伝達量を調整する制御ソフトウェアだ。 回転数の上昇に合わせて、いっそうパワフルな加速を実現すると同時に、燃費も最適化するという。 さらに、フラットプレーン式クランクシャフトを搭載する。 サイズの縮小によって、回転質量を減少した。 タービンは小型化によって慣性モーメントを低減させ、ツインスクロール技術で排気脈動の圧力を高めてパワーを最大限に追求している。 ローマはポルトフィーノよりも、20psパワフルとなる。 ガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)を採用し、最も厳しい排出ガス基準であるユーロ6Dに適合させた。 トランスミッションは、フェラーリ初のプラグインハイブリッド車(PHV)、『SF90 ストラダーレ』にも採用された新しい 8 速デュアルクラッチを組み合わせた。 従来の7速よりもコンパクトで、6kg軽量化された。 燃料消費量と排出ガスが低減されるだけでなく、低粘度オイルとドライサンプ式構造によって流体力学的ロスを最小限に抑え、より素早くスムーズにシフトチェンジをすることが可能に。 そのため、一般道を走行する際の車両レスポンスが高まり、市街地やストップ&ゴーを繰り返す状況下ではとくに快適になったという。 ローマの乾燥重量は1472kgで、ポルトフィーノの1545kgよりも73kg軽い。 最新の電子制御デバイスとアクティブエアロ ローマには、「サイドスリップ・コントロール(「SSC」)6. 0」のコンセプトを活用する。 SSCには、サイドスリップを正確に予測して、コントロールシステムに伝達するアルゴリズムが組み込まれている。 SSC 6. 0が統合するシステムには、「E-Diff」、「F1-Trac」、「フェラーリ・ダイナミック・エンハンサー(FDE)」などがある。 FDEには、「Race」モードに導入された。 Raceなど5種類のモードを切り替える「マネッティーノ」によって、ハンドリング性能とグリップを引き出しやすくしている。 リアスクリーンと一体化した電動可動式のリアスポイラーを採用した。 リアでダウンフォースを発生し、最適な車両バランスを実現する。 フロントにはアンダーボディのボルテックスジェネレーター、リアにはアクティブエアロダイナミクスも装備した。 リアスポイラーは特殊なメカニズムによって、速度と前後と左右の加速度に応じて、3種類のポジションに展開する。 最大の高さの「HD」に展開すると、可動エレメントはリアスクリーンに対して135度の角度となり、ダウンフォースを増加させる、としている。 《森脇稔》.

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