ある 日 どこ か で。 ある日どこかで

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ある 日 どこ か で

解説とあらすじ 解説:1980年に生きる若者が、70年近くの時空間をタイム・トラベルし、その時代の女優と恋に陥るというSF的なラブ・ストーリー。 製作はスティーブン・ドイッチ、監督は「ジョーズ2」のジャノー・シュワーク、原作・脚色はリチャード・マシスン、撮影はイシドア・マンコフスキー、音楽はジョン・バリー、編集はジェフ・ガーソン、美術はシーモア・クレイトが各々担当。 出演はクリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、クリストファー・プラマー、テレサ・ライト、ビル・アーウィンなど。 あらすじ:1972年。 劇作家を志すミルフォード大学の学生リチャード(クリストファー・リーヴ)の処女作が初演され大成功をおさめた後のパーティで、彼は見知らぬ老婦人から声をかけられた。 彼女はリチャードに美しい金時計を渡し「私のところへ戻って来て」と告げるとその場を去り、大学から近いグランド・ホテルに帰って行った。 それから8年の歳月が流れ、劇作家として名を成したリチャードはスランプに陥っており、気ばらしにあてのない旅に出た。 いつの間にか懐しいミルフォードに来ていた彼は、グランド・ホテルに宿をとった。 アーサー(ビル・アーウィン)という年老いたボーイの案内で部屋に落ちついた彼はホテルの史料展示室を見物し、そこで1枚の美しい女性のポートレートに目を奪われる。 アーサーからその女性がエリーズ・マッケナ(ジェーン・シーモア)という当時の人気女優であることを聞き出したリチャードは、町の図書館で彼女についての記録を見つけ、彼女が8年前の老婦人であることを確認する。 エリーズの秘書ローラ(テレサ・ライト)を訪れたリチャードは、ローラから金時計がエリーズの宝物であったこと、8年前に彼女が亡くなったことなどを聞く。 ローラの保存する遺品の中から「タイム・トラベル」という時間次元を超越する超心理学の本を見つけたリチャードは、その本の著者を訪ね、タイム・トラベルの可能性を聞き出した。 ホテルの部屋で、いっさいの状況を今世紀初頭に変えたリチャードは服装も当時のものを着こみ、1912年に入りこもうと自分に暗示をかけた。 数度の試みの末、やっとタイム・トラベルに成功した彼は、1912年の過去で目を覚ます。 そして、ロビーで幼いアーサーを見かけ、ホテルに滞在している筈の劇団を訪ね、エリーズを探した。 やがて湖畔でエリーズと出会ったリチャードは、彼女の美しさに目を奪われるが、彼女の方もリチャードの出現に何故か驚きの表情を見せるのだった。 しかし、2人が接近しようとした時、エリーズのマネージャーのロビンソン(クリストファー・プラマー)が現われ、無理矢理エリーズを連れ去る。 同じ午後、エリーズを散歩に誘うことに成功したリチャードは、打ちとけて会話するのだった。 そして初めてのキス。 出会った瞬間からリチャードが自分にとって大切な男性であると直感したというエリーズは、後の再会を約束して舞台へと戻っていった。 2人の接近に不安を感じたロビンソンは、舞台を観にきていたリチャードを呼びだし、軟禁する。 彼が自由の身になったのは公演を終え劇団がホテルを去った後だったが、うなだれる彼の前に、劇団と別れホテルに残っていたエリーズが現われる。 2人は固く抱き合い永遠の愛を誓った。 しかし、結婚の約束をかわした直後、彼が背広にあったコインを取り出した時、全てが終りを告げた。 コインに刻まれた1972年という文字を見た瞬間、リチャードは残酷にも現在に引き戻された。 過去に戻ろうと必死になるリチャード。 何日かたち、アーサーが部屋をこじあけると、衰弱しきったリチャードの姿があった。 しかし、瀕死の彼の顔にはかすかな笑みが浮かび、あたかも再びエリーズと結ばれるかのようだった。 予告とスタッフ・キャスト (YouTube ムービー) 監督:ジャノー・シュワーク 出演:クリストファー・リーヴ/ジェーン・シーモア 一目惚れの相手は過去の人 個人的には残念な映画でした。 そもそも、この男女ってお互いのことを好き合っているのは間違いないとは思うものの、あれって愛じゃなくて恋だよね。 主人公のリチャードも恋人になる女性のマッケナも、それぞれ容姿に魅かれあってるだけなんではないか。 愛し合うところまでたどり着いてないような気が。 リチャードのほうは、まさしく単なる一目惚れである。 マッケナのほうはよくわからんが、彼らはそれぞれのことをほぼ知らないままだ。 ともにすごした時間が少なすぎるから仕方ないのではあるが。 恋を否定したいわけではない。 わけではないけど、恋しあう時間をたくさん過ごした後、それでも2人がお互いを大事に思えるかどうかってのは、どれだけの時間を過ごすかも重要なわけで、この作品で描かれる男女の物語にはその時間がない。 一緒にいない時間だけはたっぷりあるのだが。 ということでやっぱり2人の間にあったのは単なる恋心ではないか。 思春期の恋みたいなんもんであって、それが時を越えているから物語になってお話に深みが増すものの、誰もが通り過ぎる初恋の切なさみたいな話とも言えるのだ。 触れ合う相手がいなくて思い出と想像の中でしか関われないからこそ愛に発展することなく、長年相手を恋し続けるしかないのである(長年待たされるのはマッケナのみだが)。 恋に生き、恋に死んだリチャードは永遠の中2病に侵されたピュアな美青年だったわけですな。 もちろんそれは、マッケナも。 なぜリチャードが未来人だとわかるのか にしても、マッケナは何でリチャードが未来から来た男だと信じられるのだろうか。 リチャードはマッケナに、自分が未来から来た人間だとは言わない。 リチャードが未来から来た人間だと想像できることがあったとするなら、それはリチャードがポケットから出したコインが当時のものではないことに気付き、消え去ってしまうあのシーンのみ。 それだけで彼女が、リチャードが未来から来たと確信するに足る材料になるのかは、はなはだ疑問である。 ちなみにそのコインのシーン。 未来の物を過去に持ち込んではいけないなら、あの衣服もダメだろ。 リチャードそのものもダメだろ。 違うかね? 百歩譲っても、なんでコイン持ってんのだ、お前は。 アホか。 もっと入念に持ち込むものを調べてしかるべきだと思うんだが。 あと、リチャードが脚本だか何だかで成功してパーティやってる会場にマッケナが会いにくる序盤のあれ。 鑑賞した人間があとから振り返ると、ここは非常に切ないシーンであることは確かなのだが、そんだけの時間待たされたのに、マッケナのあの去り方って、どうなんだろう。 あっさりしすぎてないか? ベタベタはできないし、喋っても伝わらないのはわかるけど、切実さをあまり感じなかった。 しかもそのシーンでリチャードに渡すあの懐中時計。 最初に手にしたのはどっちなんだ? 鶏と卵になっちゃっている。 マッケナは過去のリチャードがあれを持っているから、あのシーンで彼に時計を渡す。 しかしだな、リチャードはまだ過去に行ってないじゃないすか。 おかしくない? マッケナは違うリチャードに会ってます。 さらに考えると、マッケナに会いに過去へやって来るリチャードと、マッケナが年老いて懐中時計を渡すリチャードは別人なのである。 つまりこの映画は可能世界があると前提されていないと成り立たない話であり、仮にそうだとしたら、リチャードの惚れたマッケナとマッケナが過去に惚れたリチャードは全然違う存在なのだ。 ともかく、自分の過失で未来に戻らざるを得なくなって、うちひしがれて憔悴しまくって餓死しちゃうリチャードって馬鹿すぎてなんなんだかよくわからない。 ごめんだけど、顔が青白くなっているリチャードを見て、笑ってしまった。 で、ラストでは死後の世界で再会しているような描写。 そんなんハッピーエンドでも何でもないから。 ファンタジー過ぎてついていけませぬ(笑)。 と考えると、何かのキーマンだと思わせておいて、単なる脇役であったことが、この物語のもの足りなさに拍車をかけているような気がしなくもない。 クリストファーリーブって、『スーパーマン』がめちゃ有名で、あとは年老いたときの『光る眼』が俺の中の印象に強い役者だが、こういう役のほうがはまっていると感じた。

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【映画 ある日どこかで】ネタバレあらすじと英語解説!曲もマキノ―島もなにもかも良い!

ある 日 どこ か で

母校ミルフォード大学で処女作が初演された新進の劇作家リチャードは大成功をおさめ、パーティーを楽しんでいた。 そのリチャードの元へ現れた老婦人は、リチャードに金時計を手渡すと「私のもとへ帰ってきて」という言葉を残し去っていく。 それから8年という歳月が流れ、人気劇作家となっていたリチャード(スランプ中)は再びミルフォードを訪れていた。 ミルフォードのグランドホテルに宿泊を決めたリチャードは、アーサーという名の年老いたホテルマンに部屋まで案内してもらう。 ホテル内の展示室をふらりと訪れたリチャードは1枚の古い写真に目を奪われる。 それは驚くほどに美しい女性だった。 ホテルマン・アーサーによると、その女性は過去に人気女優だったエリーズ・マッケナだという。 彼女のことが気になって仕方なくなったリチャードは彼女に関する手がかりを探し始め、ついに町の図書館で彼女についての記録を見つける。 彼女は8年前にパーティーに現れたあの老婦人であった。 リチャードは、かつてエリーズの秘書を務めていたローラの元を訪ねる。 ローラはあの金時計がエリーズの宝物であったことや、彼女は8年前に亡くなってしまったことをリチャードに伝える。 エリーズの遺品の中から「タイムトラベル」という本を見つけたリチャードは、本の著者を訪ねる。 タイムトラベルの方法を聞き出したリチャードは早速助言通り、1912年の世界に入り込むために服装もその当時のものを用意し、自己暗示をかけた。 なかなかうまくいかなかったものの、ただひたすらに自己暗示をかけ続けた結果、ついにリチャードはエリーズのいる1912年に行くことに成功する。 1912年のグランドホテルで目を覚ましたリチャード。 ホテルのロビーには子供時代のホテルマン・アーサーがいた。 リチャードは、公演でグランドホテルに滞在中のエリーズを探す。 ようやくエリーズを見つけたリチャードは本物の彼女の美しさに驚きを隠せない。 一方エリーズは「あなたなの?」とリチャードに聞く。 しかしエリーズのマネージャー、ロビンソンが突如現れ、二人を引き離してしまう。 警戒している様子のロビンソン。 「あれは彼なの?」と問うエリーズにロビンソンは「君にしかわからない」と言う。 何度もエリーズに接近する機会をうかがっていたリチャードはついに散歩に誘うことに成功する。 リチャードとエリーズは二人だけの時間を存分に楽しむ。 エリーズは過去にロビンソンから「人生を変える人物に出会うだろう」と予言されたことがあると打ち明ける。 散歩を終えホテルに戻った二人はキスを交わすが、ロビンソンの妨害にあってしまう。 エリーズはリチャードにその晩の公演を見に来て欲しいを頼む。 その晩。 演劇の客席にリチャードの姿を見つけたエリーズは台本とは違うセリフをしゃべりはじめ、ついには「愛してる」と告白してしまう。 大成功に終わった公演だったが、マネージャーのロビンソンは激怒していた。 ロビンソンはリチャードを呼び出し、縛って馬小屋に軟禁する。 翌朝、どうにかリチャードが逃げ出した時にはエリーズ達劇団員たちはすでにホテルを後にしていた。 ショックからうなだれるリチャードだったが、劇団員に別れを告げてリチャードを待っていたエリーズが目の前に現れる。 再会に大喜びし、永遠の愛を誓いあう二人。 ホテルの部屋で食事を楽しみながら将来の約束をするエリーズとリチャード。 「買い物に行き、その流行おくれの服を買い替えましょうよ」というエリーズに「この服はポケットがたくさんあり、コインも入るんだ」と自慢げなリチャード。 最高に幸せな時間を過ごしていた二人だったが、その時リチャードの背広から1972年と刻印されたコインが出て来てしまう。 それを見た瞬間、リチャードは現代に引き戻されてしまう。 再びエリーズの元へ戻ろうと何度も催眠術をかけようとするがことごとく失敗するリチャード。 大きな絶望からリチャードは急激に衰弱していってしまう。 ホテルマンのアーサーが部屋を無理やりこじ開けた時にはリチャードの命は消えようとしていた。 薄れていく意識の中で、リチャードはエリーズが迎えに来たことに気付く。 リチャードの顔にはかすかな笑みが浮かんでいた。 ある日どこかでの音楽が名曲揃い!!オリジナルサウンドトラック紹介も 「ある日どこかで」が素晴らしい理由の1つが間違いなく音楽です。 特に、ジョン・バリー作曲の「ある日どこかで/Somewhere in Time」はいつ聞いてもジーンと来る素晴らしい曲。 そういえば、2018-2019年シーズンのフィギュアスケートで韓国のイム・ウンス選手がこの曲を使用していますね。 過去で言えば、アメリカのアシュリー・ワグナーさんや、浅田舞さんもこの曲を使用していたと記憶しています。 なんというか、しっとり優雅で美しいけど、どこかせつなく、心が激しく揺さぶられる音楽です。 また、 ラフマニノフの「パガニーニ・ラプソディ」も言わずもがな名曲中の名曲。 音楽がお好きな方ならこの映画を観た事がなくてもご存じかもしれません。 名曲が揃った「ある日どこかで」のサウンドトラックはこの映画のファンなら持っておきたい1枚。 私も持っていますが、1人の夜にエンドレスで聞いてしまう中毒性のあるCDです。 米英戦争は、米国とイギリス(+カナダ+ネイティブアメリカン部族)との間で行われた戦争だよ 1898年には 環境配備のためエンジン付きの乗り物がすべて禁止されており、島内での足は馬車か自転車のみ。 「ある日どこかで」の撮影は1979年5月から8月の間に行われました。 この島にあるビクトリアン調の「グランドホテル」が実際に映画で使われており、今でもこのホテルでは毎年記念イベント、「Somewhere in Time Weekend」が開催されているそうです。 ヒューロン湖が美しいですね。 映画「ある日どこかで」に出てくるセリフの中で使える英語表現 I used to drive him crazy. 「私はよく彼をイライラさせていました」 Drive someone crazy・・・ 人を)イライラさせる、発狂させる I used to drive him crazy playing ball in the lobby. 「私はよくロビーでボール遊びをして、彼を苛立たせていた」 She was a famous actress in her day. 「やったぞ!」 make it・・・何かを成し遂げた時(ミッション・コンプリート状態の時)に使う表現。 I made it home!! 「生きて帰って来られたぞ!」 Would you care to sign the register now? 「今名簿に署名をして頂けますか?」 Would you care to・・・?・・・~して頂けますか? よく使われる表現ですが、とても丁寧な言い方です。 Would you care to join us?! 英語で「ある日どこかで Somewhere in Time 」を読んでみよう! 私の愛読書の1つがこちら。 この本を買った当初は英語での読書に慣れておらず、数ページ読んでは止まり、数ページ読んでは止まり、、、の繰り返しでした。 でも、読むのを習慣にしたらスラスラ読めるようになります。 そもそも、この本は320ページあるのですが 易しくわかりやすい言葉で書かれていますので、英語レベルが中級以上であれば問題なく読めます。 映像も最高ですが、こういった文字だけの本も素晴らしい。 物語が素晴らしいため、作品の世界に入り込めます。 「ある日どこかで」の本(洋書)に関する記事も書いてます。 耳コピしてピアノでメインテーマ曲を弾いたりもしてました。 しかし、初めてこの作品を見た時は、しばらく呆然としていてなかなか戻って来られなかったことを今でも覚えています。 それぐらい衝撃でした。 時空を超えてでも一緒になりたかった二人。 というか、年齢が違い過ぎた彼らには時空を超えるしか一緒になれる方法はなかったんですよね。 そして、それが叶わなくなってしまうと、次は人生を終えないと再び会うことはできないと。 なんて美しく、そしてせつないお話なんでしょう!!.

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「ある日どこかで」フィギュアスケートで音楽を使う選手が多く、私も浅田舞さ...

ある 日 どこ か で

ある日どこかでのネタバレあらすじ 簡単なあらすじ 【起】 - ある日どこかでのあらすじ1 時は、1972年。 大学生のリチャードは、自作の処女作である戯曲の、舞台化の成功を祝うパーティーに出席していました。 そこへ一人の見知らぬ老婆が近寄り、リチャードに古びた金の懐中時計を手渡すと、「帰ってきてね」とだけ呟き、去っていきました。 それから8年後。 ブロードウェイの脚本家として成功していたリチャードでしたが、新作が思うように書けず、気分転換に旅に出ることにします。 途中、大学時代から評判を聞いていたグランド・ホテルの前を通りかかり、そこで一泊することを決めます。 リチャードは、何気なく入ったホテルの史料室で、一枚の写真を見つけます。 それは、美しい女性が静かに微笑む写真でした。 リチャードはひと目見てこの写真の、写真に映っている女性の虜になってしまいます。 リチャードは、1910年からこのホテルにいるという荷物係りのアーサーに、写真の女性のことを尋ねます。 女性の名は、エリーズ・マッケナ。 一世を風靡した女優で、ホテルの湖畔にある劇場に出演したこともあるとのこと。 しかしその舞台は1912年、70年近くも前のことでした。 それでもリチャードは、彼女のことが片時も頭から離れなくなります。 一泊の予定だった滞在を伸ばし、町の図書館でエリーズのことを調べ始めます。 そして、女優を辞め隠遁生活を送っていたというエリーズの晩年の写真を見つけるのですが、それは大学時代リチャードに懐中時計を手渡した、あの老女でした。 リチャードは、エリーズが住んでいた家を訪れ、世話役をしていた女性から、エリーズがすでに亡くなっていることを聞き。 そしてリチャードが持っている、老女から手渡された懐中時計は、エリーズが大切にしていたものだったと知ります。 リチャードはエリーズの遺品の中に、大学で哲学を教えていたフィニー教授の著書を見つけます。 タイトルは、「時の流れを越えて」。 この本は、エリーズの愛読書だったとのこと。 更に、エリーズが特注で作ったという、グランドホテルをかたどったオルゴールを開けると、流れてきたのはリチャードが好きでいつも聞いている曲、「パガニーニの主題による狂詩曲」でした。 【承】 - ある日どこかでのあらすじ2 リチャードはフィニー教授に会いに行き、「時間を越えることは可能なのか」について聞きます。 教授は自身の経験を語り、短い時間ではあったが、「今ではない時間にいた」のは間違いないと語ります。 そのためには周りの環境が大事で、自分は今違う時間にいるのだと、行きたい年代と月日を何度も呪文のように繰り返し、自己催眠をかけるのだと。 そして、現代に戻ったあとは、もう2度と行きたくないと思うほどの疲労を感じたと言います。 リチャードはフィニー教授の話に従い、服装も髪型も1910年風に変え、コインも1910年のものを購入し。 「現在」を感じさせるものを断ち切って、エリーズに会うため、時空を越える旅に挑みます。 自分は今1912年のグランドホテルにいる、エリーズもここに滞在している・・・自分でテープに吹き込んだ声を何度も繰り返し聞きますが、上手くいきません。 ここでリチャードはあるアイデアを思いつきます。 もし自分がこの「時間旅行」に成功するなら、ホテルの1912年の宿帳に、自分の名前が記されているはずだ!リチャードは真夜中にアーサーを叩き起こし、古い宿帳を見つけ出します。 そして、リチャードは発見します。 1912年の明日、6月28日。 宿帳に自分のサインがあるのを。 自分が時空を越えるのを「確信」したリチャードは再び身なりを整え、テープの声を聞き始めます。 やがて意識が遠くなり、リチャードは眠りに落ちます。 そして、目覚めた時。 部屋の中の調度品は一変していました。 リチャードは、成功したのです。 ホテルのロビーには、1900年代初頭のファッションに身を包んだ、高貴な紳士・淑女が行きかっていました。 ロビーには、まだ幼い子供のアーサーもいました。 リチャードは早速、湖畔で行われる予定の、エリーズの舞台を見に行きます。 リチャードは遂に、湖畔で一人佇む、エリーズに出会います。 するとエリーズはいきなり、「あなたなの?」と聞いてくるのでした。 リチャードは理由がわからぬまま、「はい」と答えます。 そこに、エリーズのマネージャーであるロビンソンが彼女を呼びに来ます。 そしてリチャードを「つきまとうと、ホテルから追い出すぞ」と突き放すのでした。 【転】 - ある日どこかでのあらすじ3 しかしリチャードは諦めず、夕食会場に、翌朝は朝食を誘いに、エリーズに会いに行きます。 エリーズも遂に根負けし、舞台の前にリチャードと会う約束をします。 見張り役のロビンソンを振り切り、2人は湖畔へ。 最初は警戒していたエリーズも、徐々にリチャードに心を開き始めます。 エリーズは、最初にあった時「あなたなの?」と聞いた理由を話し始めます。 マネージャーのロビンソンは、未来を読める、いわば予知能力のような力を持っていて、いつかエリーズの元に、人生を変えるような男性が現れるだろうとエリーズに告げていたのです。 心を通わせた2人は、舞台の前にキスをし、別れます。 そして舞台を見に来たリチャードの前で、エリーズは舞台上からアドリブで、リチャードへの愛を語るのでした。 第一幕が終了後、舞台裏でスナップ写真を撮るエリーズ。 カメラマンの「いい笑顔で!」という注文があったところへ、リチャードが登場。 リチャードの姿を見たエリーズは、まさに「最高の笑顔」を見せます。 この時撮影されたのが、リチャードがひと目で心を奪われた、あのホテルの史料室に飾ってあった写真でした。 しかしロビンソンは、エリーズのアドリブに激怒。 エリーズが地方の舞台に出ていた16歳の時から育て、大スターへの道を歩ませるという野望に、リチャードの存在は邪魔になると考えたのです。 ロビンソンは第二幕の前にリチャードを呼び出し、雇った粗暴な奴らにリチャードを殴らせ、監禁するのでした。 【結】 - ある日どこかでのあらすじ4 リチャードは監禁された馬小屋から何とか脱出しますが、すでにエリーズの一座は旅立った後。 絶望に打ちひしがれるリチャード。 しかしその時、リチャードを呼ぶ声が。 エリーズは一人ホテルに残り、リチャードと過ごした湖畔を歩いていたのでした。 二人は固く抱きしめあい、愛を確かめ合います。 翌朝、ホテルの部屋で無邪気にはしゃぐ2人。 エリーズは、リチャードがこの時代に合うと思って買った服は、もう流行遅れなので、新しいものを買ってあげるといいます。 リチャードは自分の服を、そう悪くないんだぜと、ふざけながらエリーズに見せますが、何気なくポケットに入っていたコインを見た時、動きが止まります。 1912年のコインに混じって、1970年代の、「現代」のコインが入っていたのです。 それを見た瞬間、リチャードは元の時代に引き戻されてしまいました。 懸命に、またエリーズの元へ戻ろうとするリチャード。 しかし、何度試しても、もうあの時代へ戻る気力も体力も、リチャードには残されていませんでした。 それからリチャードは、エリーズと歩いた湖畔を一人で歩き、史料室のエリーズの写真をただじっと見つめ。 そしてやがて、ホテルの部屋に閉じこもってしまいます。 心配したアーサーが様子を見に来ますが、ずっと水も食事も取らずにいたリチャードはすでに、瀕死の状態でした。 すぐに医者が呼ばれますが、リチャードはそのまま、天に召されます。 天上の眩い光に包まれる中、リチャードは、エリーズと再会します。 長い時を経てようやく再会した2人は、微笑みながら、お互いの手を握り合うのでした。 この映画を見たのはもう十数年前ですが、今でも、劇中効果的に使われている、ラフマニノフ作曲による「パガニーニの主題による狂詩曲」を聞くと、パブロフの犬のように条件反射的に涙がこぼれてしまいます。 それくらい、深く胸に焼き付いている作品です。 「スーパーマン」で筋肉ムキムキのヒーローを演じたクリストファー・リーヴが主演し、「燃える昆虫軍団」で人文字ならぬ「虫文字」で、壁に「WE LIVE」と書いたジュノー・シュウォークが(昔は「ヤノット・シュワルツとかシュワークという表記が多かったんですが、今はこの表記で定着しているようです)監督したこの映画が、こんなにもセンシティブな作品になるとは!これはもう、映画の神様が起こした「奇跡」と言えるのではないかと。 その「奇跡」は、映画の中盤過ぎ、エリーズの写真が撮られるシーンではっきりとします。 舞台の幕間に、恐らく劇団の販促用ですかね、舞台で着た衣装のまま撮影するシーン。 人気女優ゆえの「お仕事」だと思うのですが、カメラマンに「いい笑顔で!」と言われ、エリーズは宣伝用の笑顔を「作る」。 しかしそこにいとしいリチャードが現れ、エリーズの笑顔は、ぱあっと輝き始める・・・!なぜ、リチャードがあんなにも、この写真に惹かれたのか。 運命かのように、魅入られたのか。 その理由が明かされるシーンです。 エリーズは、他の誰でもなく、ただリチャードのために微笑んだ。 だからこそ、リチャードはその写真に惹かれた。 言い換えればあの写真は、史料室の中でずっと、リチャードが来るのを待っていたのです。 壁の前で、微笑をたたえながら。 時を越えて、リチャードへの想いが届いたのですね。 そして、マネージャーに監禁されたあとに、劇団が去ってしまったと落ち込むリチャードの後方に、小さくエリーズの姿が映し出されるシーン。 そのエリーズの足取りも何か寂しげで、でもリチャードのような人影を見つけ、一気に駆け出し・・・この「一枚の(動く)絵」かのようなアングルのシーンは、何度見ても「凄いなあ」と思います。 これはやっぱり、「奇跡」だろうと。 もちろん、タイムスリップSFとしてツッコミどころは色々とありますが、あの金時計はどこから来たんだよとか、自己催眠で過去へ行くって、バーチャルな世界を体験するならともかく、現実に影響を与えてしまうのはなぜ?とか・・・でも、その答えは、映画を見た人がそれぞれの解釈を、それぞれの胸のうちにしまっておけばいいんじゃないかな、と思います。 この至高のラブストーリーに、小難しい理屈はいらない、似合わない。 本当に、こんな素敵な物語を「映画」という形で提供してくれた、スタッフとキャスト全員に感謝したいです。 そして自分が、「映画好き」で良かったなあと、心から思えます。 これは、そんな思いをおこさせてくれる、数少ない映画のひとつです。

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