衣少しまうけむ 意味。 斎藤茂吉 万葉秀歌

「紫式部集」解読:源氏物語ウェブ書き下ろし劇場:台本:演劇の世界:MAC

衣少しまうけむ 意味

URLが長すぎて受け付けられません。 ( )の中に読み仮名をつけたもの。 其の剣、舟中(しゆうちゅう)より水に墜(お)つ。 遽(にはか)に其の舟に刻(きざ)みて曰く、是(こ)れ吾(わ)が剣の従(よ)りて墜ちし所なり、と。 読み仮名を外すと 其の剣、舟中より水に墜つ。 遽かに其の舟に刻みて曰く、是れ吾が剣の従りて墜ちし所なり、と。 前回述べたとおり、「助動詞」・「助詞」以外は、漢字を生かして書き下す。 しかし、これは原則で、必ずしもそうは行かない場合があります。 (それは、「漢文法」というものが、学問的に成立したものでなく、過去の日本人が慣習化したものであるから、あまり厳密ではないためです) 「自」は「より」仮名で書き、「従」は「従りて」と漢字を残したのは、「従」を「従る」という動詞にしたからです。 (すなわち、助詞ではないから)と考えてください。 いってみれば、日本語の都合でそういう扱いをしています。 「従りて」は「ここから」というような意味を持たせています。 本来は「自」も「従」も同様の働きをします。 地点・場所の起点や方角を表します。 例 自8月15日 至8月30日 また、「出自」という語があります。 「~より出づ」と読んで「出身」とか「ルーツ」という意味だと分かります。 しかし、本来は同じ意味だと考えます。 Q 本文 いづれの御時にか、女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 はじめより 2 我はと思ひあがりたまへる御方々、めざましきものにおとしめそねみ給ふ。 同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。 朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし恨みを負ふ積もりにやありけむ、 3 いとあつしくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 4 いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえはばからせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 5 上達部・上人なども、あいなく目をそばめつつ、いとまばゆき人の 6 御おぼえなり。 唐土にも、かかることの起こりにこそ、世も乱れ悪しかりけれと、やうやう天の下にもあぢきなう、人のもて悩みぐさになりて、楊貴妃の例も引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにて交じらひたまふ。 1、 本文中の 4 の『いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして』の主語を次の中から一つ選んでください 1、女御 2、更衣 3、帝 4、上達部 2、 5 の『上達部、上人なども、あいなく目をそばめつつ、』とあるが、上達部や上人がこのような行動をとった理由を、次の中から一つ選んでください 1、帝が国の政をおろそかにするのではないかと心配になったから 2、帝が自分たちの意見を聞き入れたくなかったから 3、帝の行為がほほえましく、うれしいと思ったから 4、帝の行為が世を乱す原因になりはしないかと不安に思ったから 3、 6 の『御おぼえ』とあるが、意味を三字で答えてください 6 のほぼ同じ意味をもつ言葉を、四字で抜き出してください。 よろしくお願いします 本文 いづれの御時にか、女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 はじめより 2 我はと思ひあがりたまへる御方々、めざましきものにおとしめそねみ給ふ。 同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。 朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし恨みを負ふ積もりにやありけむ、 3 いとあつしくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 4 いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえはばからせ給はず、世のためしにもなり... A ベストアンサー 1、 本文中の 4 の『いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして』の主語を次の中から一つ選んでください 1、女御 2、更衣 3、帝 4、上達部 A=3 *「思ほし」が「思ふ」の尊敬語であることがヒントです。 主語の問題の時には、敬語表現と、登場人物の身分の上下、前後の文に注意しましょう。 2、 5 の『上達部、上人なども、あいなく目をそばめつつ、』とあるが、上達部や上人がこのような行動をとった理由を、次の中から一つ選んでください 1、帝が国の政をおろそかにするのではないかと心配になったから 2、帝が自分たちの意見を聞き入れたくなかったから 3、帝の行為がほほえましく、うれしいと思ったから 4、帝の行為が世を乱す原因になりはしないかと不安に思ったから A=4 *直後の「いとまばゆき人の 6 御おぼえなり。 唐土にも、かかることの起こりにこそ、世も乱れ悪しかりけれ(と)」の部分がヒントです。 ここで「と」ですが、格助詞の「と」で、その上に、会話文・引用句などが来ることが多い使われ方をします。 ここでは、「と」の上の「いとまばゆき人の 6 御おぼえなり。 唐土にも、かかることの起こりにこそ、世も乱れ悪しかりけれ」の部分が、それにあたります。 3、 6 の『御おぼえ』とあるが、意味を三字で答えてください A=御寵愛 6 のほぼ同じ意味をもつ言葉を、四字で抜き出してください。 A=時めき(ときめき)=問題文の「四字」に当てはまる言葉はないようです。 「ときめき」と、平仮名で四字の勘違いではないかと思います。 四字で可能性がある言葉は、「御心ばへ」という言葉がありますが、この言葉の意味は本来、気立て、心遣い、趣であって、御寵愛の意味とは近いようで違うように思います。 1、 本文中の 4 の『いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして』の主語を次の中から一つ選んでください 1、女御 2、更衣 3、帝 4、上達部 A=3 *「思ほし」が「思ふ」の尊敬語であることがヒントです。 主語の問題の時には、敬語表現と、登場人物の身分の上下、前後の文に注意しましょう。 2、 5 の『上達部、上人なども、あいなく目をそばめつつ、』とあるが、上達部や上人がこのような行動をとった理由を、次の中から一つ選んでください 1、帝が国の政をおろそかにするのではないかと心配になったから... Q 本文 いづれの御時にか、女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 はじめより 2 我はと思ひあがりたまへる御方々、めざましきものにおとしめそねみ給ふ。 同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。 朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし恨みを負ふ積もりにやありけむ、 3 いとあつしくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 4 いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえはばからせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 5 上達部・上人なども、あいなく目をそばめつつ、いとまばゆき人の 6 御おぼえなり。 唐土にも、かかることの起こりにこそ、世も乱れ悪しかりけれと、やうやう天の下にもあぢきなう、人のもて悩みぐさになりて、楊貴妃の例も引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにて交じらひたまふ。 1、 次の言葉の読みを現代仮名遣いで書いてください。 1、際 2、下﨟 3、例 4、上達部 5、唐土 2、 本文中の 1 の『候ひ』の敬語の種類を答えてください 3、 2 の『我は』のあとに省略されている言葉を、次の中から一つ選んでください 1、最も位が上である 2、帝の寵愛を受けよう 3、さらに権力を握りたい 4、名声を得たい 4、 3 の『いとあつしくなりゆき』とあるが、この原因を作者はどのように推量しているか。 それを述べている部分を十五字以内で抜き出してください よろしくお願いします 本文 いづれの御時にか、女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 はじめより 2 我はと思ひあがりたまへる御方々、めざましきものにおとしめそねみ給ふ。 同じほど、それより下臈の更衣たちは、ましてやすからず。 朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし恨みを負ふ積もりにやありけむ、 3 いとあつしくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 4 いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人のそしりをもえはばからせ給はず、世のためしにもなり... A ベストアンサー 1、 次の言葉の読みを現代仮名遣いで書いてください。 多くは、語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」か「む」の変化です。 2は、げらふ」の「ふ」が語頭以外の「ふ」なので「う」に変化し、「げらう」になります。 「げらう」の「らう(rau)」は「au(アウ)」の長音を含むので、「ro~(o~)」に変化し、「げろ~」になります。 その「~」が「う」になり「げろう」となります。 2、 本文中の 1 の『候ひ』の敬語の種類を答えてください A=謙譲語 *終止形を考えましょう。 動詞は一般に、語尾の行(ここでは「ひ」が語尾で、「ハ行」)のウ段(ここでは「(候)ふ」)であることが多いです。 そして、辞書にあたりましょう。 3、 2 の『我は』のあとに省略されている言葉を、次の中から一つ選んでください 1、最も位が上である 2、帝の寵愛を受けよう 3、さらに権力を握りたい 4、名声を得たい A=2 *「女御・更衣あまた 1 候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 」の部分がヒントです。 古文に限らず現代文、英語などでも、前後の1~3行は要チェックです。 4、 3 の『いとあつしくなりゆき』とあるが、この原因を作者はどのように推量しているか。 それを述べている部分を十五字以内で抜き出してください A=恨みを負ふ積もりにやありけむ *これも3と同じです。 答えは近くにあります。 1、 次の言葉の読みを現代仮名遣いで書いてください。 多くは、語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」か「む」の変化です。 2は、げらふ」の「ふ」が語頭以外の「ふ」なので「う」に変化し、「げらう」になります。 「げらう」の「らう(rau)」は「au(アウ)」の長音を含むので、「ro~(o~)」に変化... Q 本文 昔、袴垂とていみじき盗人の大将軍ありけり。 十月ばかりに衣の用なりければ、衣少しまうけんとて、さるべき所々窺ひ歩きけるに、夜中ばかりに人皆しづまり果てて後、月の朧なるに、衣あまた 1 着たりける主の、差貫の稜狭ばみてきぬの狩衣めきたる着て、ただ一人笛吹きて行きもやらで練り行けば、 あはれ これこそ我に衣 2 得させんとて出でたる人 3 なめりと思ひて、 走りかかりて衣を剥がんと思ふに、あやしく物の恐ろしく覚えければ、添ひて二三町ばかり行けども、我に人こそ付きたれと思ひたる気色もなし。 いよいよ笛を吹きて行けば、 4 試みむ思ひて、足を高くして走り寄りたるに、笛を吹きながら見かへりたる気色、取りかかるべくも覚えざりければ、走り退きぬ。 1 着 2 得の動詞の活用の種類を答えてください。 3 なめりを文法的に説明してください。 係助詞『こそ』の結びの語句を抜き出して答えてください 4 『試みむ』は何をしようとしているのか。 具体的に表している言葉を五字以内で抜き出してください。 Q 本文 尼君、髪をかきなでつつ、尼君『けづることをうるさがり給へど、をかしの 1 御髪や。 いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。 2 かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。 故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。 ただ今おのれ見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。 』とて、 3 いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し。 幼心地にも、さすがにうちまもりて、伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪、つやつやと 4 めでたう見ゆ。 A 5 生ひ立たむありかも知らぬ 若草をおくらす露ぞ消えむそらなき B初草の生ひゆく末も知らぬ間に いかでか露の消えむとすらむ と聞こゆるほどに、僧都あなたより来て、僧都『こなたはあらはにや侍らむ。 今日しも端におはしましけるかな。 この上の聖の方に、源氏の中将のわらは病みまじなひに 6 ものし給ひけるを、ただ今なむ 7 聞きつけ侍る。 いまじう忍び給ひければ、知り侍らながら御とぶらひにもまうでざりける。 』とのたまへば、尼君『あないみじや。 いとあやしきさまを人や見つらむ。 』とて、簾下ろしつ またゐたる大人、げにとうち泣きて、 1、 本文中の 1 の『御髪』の読みを現代仮名遣いで答えてください 2、 2 の『かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを』の意味として当てはまるものを1つ選んでください 1、これほどの年になればもっと髪の長くきれいな人もいるのに 2、これほどの年であれば、ひどく幼くふるまう人もいるのに 3、これほどの年であれば、たいそう和歌の上手な人もいるのに 4、これほどの年になれば、とてもしっかりした人もいるのに 3、 3 の『いみじう』、 4 の『めでたう』は音便になっている。 それぞれの元の形を答えてください。 よろしくお願いします 本文 尼君、髪をかきなでつつ、尼君『けづることをうるさがり給へど、をかしの 1 御髪や。 いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。 2 かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。 故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。 ただ今おのれ見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。 』とて、 3 いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し。 幼心地にも、さすがにうちまもりて、伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪、つやつやと 4 めで... A ベストアンサー 1、 本文中の 1 の『御髪』の読みを現代仮名遣いで答えてください A=みぐし 2、 2 の『かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを』の意味として当てはまるものを1つ選んでください 1、これほどの年になればもっと髪の長くきれいな人もいるのに 2、これほどの年であれば、ひどく幼くふるまう人もいるのに 3、これほどの年であれば、たいそう和歌の上手な人もいるのに 4、これほどの年になれば、とてもしっかりした人もいるのに A=4 *「故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。 」の部分がヒントです。 答えやヒントは前後の1~3行ほどの部分にあることが多いです。 3、 3 の『いみじう』、 4 の『めでたう』は音便になっている。 それぞれの元の形を答えてください。 A=『いみじう』=いみじく 『めでたう』=めでたく *音便は、動詞・形容詞・形容動詞(以上用言)に起こります。 それも、イ音便・ウ音便・促音便は、語尾が連用形の時に起こります。 撥音便はラ変動詞・形容詞補助活用・ナリ活用形容動詞の場合には語尾が連体形の場合になります。 ただし、バ行四段・マ行四段・ラ行四段・ナ変の場合には語尾が連用形の場合に撥音便になります。 (以上が音便の原則ですが、上記の条件の中にある語で、全て音便が起こるわけではありません) ウ音便と形容詞の関係ですが、形容詞の連用形の下に、助詞の「て」・「して」、用言が来る場合、語尾の「く」の部分(形容詞の正活用の連用形の語尾は「く」・「しく」)が「う」に変わるだけです。 ですから、「う」を「く」変えればいいので簡単です。 「めでたう見ゆ」の場合、「見ゆ」はヤ行下二段活用の動詞=用言なので、「めでたう」の「う」はウ音便という事になります。 ですから、「めでたう」の「う」を「く」に変えればいいのです。 なお、「いみじく泣く」と本文は答えに変えています。 本文を打つのも大変だったと思います。 1、 本文中の 1 の『御髪』の読みを現代仮名遣いで答えてください A=みぐし 2、 2 の『かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを』の意味として当てはまるものを1つ選んでください 1、これほどの年になればもっと髪の長くきれいな人もいるのに 2、これほどの年であれば、ひどく幼くふるまう人もいるのに 3、これほどの年であれば、たいそう和歌の上手な人もいるのに 4、これほどの年になれば、とてもしっかりした人もいるのに A=4 *「故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうも... Q 本文 尼君、髪をかきなでつつ、尼君『けづることをうるさがり給へど、をかしの 1 御髪や。 いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。 2 かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。 故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。 ただ今おのれ見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。 』とて、 3 いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し。 幼心地にも、さすがにうちまもりて、伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪、つやつやと 4 めでたう見ゆ。 A 5 生ひ立たむありかも知らぬ 若草をおくらす露ぞ消えむそらなき B初草の生ひゆく末も知らぬ間に いかでか露の消えむとすらむ と聞こゆるほどに、僧都あなたより来て、僧都『こなたはあらはにや侍らむ。 今日しも端におはしましけるかな。 この上の聖の方に、源氏の中将のわらは病みまじなひに 6 ものし給ひけるを、ただ今なむ 7 聞きつけ侍る。 いまじう忍び給ひければ、知り侍らながら御とぶらひにもまうでざりける。 』とのたまへば、尼君『あないみじや。 いとあやしきさまを人や見つらむ。 』とて、簾下ろしつ またゐたる大人、げにとうち泣きて、 1、 5 の『生ひたたむありか』という言葉は、Bの歌ではどのような表現に言い換えられているか。 Bの歌から抜き出してください。 2、 A、Bの歌にある『露』が『消え』るとは、どのようなことを意味するか。 当てはまるものを1つ選んでください。 1、少女が幼くふるまうこと 2、尼が小言をいうこと 3、少女が涙を流すこと 4、尼が死んでしまうこと 本文 尼君、髪をかきなでつつ、尼君『けづることをうるさがり給へど、をかしの 1 御髪や。 いとはかなうものし給ふこそ、あはれにうしろめたけれ。 2 かばかりになれば、いとかからぬ人もあるものを。 故姫君は、十ばかりにて殿におくれ給ひしほど、いみじうものは思ひ知り給へりしぞかし。 ただ今おのれ見捨て奉らば、いかで世におはせむとすらむ。 』とて、 3 いみじく泣くを見給ふも、すずろに悲し。 幼心地にも、さすがにうちまもりて、伏し目になりてうつぶしたるに、こぼれかかりたる髪、つやつやと 4 めで... A ベストアンサー 1、 5 の『生ひたたむありか』という言葉は、Bの歌ではどのような表現に言い換えられているか。 Bの歌から抜き出してください。 「生ひゆく末も知らぬ間」 *辞書を引いて、言葉の意味を知りましょう。 AとBの和歌の比較と限定されているのですから、言葉は限られます。 2、 A、Bの歌にある『露』が『消え』るとは、どのようなことを意味するか。 当てはまるものを1つ選んでください。 1、少女が幼くふるまうこと 2、尼が小言をいうこと 3、少女が涙を流すこと 4、尼が死んでしまうこと A=4 *「露と消える」とは死んでしまうことを表す慣用的表現です。 この機会に覚えましょう。 以上で終わりです。 間違いがあるかもしれませんので、参考まで。 古文がんばってね。 A ベストアンサー イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、 狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。 つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の 体系です。 一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を イデオロギ-と言うんです。 例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。 だから賛成や反対といった意見が出てきますね。 しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。 イデオロギ-には賛成・反対といった概念がないのです。 例えば、環境破壊は一般的に「やってはいけない事」という一定の考えに 組織されています。 つまりみんなが根本的な共通の考え(やってはいけない事)として組織されているもの、これがイデオロギ-なんです。 しかし、社会的立場によってはその「やってはいけない事」を美化して 公共事業と称して環境破壊をする人達もいますけど。 ここでイデオロギ-という概念に対して色んな論説が出てくるわけです。 一応これは一つの例ですけど。 というかこれくらいしか説明の仕様がないですよ~~・・。 こういう抽象的な事はあまり難しく考えるとそれこそ分からなくなりますよ。 この説明で理解してくれると思いますけどね。 イデオロギ-というのは確かに色んな解釈をされていますけど、 狭義ではそれぞれの社会階級に独特な政治思想・社会思想を指します。 つまり分かりやすく言えば、人間の行動を決定する根本的な物の考え方の 体系です。 一定の考え方で矛盾のないように組織された全体的な理論や思想の事を イデオロギ-と言うんです。 例えば、人間はみんな千差万別であり色んな考えを持っています。 だから賛成や反対といった意見が出てきますね。 しかし、イデオロギ-というのはみんなが認める事象の事です。 イデオ... A ベストアンサー 分子式というのは分子が存在する物質に限って用いられ、その分子に含まれている原子をその数とともに示したものです。 たとえば、水:H2O、アンモニア:NH3といった感じです。 組成式というのは、その物質を構成している原子を最も簡単な整数比で表したものですが、それには2つの可能性があります。 1 分子が存在する場合でも、種々の理由によって、分子式で表すのが困難な場合には組成式で表します。 たとえば、ダイヤモンドやイオウは高分子ですので、分子式で表そうとすれば構成している原子数を知る必要がありますが、それは個々のダイヤモンド等によって異なっており、正確な原子数を知ることは不可能です。 したがって、ダイヤモンド:C、イオウ:Sのように表します。 また、高分子以外でも、種々の理由によって、たとえばベンゼン:C6H6などを、CHという組成式で表すこともあるでしょう。 2 分子を形成しない物質の場合には、組成式で表します。 イオン結合を形成する物質の中には、このように組成式で表されるものが多いと言えるでしょう。 分子式というのは分子が存在する物質に限って用いられ、その分子に含まれている原子をその数とともに示したものです。 たとえば、水:H2O、アンモニア:NH3といった感じです。 組成式というのは、その物質を構成している原子を最も簡単な整数比で表したものですが、それには2つの可能性があります。 1 分子が存在する場合でも、種々の理由によって、分子式で表すのが困難な場合には組成式で表します。 たとえば、ダイヤモンドやイオウは高分子ですので、分子式で表そうとすれば構成している原子数を知る... A ベストアンサー こんにちは。 僕も高校生です。 これは覚えるしかないとおもいますよ。 ほら、英語であるじゃないですか。 fast-faster-fastestみたいな。 そういう感覚で、たとえばもともと「書く」とあるのが 書か 書き 書く 書く 書け 書け と変化するものだ!と覚えるんです。 ちなみに上の例では 未然 連用 終止 連体 已然 命令 の順ですが、何でこんな「未然」とか「連体」とか決まるのかというと 未然:あとに「~ズ」がつく。 まだ起こってない事柄をあらわす。 例:書か「ず」 連用:あとに「たり」「て」がつく。 例:書き「たり」 終止:その言葉でおわる。 例:書く「。 」 連体:あとに名詞が続く。 例:書く「人」、書く「物」など 已然:あとに「~バ」がつく。 例:書け「ば」 命令:命令の言葉をあらわす。 例:書け「!」 とまあ長い説明になってしまいましたが、これは 四段活用 です。 これも覚えてしまってください。 「書く」の「か」のあとに か き く く け け これを四段活用とよぶきまりがなりたっているのでどうしようもありません。 これは教科書にもかいてあるとおもいますので、あとは同様にして下二段とかナ行変格活用などなどおぼえることです。 あと、四段活用と下二段、上一段などなどを見分ける方法は教科書にかいてあるのでそれをよめばいいかとおもいます。 僕も古典は得意ではないです。 お互いがんばりましょうね! 以上参考までに。 こんにちは。 僕も高校生です。 これは覚えるしかないとおもいますよ。 ほら、英語であるじゃないですか。 fast-faster-fastestみたいな。 そういう感覚で、たとえばもともと「書く」とあるのが 書か 書き 書く 書く 書け 書け と変化するものだ!と覚えるんです。 ちなみに上の例では 未然 連用 終止 連体 已然 命令 の順ですが、何でこんな「未然」とか「連体」とか決まるのかというと 未然:あとに「~ズ」がつく。 まだ起こってない事柄をあらわす。 例:書か「ず」 連用:... A ベストアンサー 模試の対策をする必要はありません。 普段の勉強の成果を確認するための物ですから。 対策の結果、実力以上の点が出てしまえば、かえって実力が見えなくなります。 適切なレベルの物で勉強したい、というのは伝わります。 しかし模試は模試。 最適な教材になるとは思えませんし、なるようなら進研がとっくに発売していますし、進研ゼミなどとっくにやめているでしょう。 書店に行っても教材が多すぎると言いますが、自分の学力が把握できればおそらくそれでかなり絞れるはずです。 それも判らなければ、基礎的な薄い物をやってみて、その感触で量るのが良いでしょう。 また、色々な教材を良く眺めてみるいうのも良い勉強です。 根性決めて書店に「通って」ください。 進研の模試もそうですが、教材には相性やレベルがあります。 進研の問題は確かに基礎的な良問であるような気はしますが、だからと言って、あなたがそれで勉強できるかどうかは判りません。 もっと基礎が抜けているのかも知れないし、そんな問題では簡単すぎるのかも知れません。 それはどの教材であってもそうです。 基礎ができていないのなら基礎、入試標準レベルのところでつっかえているのならそれ、と今自分が何をすべきか、で決めて、それをさっさと終えてください。 最後までそれだけでやり通そうとするから基礎から応用まで、なんて事を言うんです。 そもそも化物に至っては、教科書をきちんと読んでいるのか。 理解できるよう読んでいるのか。 なんて事が第一です。 その上で参考書、です。 物理は、一読しただけではさっぱり判らなくて当然です。 何度も教科書や参考書を読み、基礎問題を解き、解らなくなってまた教科書参考書に戻る、の繰り返しです。 しつこくしつこく。 天才を除けば根負けするかどうかの科目だと思っています。 単語帳は相性次第です。 前書きからしっかり立ち読みし、相性が良さそうな物を選んでください。 当面センターレベルで良いので、さっさと終わらせることです。 現代文は、出口、田村、板野、河合の入試現代文へのアクセス、辺りを。 これも前書きからしっかり読んで、やり方を把握したり指示に従ったりしましょう。 古典は知りません。 理系なら、二次私大でで国語を使うのかどうかでどこまでやるかが変わると思います。 あなたなら、伊藤さんの「ビジュアル英文解釈」ができると思います。 最初は易しいですが、最後までやり通したり、その後の「英文解釈教室」まで行けば大した物だと思います。 模試の対策をする必要はありません。 普段の勉強の成果を確認するための物ですから。 対策の結果、実力以上の点が出てしまえば、かえって実力が見えなくなります。 適切なレベルの物で勉強したい、というのは伝わります。 しかし模試は模試。 最適な教材になるとは思えませんし、なるようなら進研がとっくに発売していますし、進研ゼミなどとっくにやめているでしょう。 書店に行っても教材が多すぎると言いますが、自分の学力が把握できればおそらくそれでかなり絞れるはずです。 それも判らなければ...

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「袴垂、保昌に合ふこと」の質問

衣少しまうけむ 意味

古典の現代語訳 昔、袴垂とて、いみじき盗人の大将軍ありけり。 十月ばかりに、衣の用なりければ、衣少しまうけむとて、さるべき所々、 うかがひありきけるに、夜中ばかりに、人、みな静まり果てて後、月の朧なるに、 衣、あまた着たるなる主の、指貫のそば挟みて、絹の狩衣めきたる着て、ただ一人、 笛吹きて、行きもやらず、練り行けば、 「あはれ、これこそ、われに絹得させむとて、出でたる人なめり。 」と思ひて 走りかかりて、衣をはがむと思ふに、あやしくんものの恐ろしく覚えければ、 添いて、二、三町ばかり行けども、われに人こそ付きたると思ひたる気色もなし。 いよいよ笛を吹きて行けば、試みむと思ひて、足を高くして、走り寄りたるに、 笛を吹きながら見返りたる気色、取りかかるべくも覚えざりければ、走りのきぬ。 かやうに、あまたたび、とざまかうざまにするに、つゆばかりも騒ぎたる気色なし。 希有の人かなと思ひて、十余町ばかり具して行く。 さりとてあらむやはと思ひて、 刀を抜きて、走りかかりたるときに、そのたび、笛を吹きやみて、たち帰りて、 「こは、何者ぞ。 」と問ふに、心も失せて、われにもあらで、つい居られぬ。 また、「いかなる者ぞ。 」と問へば、今は逃ぐとも、よも逃がさじと覚えければ、 「ひはぎにさぶらふ。 」と言へば、「何者ぞ。 」と問へば、 「字、袴垂となむ、言はれありと聞くぞ。 あやふげに、希有のやつかな。 」 と言ひて、「ともに、まうで来。 」とばかり、言ひかけて、また、同じやうに、 笛吹きて行く。 この人の気色、今は逃ぐとも、よも逃がさじと覚えければ、鬼に神取られたるやうにて、 ともに行くほどに、家に行き着きぬ。 いづこぞと思へば、摂津前司 保昌といふ人なりけり。 家のうちに呼び入れて、綿厚き衣、一つを賜りて、「衣の用あらむときは、参りて申せ。 心も知らざらむ人に取りかかりて、汝、過ちすな。 」とありしこそ、あさましく、 むくつけく、恐ろしかりしか。 いみじかりし人のありさまなりと、捕らへられて後、 語りける。 十月の頃に着物が必要になったので、その着物を手に入れようとして、物になりそうな所を何箇所か窺いながら歩きまわった。 夜中ごろに人がみな寝静まって後、月はおぼろに出ていたが、着物をたくさん着込んだ男が、指貫袴の裾を股立ちのところに挟み、絹の狩衣らしいものを着て、ただ一人笛を吹いて、どこへ行くともなくゆっくり歩いて行く。 これに出くわすと、おお、こやつこそおれに着物を得させようとして出てきた者に違いないと思って、走りかかって着物をはぎ取ろうと思ったのだが、不思議なことに何となく怖ろしく感じられたので、そのまま二三町ばかりもついて行った。 しかし相手は、自分にだれかがついて来ていると思っている様子もない。 ますます興に乗って笛を吹いて行くので、今度こそやってやろうと思い足を高くあげて走り寄ったところ、笛を吹きながら振り返った相手の様子は、とても討ちかかれそうにも思えなかったので、逃げ去ってしまった。 それからも何度かあれこれやってみたけれど、少しも騒ぐ様子もない。 これはめったにない人だと思い、十余町ばかりも後をついて行った。 そうかといってこのままですまされようかと思い直して、思い切って刀を抜き走りながら襲いかかろうとした時に、今度は笛を吹きやめて振り返り、「お前は何者か」と聞いてくると、それだけで気が遠くなるような感じで、我にもあらず自然にかがみ込んでしまった。 かさねて、「いかなる者か」と聞くので、「通称は袴垂といわれております」と答えると、「そういう者がいると聞いておるぞ。 物騒でとんでもないやつだな」と言って、「一緒について参れ」とだけ言うと、また同じように笛を吹いて行く。 この人の様子では、今となってはたとえ逃げたとしても、よもや逃がすまい、と思われたので、鬼に魂を取られたような気分で一緒について行くうちに、家に着いてしまった。 どこかと思うとそこは摂津で、その人は摂津の前国司保昌という人であった。 家の中に呼び入れて、綿の厚い着物を一つ下さって、「着物が必要になった時には、ここに参って申せ。 気心も知れないような人に襲いかかって、お前、間違いをするな」と言われたのだが、それは思いがけなくも気味悪く怖ろしかった。 並々でなく立派なご様子の人だったと、袴垂は、捕らえられて後に語ったということだ。 ====== これでいかが? こちらは、「宇治拾遺物語」を訳したものです。

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衣少しまうけむ 意味

1564 日置長枝娘子の歌 秋づけば尾花 (をばな)が上に置く露の消 (け)ぬべくも我は思ほゆるかも 【意味】 秋になると尾花につく露のように、はかなく消えてしまいそうなほど、あなたさまのことを思っています。 【説明】 日置長枝娘子が大伴家持に贈った歌。 「秋づけば尾花が上に置く露の」は、「消」を導く序詞。 1566〜1568 大伴家持の歌 1566 ひさかたの雨間 (あまま)もおかず雲隠 (くもがく)り鳴きそ行くなる早稲田 (わさだ)雁 (かり)がね 1567 雲隠 (あまごも)り鳴くなる雁の行きて居 ゐ む秋田の穂立 ほたち 繁 しげ くし思 おも ほゆ 1568 雨隠り情 (こころ)いぶせみ出 (い)で見れば春日の山は色づきにけり 【意味】 〈1566〉久方の雨の晴れ間も休みなく、雲に隠れては現れて鳴いていく、早稲田の雁が。 〈1567〉 雲に隠れて鳴いている雁が降り立つ秋の田の稲穂が繁っているように、あの人のことがしきりに思われる。 〈1568〉雨にこもって心も沈んでいたが、外に出てみると、春日山はすっかり色づいている。 【説明】 天平8年9月、家持19歳の作。 無位の内舎人(うどねり)として聖武天皇に近侍していた頃にあたります。 1567に「雨隠り」とあるように、時雨の時期にはひっそりと家に籠っていなければなりませんでした。 男女関係もご法度とされていたのです。 1577 安倍虫麿(あべのむしまろ)の歌 秋の野の草花 (をばな)が末 (うれ)を押しなべて来しくもしるく逢へる君かも 【意味】 秋の野のススキを押しのけてやって参りました。 そのおかげで皆さんとお会いできました。 【説明】 宴に招かれた作者が、あいさつとして作った歌。 1582 橘奈良麿(たちばなのならまろ)の歌 めづらしき人に見せむと黄葉 (もみちば)を手折りそあが来し雨の降らくに 【意味】 心惹かれる方にお見せしようと、モミジを手折ってきた、途中には雨が降っていたけれど。 1587 大伴書持の歌 あしひきの山の黄葉 (もみち)今夜 (こよひ)もか浮びゆくらむ山川の瀬に 【意味】 山のもみじは、きっと今夜あたり、水に浮かんで運ばれていくことだろう、山の中を流れる急流の瀬を。 【説明】 天平14年ごろ、平城旧京の橘奈良麻呂邸に集まって宴を催した時の歌。 大伴書持(おおとものふみもち)は旅人の子で、家持の同母弟。 1589 秦許遍麿(はだのこへまろ)の歌 露霜 (つゆしも)にあへる黄葉 (もみち)を手折り来て妹にかざしつ後は散るとも 【意味】 露霜にあった黄葉を手折って、この娘の髪にかざしたよ。 だからあとはもう散ってもよいのだ。 1590 大伴池主(おほとものいけぬし)の歌 十月 (かむなづき)時雨 (しぐれ)にあへる黄葉 (もみちば)の吹かば散りなむ風のまにまに 【意味】 十月の時雨にあって色づいた黄葉は、風が吹けば散ってしまうだろう、風に吹かれるままに。 【説明】 天平14年(742年)ごろ、橘奈良麻呂邸で宴が催された時に作った歌。 大伴池主の系譜は未詳。 753年の橘奈良麻呂の乱に参加し、翌月反乱計画が洩れた際に捕縛されたらしく、その後の消息は不明ですが、拷問死または獄中死に至ったとされます。 1597 大伴家持の歌 秋の野に咲ける秋萩 (あきはぎ)秋風に靡 (なび)ける上に秋の露 (つゆ)置けり 【意味】 秋の野に咲く秋萩が秋風になびいている。 その上には秋の霜が降りている。 1604 大原真人(おおはらのまひと)の歌 秋されば春日 (かすが)の山の黄葉 (もみち)見る奈良の都の荒 (あ)るらく惜しも 【意味】 秋になるといつも春日山の紅葉を見ていたのに、今は奈良の都も荒れ果てている、惜しいことよ。 【説明】 奈良の春日山を見ながら、久邇京遷都後の平城京の荒廃を嘆いて作った歌。 1605 大伴家持の歌 高円 (たかまと)の野辺 (のへ)の秋萩 (あきはぎ)このころの暁露 (あかときつゆ)に咲きにけむかも 【意味】 高円の野辺の萩の花は、この幾日かに降り出した明け方の露で、もう咲いたことだろう。 【説明】 高円山は奈良の春日山と地獄谷を挟んで南方の462mの山。 聖武天皇の時代には、狩りが行われたり、季節の野遊びが行われていました。 1611 笠縫女王の歌 あしひきの山下 (やました)響 (とよ)め鳴く鹿の言 (こと)ともしかも我が心夫 (こころつま) 【意味】 山の麓まで鳴り響く鹿の声のように、あなたのお声を聞きたいと思っています。 私の愛しい夫よ。 【説明】 笠縫女王は、「六人部王(むとべおう)の女なり。 母を田形皇女と曰ふ」とあります。 田形皇女は天武天皇の皇女です。 1614 桜井王の歌 九月 (ながつき)のその初雁 (はつかり)の使 (つかひ)にも思ふ心は聞こえ来ぬかも 【意味】 九月になるとやって来る初雁。 その初雁をお使いとして、はるかに思いやって下さるお気持ちが、ここまで届かないでしょうか。 1616 笠女郎(かさのいらつめ)の歌 朝ごとに見るわが屋戸 (やど)のなでしこが花にも君はありこせぬかも 【意味】 毎朝見る私の家のなでしこの花みたいに、あなたが逢ってくれたらいいのにな。 1617 山口女王の歌 秋萩 (あきはぎ)に置きたる露 (つゆ)の風吹きて落つる涙は留 (とど)めかねつも 【意味】 秋萩についた露が風が吹いて落ちるように、はらはらと落ちる私の涙は止めようがありません。 【説明】 山口女王(やまぐちのおおきみ)が大伴家持に贈った歌。 山口女王は伝未詳。 1619・1620 大伴家持と大伴坂上郎女の歌 1619 玉桙 (たまほこ)の道は遠けどはしきやし妹を相 (あひ)見に出でてぞ我 (あ)が来 (こ)し 1620 あらたまの月立つまでに来ませねば夢 (いめ)にし見つつ思ひそあがせし 【意味】 〈1619〉道のりは遠くても、いとおしいあなたに逢うために、私はやって来ました。 〈1620〉 月が立つまでにいらっしゃらないので、私は夢にまで見続けて、物思いをしてしまいました。 【説明】 1619は大伴家持、1620は大伴坂上郎女の歌。 大伴氏は竹田の庄(橿原市)と跡見(とみ)の庄(桜井市外)を経営していました。 天平11年(739年)、竹田の庄(橿原市)に下向していた叔母・大伴坂上郎女のもとを、家持が訪ねたときに交わした歌です。 このとき家持は23歳、「妹」はふつう男性から恋人に対してかける言葉ですから、叔母に対して用いるのは一般的ではありません。 少しふざけて、庄への訪問を、逢引にやって来たように謡ったものか。 それに答えたのが1620で、男を待つ女として歌を返しています。 「玉桙の」は「道」にかかる枕詞、「あらたまの」は「月」にかかる枕詞。 1627・1630 大伴家持の歌 1627 我が宿の時 (とき)じき藤のめづらしく今も見てしか妹 (いも)が笑 (ゑ)まひを 1630 高円 (たかまと)の野辺 (のへ)のかほ花 面影 (おもかげ)に見えつつ妹は忘れかねつも 【意味】 〈1627〉私の庭に、時期はずれの藤が咲いたよ。 珍しいその美しい藤のような、愛すべきあなたの笑顔を、今すぐにも見たいものだ。 〈1630〉 高円の野辺に咲いているかほ花、それを見ているとお前の顔が浮んできて忘れることができない。 【説明】 1627は、家持が、妻の坂上大嬢に贈った歌。 1630の高円山は奈良の春日山と地獄谷を挟んで南方の462mの山。 聖武天皇の時代には、狩りが行われたり、季節の野遊びが行われていました。 「かほ花」は美しい花の意。 かきつばた・ムクゲ・朝顔などいろいろな花が当てられますが、ここではヒルガオ(昼顔)がふさわしいとされます。 1636 舎人娘子(とねりのをとめ)の歌 大口の真神 (まがみ)の原に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに 【意味】 大口の真神が原に降る雪は、ひどく降らないでほしい、泊まる家もないのだから。 【説明】 「大口の」は「真神」にかかる枕詞。 「真神」はオオカミのことで、飛鳥東方の山地を歌った歌。 舎人娘子は、どういう人物か不明です。 1639 大伴旅人の歌 沫雪 (あわゆき)のほどろほどろに降り敷けば平城 (なら)の京 (みやこ)し思ほゆるかも 【意味】 大宰府に沫雪がうっすらと降り積もっているのを見ると、奈良の都が思い出される。 【説明】 大宰府に降る雪と、都で見た雪とを重ね、奈良の都への望郷の念を歌った歌。 1641 角朝臣広弁(つののあそみくわうべん)の歌 沫雪 (あわゆき)に降らえて咲ける梅の花君がり遣 (や)らばよそへてむかも 【意味】 淡雪に降られて咲いた梅の花をあなたに送ったら、私を梅の花になぞらえてくださるでしょうか。 1645 巨勢宿奈麿(こせのすくなまろ)の歌 わが屋前 (やど)の冬木の上に降る雪を梅の花かとうち見つるかも 【意味】 わが家の冬の枯れ木の枝に降る雪を、梅の花かと、一瞬思ってしまったよ。 1648 紀少鹿女郎(きのをしかのいらつめ)の歌 十二月 (しはす)には沫雪 (あわゆき)降ると知らねかも梅の花咲く含 (ふふ)めらずして 【意味】 十二月にはまだ沫雪が降るのを知らないのか、梅の花がつぼみを膨らませようとしている。 1649 大伴家持の歌 今日降りし雪に競 (きほ)ひて我がやどの冬木の梅は花咲きにけり 【意味】 今日降った雪に負けまいと、わが家の冬枯れの梅の木が花を咲かせた。 1656 大伴坂上郎女の歌 酒杯 (さかづき)に梅の花浮け思ふどち飲みての後は散りぬともよし 【意味】 酒杯に梅の花びらを浮かべ、親しい人たちと飲んだ後は、もう散ってもいいよ、梅の花。 【説明】 「思ふどち」は、気心が知れた仲間たち。 梅の花は外来植物で、貴族の屋敷に咲いていました。 梅の花が庭にあるというのが、いわばステータス・シンボルだったのです。 1657 作者未詳歌 官にも許したまへり今夜のみ飲まむ酒かも散りこすなゆめ 【意味】 今日のような宴は、お役所でもお許しになっている。 今宵だけ飲もうと思う酒なのかい、梅のあるうちはこうして集まれるよ。 だから梅の花よ、散ってくれるなよ、ゆめゆめ。 1658 光明皇后の歌 吾背子と二人見ませば幾許 (いくばく)かこの降る雪の嬉 (うれ)しからまし 【意味】 この美しく降った雪を、お二人で眺めることができましたら、どんなにか嬉しいことでございましたでしょう。 【説明】 光明(こうみょう)皇后が聖武天皇に奉られた御歌。 光明皇后は藤原不比等の娘で、名は安宿媛。 病人や孤児のために施薬院や悲田院を設け、病人の体についた垢を自ら洗い落としたり、ライ病患者の膿を口で吸い取ったりしたという逸話もあります。 興福寺の五重塔・西金堂や、新薬師寺、国分寺の設置など、多くの事業に参画したともいわれ、聖武太上天皇の崩御に際しては、遺品を東大寺に寄進し、それらは正倉院宝物として今日に伝えられています。 この御歌について斉藤茂吉は、「斯く尋常に、御おもいのまま、御会話のままを伝えているのはまことに不思議なほどである。 特に結びの、『嬉しからまし』の如き御言葉を、皇后の御生涯と照らしあわせつつ味わい得ることの、多幸を私等はおもわねばならぬのである」と述べています。 1661 紀女郎(きのいらつめ)の歌 ひさかたの月夜 (つくよ)を清 (きよ)み梅の花心開けて我が思 (も)へる君 【意味】 夜空の月がきれいです。 その月光のなかで梅の花が開くように、心すがすがしくあなたのことをお慕いしています。 【説明】 前夫の安貴王、そして今度は、年下の恋人・家持の心変わりに出会った紀女郎。 愛する男に去られても、いつまでもあなたを気高く、清らかにお慕い続けると言っています。 1663 大伴家持の歌 沫雪 (あわゆき)の庭に降りしき寒き夜を手枕 (たまくら)まかず独りかも寝む 【意味】 沫雪が庭に降り続く、寒い夜です。 それなのにあなたの手枕をすることもなく、一人で寝るのでしょうか。

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