グレタ さん コロナ。 グレタさん、大規模集会控えるよう呼び掛け 新型コロナで

グレタさんは特別扱い? 新型コロナ対策で訪問禁止の欧州議会に波紋

グレタ さん コロナ

グレタさんの話ではスウェーデンでは新型コロナウイルスの感染の疑いがあっても、救急医療の必要がない場合は検査は行わない。 「だから私はCOVID-19の検査をしませんでしたが、私のこの症状はまさにそれだという疑いが非常に高いです。 」 グレタさんは2019年、タイム誌の「」に選ばれた。 この他、米経済誌「フォーブス」の選ぶ「」にも名前が挙がった。 パンデミックの発表 ジュネーブでのブリーフィングの際に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、世界的な新型コロナウイルスの拡大がの性格をおびてきたと指摘した。 国内をはじめ近隣諸国、時には世界中の多くの国々に伝染病が拡大する状況を意味する。 世界保健機関(WHO)は24日、全世界ででの新型コロナウイルス(COVID-19)感染が確認されたと発表した。 ソーシャルネットワーク上のユーザーアカウントを通じてスプートニクのサイトでユーザー登録および認証を受けたという事実は、本規約に同意したことを意味する。 ユーザーは自らの振舞が国内法および国際法に違反しないようにしなければならない。 ユーザーは議論の他の参加者、また読者や、当該記事の題材となっている人物に対し尊敬をもって発言しなければならない。 サイト運営者は記事の基本的内容に用いられている言語とは異なる言語でなされたコメントを削除できる。 sputniknews. comの全言語バージョンで、ユーザーが行ったコメントの編集が行われる可能性がある。 以下に該当するユーザーのコメントは削除される。 記事のテーマにそぐわないもの• 憎悪を煽り立て、人種・民族・性・信教・社会的差別を助長し、少数者の権利を迫害するもの• 未成年の権利を侵害し、倫理的損害等、何らかの形態の損害を未成年に与えるもの• 過激主義、テロリズムを内容に含み、または、何らかの非合法活動を教唆するもの• 他のユーザー、個人ないし法人に対する中傷や脅迫を含み、その名誉や尊厳を傷つけ、または社会的評判を貶めるもの• スプートニクを中傷し、または貶める発言• プライバシーや通信の秘密を侵し、第三者の個人情報をその人の許可なく拡散させるもの• 動物への虐待・暴力シーンを描写し、またはそうしたページへのリンクを張ること• 自殺の方法に関する情報を含み、または自殺を教唆するもの• 商業的目的を持った発言、適切でない広告、違法な政治的宣伝または、そうした情報を含む別のサイトへのリンクを含むもの• 第三者の商品またはサービスを、しかるべき許可なしに宣伝するもの• 侮辱的ないし冒涜的表現およびその派生的表現、またはそれら表現を匂わせる字句の使用• スパムを含み、スパムの拡散やメッセージの大量配信サービスおよびインターネットビジネスのための素材を宣伝するもの• 麻薬・向精神薬の使用を宣伝し、その作成法や使用法に関する情報を含むもの• ウィルスなど有害ソフトウェアへのリンクを含むもの• そのコメントが、同一または類似の内容を持つ大量のコメントを投下する行動の一環をなす場合(フラッシュモブ)• 内容の稀薄な、または意味の把握が困難ないし不可能なメッセージを大量に投稿した場合(フラッド)• インターネット上のエチケットを乱し、攻撃的、侮辱的、冒涜的振舞を見せた場合(トローリング)• テキストの全体または大部分が大文字で又は空白無しで書かれるなど、言語に対する尊敬を欠く場合 サイト運営者は、ユーザーがコメントの規則に違反した場合、または、ユーザーの振舞の中に違反の兆候が発見された場合に、事前の通告なしに、ユーザーのページへのアクセスをブロックし、又は、そのアカウントを削除する。 ユーザーは、にメールを送り、自分のアカウントの復元、アクセス禁止の解除を申請することが出来る。 手紙には次のことが示されていなければならない。 件名は、「アカウントの復元/アクセス禁止解除」• ユーザーID• 上記規則への違反と認められ、アクセス禁止措置が取られる理由となった行動に対する説明 モデレーターがアカウントの復元とアクセス禁止の解除が妥当であると判断した場合には、アカウントは復元され、アクセス禁止は解除される。 再度の規則違反があり、再度のアクセス禁止が行われた場合には、アカウントは復元されず、アクセス禁止は全面的なものとなる。 モデレーター・チームと連絡を取りたい場合は、電子メールアドレスまで。

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グレタさん、新型コロナ感染の可能性 自主隔離し回復 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

グレタ さん コロナ

私たちは今でも、日々感染への恐怖やロックダウン等の政策による失業、経済的なダメージといった不安に包まれながら暮らしている。 ほとんどの人が予期していなかった時代に突入、そして第一波のピークをやっと乗り越えた今、世界は、そして私たちは、何を目指して再び立ち上がればいいのだろうか。 スウェーデンから長年環境問題について発信している環境ジャーナリストの高見幸子氏に、同じく在スウェーデンのスウェーデン語文学翻訳者でエッセイストの久山葉子氏が話を聞いた。 今回はその後編。 前編: 久山:スウェーデンの緩い新型コロナ政策は世界でも注目を集めましたが、当初から「持続可能」な政策であることを強調し、コロナ以外の精神的・肉体的な健康への影響も考えて、長期的に継続可能な内容でした。 それでも今年の3月4月の解雇宣告をされた労働者の数はここ30年で最高とか。 高見:今はグローバル経済の時代です。 海外の下請会社が止まると生産できなくなるボルボのような自動車メーカー、海外・国内旅行の自粛によってスカンジナビア航空がまず大きく影響を受けましたね。 ホテル・レストラン、小売業界をはじめ、スポーツや文化イベントも中止になり、数多くの企業が経済的なダメージを受けています。 今回のパンデミックは、リーマンショックより経済への影響が大きくなると予測され、国から企業への救済支援も膨れ上がる一方。 この状況が長期化すると来年には失業率が10%以上になり、コロナ前の経済に戻すために国は膨大な復興支援の予算を検討しなくてはならない状況です。 ただ私は、ここで一度立ち止まり、皆で「ポストコロナ社会がどうあってほしいか」を考えなければいけないと思います。 例えば、コロナ危機の間も、気候危機は進行していて、今後は気候変動を避けるための大きな投資が必要です。 それなのに、コロナ危機で経済危機に陥った業界を無条件で救うべきでしょうか? 例えば、気候変動の根源である石炭・石油業界が元の状態に戻るように、膨大な額の税金を使って救済をするべきでしょうか。 それとも、その業界で働く人たちの生活を保証し、代わりに再生可能なエネルギー産業を起こすことに投資すべきでしょうか。 社会を元に戻すために救済をするとき、コロナ前の社会は正常な社会ではなく、別の意味で危機的な社会だったことを忘れてはいけないと思います。 今後復興のために使う投資は、コロナ前の危機をも解決できる対策への投資であるべきなのです。 「家が火事になっている」 久山:前回のインタビューにあった、ジャレド・ダイアモンド教授の「コロナとちがってすぐに死ぬわけではないから、人類の生存がかかっている気候変動という危機になかなか人々が関心を持たない」という言葉が印象に残りました。 高見:確かにそうだと思います。 それに、本当に大変な目に遭うのは、今の大人ではなく、将来の世代だから。 今の子どもたちには選挙権もなく、決定権もない。 それが対策が進まなかったことの原因だとも思います。 スウェーデンではスーパー以外の小売店でもビニール袋が有料になり、わたしも店舗で購入した服を自分のエコバッグに突っこんで帰るようになりました。 また飛行機に乗ることを恥ずかしいと思う「フライト・シェイム」が流行語になり、夏休みには列車でヨーロッパ内を旅行するのがトレンドになりました。 高見:その変革に貢献したのが、17歳のスウェーデン人環境活動家グレタ・トゥーンベリさんでしたね。 パンデミック前は、何百万人もの世界の若者に「気候のための学校ストライキ」のインスピレーションを与え、気候変動をストップするための活動を精力的にこなしてきました。 そのグレタさんは、今の気候危機の状況を「家が火事になっている」と表現していました。 それでも火を消そうとしない大人たちにしびれを切らし、2年前に行動を始めています。 国会議事堂の前での座り込みは日本でもニュースになりましたね。 スウェーデンが科学者の意見にもっと耳を傾け、気候変動に関するパリ協定の目標を達成できるような政策を実施するまで、毎週金曜日に学校ストライキをすると決めたのです。 賛同する人は一緒に学校ストライキをしましょうとも呼びかけた。 ひとりで始めた活動でしたが、すぐにSNSで国内外に広まり、多くの賛同を得ました。 「子どものくせに!」「子どもは経済のことなどわかっていない」と激しい批判も受けましたが、彼女たちは、大人が対策しないと気候変動に命を脅かされる社会で生きることになる当事者なのです。 世界の政治家は「当事者である子どもたち」の声を聞くべきだと思います。 さらには多くの都市で若者たちとデモ行進を行い、「気候正義」を訴え、世界の人々の心を動かしたのです。 その結果、米『タイム』誌で「2019年に最も世界に影響を与えた人物」に選ばれ、表紙を飾りました。 今年の2月までに、グレタさんに賛同した世界の600万人が立ち上がり、その勢いで気候緊急事態宣言をする国や都市も増えてきていたんです。 2020年には、世界各国が気温上昇を1. 5度に抑えるために、5年前よりも先駆的で勇気ある政策が打ち出されることが期待されていました。 久山:新型コロナウイルスの感染拡大後も、グレタさんは積極的に活動されているのでしょうか。 高見:欧州連合(EU)の欧州委員会は、3月4日に「温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする」法案の概要を公表しましたが、その席にグレタさんも招聘されていました。 国際的には野心的な目標ですが、グレタさんはEUの議員を前にして、「2050年に実質ゼロでは、危機に対して降伏したようなもの」と酷評。 その会議の後もブリュッセルや、他のヨーロッパの都市の学生デモに参加しました。 移動に飛行機は使わないため、その後、列車でドイツを通ってスウェーデンに帰国したのです。 検査は受けていないが、同行した父親にはっきりコロナの症状がでたそうです。 自分は普通の風邪より軽かったこと、だから若い人は自分でも気がつかないうちに他人に感染させるリスクがあるので気をつけよう、とも発信していました。 気候変動の活動でも「科学者の言うことをよく聞こう」と訴えていましたが、今回も「社会と連帯感をもって行動しよう。 科学者と公衆衛生局の勧告に従おう」と強調し、企画していた気候のためのデモ行進を中止し、オンラインでのストライキを呼びかけたのです。 久山:気候変動の活動は、世界中でしばらくお休みという状況なのでしょうか。 高見:新型コロナのせいで、今年の秋にスコットランドで予定されていたCOP26も2021年に延期されてしまいました。 今、政治家もメデイアもコロナ対策で頭がいっぱいですよね。 気候変動どころではないという雰囲気も感じます。 しかしロックダウンの解除が始まり、ポストコロナの社会を描くべき大事なタイミングでもあるんです。 わたしの知る限りEU、スウェーデン、ドイツが、ポストコロナのあるべき社会を描き、同時に気候危機の解決も推進することを明言しており、希望をつないでいます。 久山:今回のパンデミックが、気候変動の活動においてもターニングポイントになりそうでしょうか。 高見:わたしが皮肉だなと感じたのは、2年前から気候危機の対策を求めていたグレタさんたちのような若者に対して、大人は「大きな社会変革をするのは、子どもが考えているほど簡単なことではない」と言い続けてきたことです。 それがコロナ危機では、ほんの数週間で全世界が誰も予想ができなかったような変貌を遂げた。 やろうと思えばできるのを、グレタさんたちにも示せたわけです。 ただ今回は、経済的にも社会的にも持続可能な変革ではなかった。 ポストコロナの復興には、持続可能な手段が求められます。 そもそも、なぜスウェーデンは環境先進国なのか? 久山:グレタさんが登場する以前から、スウェーデンは環境先進国として知られていましたが、そこにはどんな土壌があったのでしょうか。 日本もそんなふうになれるのでしょうか。 高見:私はスウェーデン在住40年になりますが、その間スウェーデン人が一貫して変わらない点のひとつに、自然と野生動物への配慮の気持ちがあります。 それが国民の共通の価値観に存在し、その上に学校での環境教育やメディア・NGOによる環境啓発があって、環境先進国へと成長したのだと思います。 また、60年以上も歴史のある幼児の自然環境教育が与えた国民への影響も非常に大きいと思います。 久山:どういうものでしょうか。 高見:スウェーデンには100年以上も前から、(野外生活推進協会)というボランテイア団体があって、国民の健康と喜びのために、大人や子どもが野外で過ごすプログラムを提供しているんです。 その団体が1957年に提案したのが、5~6歳児が自然の中で遊ぶプログラム「森のムッレ教室」でした。 スウェーデンでは80年代に、オゾン層破壊や環境汚染、野生動物の絶滅といった問題が議論され、色々な自然保護と環境保全対策が始まっていました。 一方、日本では、まだ環境アセスメントもなく、リゾート開発のためにどんどん自然が破壊されていましたね。 どうしてこんなに差があるのかと考えていたときに、わたしが出会ったのがこの「森のムッレ教室」です。 リーダー養成講座を受けたリーダーが、子どもたちを身近な自然に案内して、五感を使って遊び、自然の素晴らしさや不思議さを体験してもらいます。 子どもは遊びを通して、自然の循環や、動物と植物がつながっていること、つまりエコロジーを学ぶのです。 「自然感覚」と呼んでいますが、人間も動物と同じで、クリーンな空気、水、土に依存していることを自然体験を通して学びます。 自然と自分の間に関係を築き、自然を好きになってもらうようにするのです。 好きなものは、誰でも大切にします。 活動の創設者は、「自然を好きになった子どもは、将来、自然環境を守ってくれるはずだ」というビジョンを持っていたのです。 200万人の子どもが参加、「森のムッレ教室」 高見:スウェーデンでは、この60年間で200万人の子どもが森のムッレ教室に参加して、自然に出かけ、自然に親しむと同時に、動植物に配慮をすることを学んできました。 自分が自然の一部であり、自然を破壊することは自分を破壊することになるということを感覚で知った人たちが、いま、国の政治家であったり、企業のトップにいて、決定権をもっているのです。 その仕組みが、環境先進国スウェーデンを支えているのだと思います。 久山:なるほど。 何世代もかけて培ってきた自然への愛が、今のスウェーデンの政策や企業の在り方の土台になっているのですね。 彼らが自然に触れ合わずに育っていたら、今のようなスウェーデンにはならなかった。 高見:スウェーデンの有名作家シャスティン・エークマンが、「自然がそこにあることも知らなければ、なくなっても寂しく思うことはないし、それを保護することに対して興味を持つこともない」と言っていました。 緊急に自然の多様性を守らなければいけない今の時代に、なぜそうする必要があるのかを理解し、行動する世代を育てるのが大きな課題です。 久山:高見さんは、「森のムッレ」のリーダーを養成するボランテイア団体を日本でも立ち上げられたのですよね。 現在全国に約50のネットワーク団体があり、森のムッレ教室を保育園やこども園で、あるいは子育て団体、環境団体の活動の一環として取り入れてもらっています。 約500人のリーダーが、年間約1万人の子どもたちを自然に案内しています。 スウェーデンと日本以外にも、フィンランド、ドイツ、ノルウェー、ロシア、ラトビア、英国、ウエールズ、スコットランドでも活動が行われているんですよ。 わたしも各国を訪れてみて、どこの国の子どもも同じで、自然の中に出かけるのが大好きだとわかりました。 幼少期に自然環境の中で過ごす機会のあった人は、大人になってから環境への意識が高くなるのを示した研究もいくつかあります。 アメリカのある研究では、自然環境での遊びといった「野生的な生活」経験を持つ人々は、野外生活ができる環境を保護すること、またゴミ分別など環境に配慮した行動を積極的に取るということがわかっています。 環境問題が深刻化する中、世界中でもっと子どもが自然に触れる機会を得られるのを願っています。 それは自然のため、そして、子どもたちの将来のために必要なことなんです。 今後もウイルスと共生していく未知の将来に不安を感じます。 コロナ後の社会はいったいどうなるのでしょうか。 高見:もう元には戻らないと気づき、それに不安を抱いている人も多いと思います。 ここで重要なのは、受け身ではなく、コロナの前の社会よりも明るく「こうあってほしい」と思えるポストコロナ社会をイメージすることです。 今こそ、国・自治体の政治家・企業のトップリーダーは広い視野で、コロナ危機を解決すると同時に気候危機や生物多様性を守る社会のビジョンを描く必要があります。 さらに、それを達成するために今から何をしていけばよいのかというロードマップを描き、アクションプランを立ててほしいですね。 1995年から、スウェーデンへの環境視察のコーディネートや執筆活動等を通じてスウェーデンの環境保護などを日本に紹介。 元国際環境NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表。 現在、ヨスタ・フロム森のムッレ財団副理事長、日本野外生活推進協会事務局長。 幼児の自然環境教育「森のムッレ教室」の普及活動を支援している。 「日本再生のルール・ブック」(海象社、2003年)「北欧スタイル快適エコ生活のすすめ」(共著・オーセス出版、2000年)「エコゴコロ」(共著・共同通信社、2006年)など(共)著書、訳書多数。 高校時代に1年間AFSでスウェーデンに留学。 東京のスウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年に日本人家族3人でスウェーデンに移住。 現地の高校で日本語を教えている。 著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』、訳書多数。

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グレタさん幻の訪日計画 新型コロナで、中韓も

グレタ さん コロナ

私たちは今でも、日々感染への恐怖やロックダウン等の政策による失業、経済的なダメージといった不安に包まれながら暮らしている。 ほとんどの人が予期していなかった時代に突入、そして第一波のピークをやっと乗り越えた今、世界は、そして私たちは、何を目指して再び立ち上がればいいのだろうか。 スウェーデンから長年環境問題について発信している環境ジャーナリストの高見幸子氏に、同じく在スウェーデンのスウェーデン語文学翻訳者でエッセイストの久山葉子氏が話を聞いた。 今回はその後編。 前編: 久山:スウェーデンの緩い新型コロナ政策は世界でも注目を集めましたが、当初から「持続可能」な政策であることを強調し、コロナ以外の精神的・肉体的な健康への影響も考えて、長期的に継続可能な内容でした。 それでも今年の3月4月の解雇宣告をされた労働者の数はここ30年で最高とか。 高見:今はグローバル経済の時代です。 海外の下請会社が止まると生産できなくなるボルボのような自動車メーカー、海外・国内旅行の自粛によってスカンジナビア航空がまず大きく影響を受けましたね。 ホテル・レストラン、小売業界をはじめ、スポーツや文化イベントも中止になり、数多くの企業が経済的なダメージを受けています。 今回のパンデミックは、リーマンショックより経済への影響が大きくなると予測され、国から企業への救済支援も膨れ上がる一方。 この状況が長期化すると来年には失業率が10%以上になり、コロナ前の経済に戻すために国は膨大な復興支援の予算を検討しなくてはならない状況です。 ただ私は、ここで一度立ち止まり、皆で「ポストコロナ社会がどうあってほしいか」を考えなければいけないと思います。 例えば、コロナ危機の間も、気候危機は進行していて、今後は気候変動を避けるための大きな投資が必要です。 それなのに、コロナ危機で経済危機に陥った業界を無条件で救うべきでしょうか? 例えば、気候変動の根源である石炭・石油業界が元の状態に戻るように、膨大な額の税金を使って救済をするべきでしょうか。 それとも、その業界で働く人たちの生活を保証し、代わりに再生可能なエネルギー産業を起こすことに投資すべきでしょうか。 社会を元に戻すために救済をするとき、コロナ前の社会は正常な社会ではなく、別の意味で危機的な社会だったことを忘れてはいけないと思います。 今後復興のために使う投資は、コロナ前の危機をも解決できる対策への投資であるべきなのです。 「家が火事になっている」 久山:前回のインタビューにあった、ジャレド・ダイアモンド教授の「コロナとちがってすぐに死ぬわけではないから、人類の生存がかかっている気候変動という危機になかなか人々が関心を持たない」という言葉が印象に残りました。 高見:確かにそうだと思います。 それに、本当に大変な目に遭うのは、今の大人ではなく、将来の世代だから。 今の子どもたちには選挙権もなく、決定権もない。 それが対策が進まなかったことの原因だとも思います。 スウェーデンではスーパー以外の小売店でもビニール袋が有料になり、わたしも店舗で購入した服を自分のエコバッグに突っこんで帰るようになりました。 また飛行機に乗ることを恥ずかしいと思う「フライト・シェイム」が流行語になり、夏休みには列車でヨーロッパ内を旅行するのがトレンドになりました。 高見:その変革に貢献したのが、17歳のスウェーデン人環境活動家グレタ・トゥーンベリさんでしたね。 パンデミック前は、何百万人もの世界の若者に「気候のための学校ストライキ」のインスピレーションを与え、気候変動をストップするための活動を精力的にこなしてきました。 そのグレタさんは、今の気候危機の状況を「家が火事になっている」と表現していました。 それでも火を消そうとしない大人たちにしびれを切らし、2年前に行動を始めています。 国会議事堂の前での座り込みは日本でもニュースになりましたね。 スウェーデンが科学者の意見にもっと耳を傾け、気候変動に関するパリ協定の目標を達成できるような政策を実施するまで、毎週金曜日に学校ストライキをすると決めたのです。 賛同する人は一緒に学校ストライキをしましょうとも呼びかけた。 ひとりで始めた活動でしたが、すぐにSNSで国内外に広まり、多くの賛同を得ました。 「子どものくせに!」「子どもは経済のことなどわかっていない」と激しい批判も受けましたが、彼女たちは、大人が対策しないと気候変動に命を脅かされる社会で生きることになる当事者なのです。 世界の政治家は「当事者である子どもたち」の声を聞くべきだと思います。 さらには多くの都市で若者たちとデモ行進を行い、「気候正義」を訴え、世界の人々の心を動かしたのです。 その結果、米『タイム』誌で「2019年に最も世界に影響を与えた人物」に選ばれ、表紙を飾りました。 今年の2月までに、グレタさんに賛同した世界の600万人が立ち上がり、その勢いで気候緊急事態宣言をする国や都市も増えてきていたんです。 2020年には、世界各国が気温上昇を1. 5度に抑えるために、5年前よりも先駆的で勇気ある政策が打ち出されることが期待されていました。 久山:新型コロナウイルスの感染拡大後も、グレタさんは積極的に活動されているのでしょうか。 高見:欧州連合(EU)の欧州委員会は、3月4日に「温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする」法案の概要を公表しましたが、その席にグレタさんも招聘されていました。 国際的には野心的な目標ですが、グレタさんはEUの議員を前にして、「2050年に実質ゼロでは、危機に対して降伏したようなもの」と酷評。 その会議の後もブリュッセルや、他のヨーロッパの都市の学生デモに参加しました。 移動に飛行機は使わないため、その後、列車でドイツを通ってスウェーデンに帰国したのです。 検査は受けていないが、同行した父親にはっきりコロナの症状がでたそうです。 自分は普通の風邪より軽かったこと、だから若い人は自分でも気がつかないうちに他人に感染させるリスクがあるので気をつけよう、とも発信していました。 気候変動の活動でも「科学者の言うことをよく聞こう」と訴えていましたが、今回も「社会と連帯感をもって行動しよう。 科学者と公衆衛生局の勧告に従おう」と強調し、企画していた気候のためのデモ行進を中止し、オンラインでのストライキを呼びかけたのです。 久山:気候変動の活動は、世界中でしばらくお休みという状況なのでしょうか。 高見:新型コロナのせいで、今年の秋にスコットランドで予定されていたCOP26も2021年に延期されてしまいました。 今、政治家もメデイアもコロナ対策で頭がいっぱいですよね。 気候変動どころではないという雰囲気も感じます。 しかしロックダウンの解除が始まり、ポストコロナの社会を描くべき大事なタイミングでもあるんです。 わたしの知る限りEU、スウェーデン、ドイツが、ポストコロナのあるべき社会を描き、同時に気候危機の解決も推進することを明言しており、希望をつないでいます。 久山:今回のパンデミックが、気候変動の活動においてもターニングポイントになりそうでしょうか。 高見:わたしが皮肉だなと感じたのは、2年前から気候危機の対策を求めていたグレタさんたちのような若者に対して、大人は「大きな社会変革をするのは、子どもが考えているほど簡単なことではない」と言い続けてきたことです。 それがコロナ危機では、ほんの数週間で全世界が誰も予想ができなかったような変貌を遂げた。 やろうと思えばできるのを、グレタさんたちにも示せたわけです。 ただ今回は、経済的にも社会的にも持続可能な変革ではなかった。 ポストコロナの復興には、持続可能な手段が求められます。 そもそも、なぜスウェーデンは環境先進国なのか? 久山:グレタさんが登場する以前から、スウェーデンは環境先進国として知られていましたが、そこにはどんな土壌があったのでしょうか。 日本もそんなふうになれるのでしょうか。 高見:私はスウェーデン在住40年になりますが、その間スウェーデン人が一貫して変わらない点のひとつに、自然と野生動物への配慮の気持ちがあります。 それが国民の共通の価値観に存在し、その上に学校での環境教育やメディア・NGOによる環境啓発があって、環境先進国へと成長したのだと思います。 また、60年以上も歴史のある幼児の自然環境教育が与えた国民への影響も非常に大きいと思います。 久山:どういうものでしょうか。 高見:スウェーデンには100年以上も前から、(野外生活推進協会)というボランテイア団体があって、国民の健康と喜びのために、大人や子どもが野外で過ごすプログラムを提供しているんです。 その団体が1957年に提案したのが、5~6歳児が自然の中で遊ぶプログラム「森のムッレ教室」でした。 スウェーデンでは80年代に、オゾン層破壊や環境汚染、野生動物の絶滅といった問題が議論され、色々な自然保護と環境保全対策が始まっていました。 一方、日本では、まだ環境アセスメントもなく、リゾート開発のためにどんどん自然が破壊されていましたね。 どうしてこんなに差があるのかと考えていたときに、わたしが出会ったのがこの「森のムッレ教室」です。 リーダー養成講座を受けたリーダーが、子どもたちを身近な自然に案内して、五感を使って遊び、自然の素晴らしさや不思議さを体験してもらいます。 子どもは遊びを通して、自然の循環や、動物と植物がつながっていること、つまりエコロジーを学ぶのです。 「自然感覚」と呼んでいますが、人間も動物と同じで、クリーンな空気、水、土に依存していることを自然体験を通して学びます。 自然と自分の間に関係を築き、自然を好きになってもらうようにするのです。 好きなものは、誰でも大切にします。 活動の創設者は、「自然を好きになった子どもは、将来、自然環境を守ってくれるはずだ」というビジョンを持っていたのです。 200万人の子どもが参加、「森のムッレ教室」 高見:スウェーデンでは、この60年間で200万人の子どもが森のムッレ教室に参加して、自然に出かけ、自然に親しむと同時に、動植物に配慮をすることを学んできました。 自分が自然の一部であり、自然を破壊することは自分を破壊することになるということを感覚で知った人たちが、いま、国の政治家であったり、企業のトップにいて、決定権をもっているのです。 その仕組みが、環境先進国スウェーデンを支えているのだと思います。 久山:なるほど。 何世代もかけて培ってきた自然への愛が、今のスウェーデンの政策や企業の在り方の土台になっているのですね。 彼らが自然に触れ合わずに育っていたら、今のようなスウェーデンにはならなかった。 高見:スウェーデンの有名作家シャスティン・エークマンが、「自然がそこにあることも知らなければ、なくなっても寂しく思うことはないし、それを保護することに対して興味を持つこともない」と言っていました。 緊急に自然の多様性を守らなければいけない今の時代に、なぜそうする必要があるのかを理解し、行動する世代を育てるのが大きな課題です。 久山:高見さんは、「森のムッレ」のリーダーを養成するボランテイア団体を日本でも立ち上げられたのですよね。 現在全国に約50のネットワーク団体があり、森のムッレ教室を保育園やこども園で、あるいは子育て団体、環境団体の活動の一環として取り入れてもらっています。 約500人のリーダーが、年間約1万人の子どもたちを自然に案内しています。 スウェーデンと日本以外にも、フィンランド、ドイツ、ノルウェー、ロシア、ラトビア、英国、ウエールズ、スコットランドでも活動が行われているんですよ。 わたしも各国を訪れてみて、どこの国の子どもも同じで、自然の中に出かけるのが大好きだとわかりました。 幼少期に自然環境の中で過ごす機会のあった人は、大人になってから環境への意識が高くなるのを示した研究もいくつかあります。 アメリカのある研究では、自然環境での遊びといった「野生的な生活」経験を持つ人々は、野外生活ができる環境を保護すること、またゴミ分別など環境に配慮した行動を積極的に取るということがわかっています。 環境問題が深刻化する中、世界中でもっと子どもが自然に触れる機会を得られるのを願っています。 それは自然のため、そして、子どもたちの将来のために必要なことなんです。 今後もウイルスと共生していく未知の将来に不安を感じます。 コロナ後の社会はいったいどうなるのでしょうか。 高見:もう元には戻らないと気づき、それに不安を抱いている人も多いと思います。 ここで重要なのは、受け身ではなく、コロナの前の社会よりも明るく「こうあってほしい」と思えるポストコロナ社会をイメージすることです。 今こそ、国・自治体の政治家・企業のトップリーダーは広い視野で、コロナ危機を解決すると同時に気候危機や生物多様性を守る社会のビジョンを描く必要があります。 さらに、それを達成するために今から何をしていけばよいのかというロードマップを描き、アクションプランを立ててほしいですね。 1995年から、スウェーデンへの環境視察のコーディネートや執筆活動等を通じてスウェーデンの環境保護などを日本に紹介。 元国際環境NGOナチュラル・ステップ・ジャパン代表。 現在、ヨスタ・フロム森のムッレ財団副理事長、日本野外生活推進協会事務局長。 幼児の自然環境教育「森のムッレ教室」の普及活動を支援している。 「日本再生のルール・ブック」(海象社、2003年)「北欧スタイル快適エコ生活のすすめ」(共著・オーセス出版、2000年)「エコゴコロ」(共著・共同通信社、2006年)など(共)著書、訳書多数。 高校時代に1年間AFSでスウェーデンに留学。 東京のスウェーデン大使館商務部勤務を経て、2010年に日本人家族3人でスウェーデンに移住。 現地の高校で日本語を教えている。 著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない』、訳書多数。

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