トリマ。 トリマ(充電・コード式)

TRIMA フロントローダー|日本ニューホランド株式会社

トリマ

それらの詳細に入る前に少し理屈めいたことをお話しよう。 左の図はストレートビット(普通電動トリマーに付属してくる。 )で切削している様子 を上から見た図であり、黄色い部分は切削が終了した部分だ。 トリマービットの回転方向は時計回転と決まっているので、左の壁面は刃がすくう ように切削するのに対し、右側の壁面は刃が掻き落とすように切削する。 この切削の仕方の違いは電動トリマー本体に反動として妙な力を加えてくる。 左側では電動トリマー本体を前進さ せようとするとそれに抵抗するような 力が生じ、右側では逆に本体の前 進を助けるような力が生じる。 これらが総合されて電動トリマーを 前進させようとしても、左へ左へと ずれてしまいかなりの力でそれを阻 止しようとしてもできない。 右の写真はその例で、決してこのよ うな曲線を彫ろうとしたのではない。 真っ直ぐ進めようとしても勝手にこうなってしまったのだ! このことから切断したい線に応じたガイドの使用が不可欠になってくるが、方法としては4通りある。 1.ストレートガイドを使う方法 電動トリマーに必ず付属してくる部品だがこれを使えば問題は解決するが、ガイドは必ずトリマー本体の右側にくるようにす る。 そしてガイドを切断する材料の木口面に沿わせて切削するわけだ。 もしガイドを左側に持ってきて切削すると、先ほどのトリマービットが生み出す力でガイドは木口に密着しにくくなり正確な切削 は大変困難になる。 2.直線性が確かな板材などをガイドとして使う方法 ストレートガイドを使った場合ビットの切削位置調整外になることがあるが (ガイドとビットの距離が大きい場合)、こんな時には 直線性の確かな板材 (厚さ10mm前後)を、トリマーの左側にクランプで固定しこれにトリマーの台座を沿わせて切削する。 このガイドには左へ動かそうとする力がかなり働くから、手で押さえた程度では駄目で、クランプの使用が MUSTになる。 3.ダブテールガイドを使用する方法 リョービの TRE-55にはダブテールガイドが標準で付属されているが、これは 「ならい加工」のための もので、切削する形に合わせたガイド板を薄板で作りその線に沿って切削するものである。 この場合の最大のメリットは直線のみならず曲線でもOKであることで、トリマーで任意の線に沿って 切削しようとしたら不可欠な部品である。 (右写真クリックで構造をご覧ください。 ) 尚 MTR-40KTや TRE-40の場合にはダブテールガイドはオプションとして入手可能。 4.コロ付きビットの使用 材料の角 (木口面)を成形しようとする場合にはコロ付きビットの使用でガイド切削が可能になる。 コロとはボールベアリングのことであり、トリマービットの先端にこれが取付けられている。 電動トリマーが動作中は毎分 20,000回転以上の高速でトリマービットは回るのだが、このボールベアリングを取付けることによりその外周を木口に当てて ガイドとすることが出来る。 切削する材料の木口面が直線であれば直線に、曲線であればそれに沿って曲線に切削できる 仕掛けである。 以上の4通りで意図する線に沿って切削が可能なわけだが、最初の方で述べたようにビットの右面での切削は、勝手に前進する力が生じるため角を成形するなどビットの片側で切削する場合には、必ず切削材料の右側を加工するようにしなければならない。 これらのことは電動トリマーは完全に右利き用に設計されたことを示すものだが、どうしても左手で操作したいということであるなら、手前から先の方に押して切削するのではなく、向こうから手前に引いて切削すればよいことになる。 次に守らねばならないことは、電動トリマーの台座と切削が材料との間に隙間が生じないようにすることである。 これが起きると成形面が不正形となってしまう。 第三は切削開始の時だが、電源スイッチを入れて回転数が最大に上がってから切削開始することで、間違っても切削材料にトリマービットが当った状態で電源ONとしないことである。 (材料が飛んだりビットに無理な力が加わり欠けたり危険な状態が起こり得る。 ) 前回お伝えしたようにソフトスタート機構の付いていない電動トリマーで、電源ON時に電動トリマーが発生する反動は大きいから間違っても手から外れて落とさないよう十分注意されたい。 以上述べたことを含む基本的な操作方法について リョービの TRE-55を例にした以下の写真を参考にしていただきたい。 トリマービットの固定方法。 2本のスパナを写真のように挿入しトリマービットをチャックの底まで差し込んでからそれぞれを手前の方に回転して締める。 トリマービットの出具合を調節。 ラックピニオン機構のため左のノブで微調整をしてから右の手の固定ノブでロックする。 (微調整が大変楽に出来る。 ) ストレートガイドを電動トリマー本体に中央に見える丸いノブで固定したところ。 左下のノブはガイドとトリマービットの距離調整固定用のノブだ。 切削する溝の中心と材料の端まではこの矢印の長さで決定される。 ストレートガイドを使って切削しようとしているところ。 ガイドは右側にくるようにする。 ストレートガイドではカバーしきれなくなったら直線性が確かな 10mm厚前後の板をガイドとして使いトリマー台座の左側をガイドに当てて切削する。 同じく右側から見たところ。 この写真ではガイドを手で押さえているだけだが、実際にはガイドはクランプで固定しないと容易に動いてしまう!! 切削中にガイドとの間に隙が出来たり、トリマー台座が浮き上がると成形不良になるので細心の注意が必要。 木目と平行に幅 6mm、深さ 5mmの溝を彫った。 切削面も綺麗だ! 木目と直角方向での切削は木繊維を切断するためこのようにバリが出やすいが? 替刃式木工ヤスリ ( M-20GP でこのように研磨してやれば? 簡単にこのように綺麗になる。 (上と全く同じ部分!) 紙やすりでも良いがシャープな仕上利という点で M-20GPには適わない。 コロ付きボーズ面ビット (凸曲面)を取り付けたところ。 中央下の銀色の部分がコロ(ボールベアリングであり、これを切削材料の右木口面に当てて切削する。 切削加工が終了した材料の木口面アップ。 応用例としてコロ付きボーズ面ビットを更に飛び出させるよう固定すると? (矢印部分) 片銀杏面と呼ばれる段付きの加工が出来る。 ビットの形状は沢山あるが、 mini-Shopの トリマービット欄でそれらをご覧頂きたい。 以上の解説は基本だけに限定しているが、ビットを交換してもこれらは絶対守らなければならない不変の項目であるので、しっかりマスターしていただきたい。

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コーヒーの産地、トリマ(Tolima)

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