老 いて なお 花 と なる。 NHK番組表・トップページ

「老いてなお花となる」という俳優のドキュメントを見る。: マーチャンのブログ

老 いて なお 花 と なる

その1 秘すれば花なり。 その2 初心忘るべからず。 〜世阿弥「風姿花伝」第七 別紙口伝より。 [クイズ] 創刊第一回目は、誰でも知っている有名な、この二つの名言から。 まずは、クイズです。 この言葉の正しい意味を下の二つから選んでみてください。 [正解と解説] 世阿弥は、室町時代申楽観世座の二代目太夫。 代表的な能役者であるとともに、能作家、能楽理論家として今日の能の基礎を確立した大芸術家です。 すべてで二十一作ある世阿弥の能楽理論書の内、代表作がこの風姿花伝。 「秘すれば花なり」、「初心忘るべからず」をはじめとする数々の名言・名文を含む、世界でも類を見ない芸術家自身による偉大な芸術理論書です。 各家に相伝・継承される芸道の秘伝というものは、秘して他人に知られないことにより、最大の効果を発揮するものである、と世阿弥は述べています。 秘伝されたものそれ自体は、種明かしをしてしまうと必ずしも深遠なものではない。 しかし、誰も気付いていないという、珍しさ、意外性により、感動を生む芸となったり、相手に勝つ秘策ともなる。 秘することそのものが芸に最大の花を生む秘伝である、というのがこの言葉の正しい意味となります。 役者の年齢による、その時々のもっとも旬の演技を常に忘れず、芸の種類、幅として保持し、いつでも披露できるようにすること。 初心、若年のみずみずしい舞台姿、青年期のはつらつとした芸、中年期の円熟、壮年期の老成した芸。 世の能役者、これらすべてを、年齢と芸位の進歩に従って、以前の芸を恥じては捨て、捨てては忘れしてしまうことを世阿弥は戒めます。 「花はこころ、種はわざ」ともいっていますが、初心の芸を捨て去ることは、芸に何百種類もの花を咲かせるための大切な種を捨ててしまうこと。 これらの芸は年々に来たっては去る花、すなわち「年々去来の花」であり、これをくれぐれも忘れるべからず、ということがこの句の真意です。 [本文抜粋] 一. 秘する花を知ること。 秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、という。 この違いを知ることが、花を知る重要点である。 そもそも一切、諸道、諸芸において、その家々で秘事とされるものは、秘することによって大きな効用があるゆえである。 つまり秘事は露見すれば、秘密にしておく程のものではないのだ。 これをそれほどのものではないという 者もいるが、それは未だ秘事の大きな効果を悟らぬゆえである。 まずこの花の口伝、「ただ珍しさが花なのだ」ということをすべての人が知ってしまえば、さあ、珍しいものが見られるはずだと思い期待する観客の前では、いくら珍しい芸を披露してみたところで見ている人の心に珍しいという感覚が生まれるはずもない。 見ている人にとってそれが花だということがわからないからこそ、シテの花ともなるものなのだ。 されば見る人が思いのほか面白く演じる上手だ、とのみ感じ、これが花だとわかっていないことがシテにとって花となる。 つまりは人の心に思いも寄らない感動を呼び起こす手立て。 これこそが花なのである。 たとえれば弓矢の道の手立てにも、名将の案と計らいにて思いも寄らぬやり方で、強敵にも打ち勝つ例がある。 これは負けた側から見れば、珍しさの理に惑わされて、敗れてしまったのではなかろうか。 これが一切、諸道諸芸において勝負に勝つ理である。 こうした手立ても事決して、こういう謀だったと知れてしまえば、後で批判することはたやすい。 が、前もって知らなかったからこそ負けてしまったのである。 さて、これを秘事のひとつとして当家に伝承する。 これにてわきまえよ。 たとえ秘事を明かさないにしろ、かような秘事を持つらしいと人に感づかれることさえあってはならない。 人に感づかれる時、敵であれば油断せずに用心し始めるので、かえって注意をひきつけることになってしまう。 敵方に用心させなければ、勝つのはいともたやすい。 人に油断させ勝利を得ることは、珍しさの理の大きな効果ではないか。 すなわち当家の秘事として、人に悟られぬことにより生涯咲き続ける花を持つ主となることを授ける。 秘すれば花、秘せずば花なるべからず。 さらに、十体より大事なことは、年々去来の花を忘れぬことだ。 たとえば十体とは物真似の品々のことだが、年々去来とは幼ない頃の容姿、初心の時の技、油の乗った時分の演技、壮年期のたたずまいなど、その時代時代に自然と身についた芸をすべて今、一度に持つことである。 ある時は少年や若者の能に見え、ある時は全盛のシテかと思い、またある時には、いかにも〓たけて年季の入ったように、同じ役者とは思えないような能をすべきである。 これすなわち幼少時より老後までの芸を一度にもつ理である。 それで毎年毎年、去ってはまた来る花とはいったのだ。 ただし、この位に至ったシテは、今にも昔にも見聞きしたことがない。 亡父観阿弥、若い盛りの能では、〓たけた芸がことのほか得意であったなどと聞いているのだが。 四十過ぎの能は見慣れているので間違いない。 自然居士の物真似に、舞台の演技をご覧になった時の将軍より十六、七の役者に見えたとお褒めいただいたものだ。 これはまさしく人もいっていたし、自身の目でも見たことなので、この位に相応している達人だと思ったことである。 このように若い時分には行く末の年々去来の芸を得、年とってからは過ぎしかたの芸を身に残すシテ。 これまで二人と見たことも聞いたこともないものだ。 されば初心よりこのかた芸能の品々を忘れず、その時々、用々に従って取り出だすべし。 若くして年寄りの風情、年とってなお盛りの芸を残すこと。 珍しくないはずがあろうか。 されば芸の位が上がったといって、過ぎし芸風をやり捨てやり捨てしては忘れてしまうこと。 ひたすら花の種を失い続けることとなる。 その時々に咲く花ばかりで種がなければ、手折られた枝の花のようなもの。 種があり、毎年毎年季節が廻りさえすれば、なぜまたその花に逢えないことなどあろうか。 ただかえすがえすも、初心忘るべからず。 されば常の批評にも、若いシテに「はや完成した」「年季が入っている」などと褒め、老シテには「若やいでいた」などというのである。 これぞ珍しさの理ではあるまいか。 十体をそれぞれ彩れば百色にも及ぶ。 さらにその上、年々去来の品々を今一身に持てたとしたら、どれほどの花になることであろうか。 html 拍手数ランキング 過去の発言• icon 2020年• icon 2019年• icon 2018年• icon 2017年• icon 2016年• icon 2015年• icon 2014年• icon 2013年• icon 2012年• icon 2011年• icon 2010年• icon 2009年•

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しばらく鳴りを潜めていた「こうすればもっと~になるだろう」という考えが やって来た。 一つの病気のようなもの。 今回は机コーナー。 そのためのシュミレーションが頭の中でうごめき始めると勉強が手に着かない。 4日に思い始め、実行できる日を探す。 水曜日5日の午後は空いていたので、 その日にやることにしたが、頭の中で考えるだけでも大変だった。 右側にあるボックス棚その下になる昔のレコード全集が入っていたケースを机の前へ。 そしてそこにある薄型の本棚二つを右手側へ。 右と左の癒えれ替えと言っても 本を取り出して空にして、飾っている小物を空き箱に入れて・・等々。 実行してみると6畳の部屋は本と諸々で足の踏み場もない。 一番の変化はいままで、昔の下駄箱の引き戸を2枚使った私の簡易机を、1枚だけに したこと。 本の幅があればいいのだから。 鏡はあまり見たくないのだが、英語発音のための必需品。 口の形・舌の位置などをチェックするため。 「老いてなお花になる」 机の前に今回はったメモは、俳優根本順吉さんのドキュメントの題名から。 片付けの大体を終えて、洗濯物をたたみながら見たテレビ番組。 90歳になった その方の役者としての執念の姿。 題名が「老いてなお花になる」。 すごかった。 記憶力と体力の限界と戦われるその姿に感動し、また老いるとは こんなことなんだとその現実を見せつけられた。 そして片付けの途中出てきた ターシャ・チューダさんの切り抜きを貼った。 彼女も90歳以上まで生きて その素晴らしいガーデニングと絵本作家としての生きざまを見せてもらった。 今まで後生大事に取っていた英検の問題集、書類を中ゴミ袋3ばいほど捨てる。 必要なものを10冊だけ残した。 そして諸々のごみを出すと、かなり断捨離もできて すっきり。 そして机もばらして、隅々にも掃除機をかけて雑巾がけをして、気持ちまで すっきり。 予測通りに出来上がり、そこで写真を撮る。 ここまでが私の趣味の一つ。 でもとても疲れた。 このコーナーだけ完了するのに4時間近くかかった。 まだ捨てきれないでいるがらくたも段ボール箱に2個分部屋の隅の残っている。 一か所動かすと余波が生じるものだ。 クローゼットインにしている物置も 片付けの必要性が出てきた。 そこまで完了するにはまだ1週間は、かかりそう。 そこもやはり1年使わなかったものは、衣類もバッグも小物も処分しなければ。 終活のためにいづれ自分が使う棺桶を早めに買って、日常の中で、 衣装箱として使うとか、そこに入って瞑想とかするという番組もちょっと見たが これはあまりしたくないと思った。 怖いのではない。 場所もないし、そんな時間があったら 勉強したいからだ。

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偶然 TVを付けると放映されていた。 脇役の俳優で名前を・・・織本順吉という。 顔は随分と知られている俳優さんなのに名前を知らなかった。 今回初めて名前を覚える事に。 順吉さんの長女さんが5年に渡り順吉さんの老後を撮影している。 老いるとは…こんな事になるのだ!!!という内容でした。 自分&撮影者の長女さん&奥様との日々の暮らしの中の葛藤が映し出されています。 良い事ばかりではなく、お互いに苦しくなって言い争いがあったり・・・、 身体はどんどん老人の姿になり、心は折れやすくなっていく。 生まれたての赤子は時間と共に希望が、喜びが増えて行きますが、 老人は悲しみの方が増えて行きます。 私の母はこの21日で99歳となりました。 コロナウイルスの関係で面会が出来なくなっています。 さぞ 寂しがっている事でしょう。 沢山思い出を作って老後を楽しく・・・なんて思っていましたが、 思い出だけじゃ~生きていけないって歌があります。 老後を考えると・・・「私はどんな老後を送るのだろうか?。 」 切ないドキュメントを見たり、母の現状を見たりして生き方を考えさせられましたが、 順吉さんの最後まで俳優という信念が撮影を可能にしたと思いますし、 母の生きる力の凄さを教えられたと思っています。 これこそがタイトルの・・・「老いてなお花となる。 」なのでしょうね。 こんばんは。 私の施設でも2月下旬から面会を中止にしています。 もうすぐひと月になりますがまだ再開は出来なくて、心苦しく思っています。 お母様と面会できなくてご心配ですよね。。 ウチの利用者様で、毎日食事介助に来ていた夫が来られなくなりみるみるうちにやせ衰えてしまった方がいます。 あまりにお気の毒なので一日1回だけ食事介助無しで面会を許可したところ数日で元気になられました。 生きていく上で精神面がいかに大きいか、再確認した次第です。 逆に言えば、施設から特に何も連絡が無ければ利用者様はお元気だと言えますね。 ご家族様の中には美しい絵はがき等を連日送ってくださる方もいます。 それでもお寂しいことと思いますが。。 条件付きででも面会出来るように、一日も早く日常が戻る様に祈っています。 投稿: ミミ.

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